しろのたつみ



卓球について考えたこと、
気づいたこと(レベル低いです)
を中心に中級者の視点から綴っていきます。




卓球用具代用考

当ブログでは皆様からの寄稿を募集しております。卓球について意味のある主張を発表したい方はshirono.tatsumi◯gmail.comまで原稿をお寄せください。

コメントについて:
コメント欄は他の読者が読んで意味のある情報交換の場としてご利用ください。当ブログの方針(察してください)に沿ったご意見は公開します。返信しにくい場合は公開のみとさせていただきます。指導者ではないので、技術的な質問には答えられません。中傷等は論外です。なお、メールアドレスは公開されません。

卓球用具代用考(ヤスリ)

アコースティックCのブレードをなでてみると、スベスベ、サラサラであった。インナーフォースZLCのブレードもサラサラだった。木でできているはずなのに、ちょっと擦りガラスっぽい硬質な肌触りである。

accorstic02
独特な形状のブレード、アコースティックC。なんだか四角い。

accorstic01
写真では分からないが、ブレードの肌触りがとても良い。

安いラケットだとこうはいかない。モロ木材といった感触である。高級なラケットのブレード(上記以外のものはあまり触ったことはないが)は肌触りがよく、ラバーを剥がすときにささくれたりしにくいものが多いと思われる。これはどういう加工なのだろうか。目の細かいヤスリでひたすらこすれば安いラケットのザラザラしたブレードもサラサラになるのだろうか。あるいは特殊なニスを塗らないとこのようなサラサラ感は出ないのだろうか。もし安いラケットでも、こすれば光るということなら、仕事の合間にでもゴシゴシこすってみようかしら。ただ、そんな素人考えでブレードをこすりまくって、ブレードを傷めてしまわないか心配だ。

hyotan

烏丸三条上るに京都伝統工芸館という施設がある。平成15年開館というから、約10年前からあったということになる。地下鉄烏丸御池駅のすぐ近くという好立地にもかかわらず、その存在にまったく気づかなかった。もう少し広報活動を積極的にしたほうがいいのではないかと心配になる。

電話: 075-229-1010
料金: 一般:300円 団体5名以上:200円 学生・シニア(60才以上):100円 和服:無料
(2014年現在)
 
ここの3階にはそれらの専門を学ぶ大学生が仏像や漆塗り、蒔絵作成等の実演をしており、どのような工程で作成しているか、いろいろ質問に答えてくれる。そこで木工をしている学生さんに、ラケットを見せて木材の仕上げについて質問してみたところ、いろいろ勉強になったので、そのやりとりの一部を紹介したい。

Q このラケット(私が持参したもの)のようなサラサラ、スベスベの肌触りはどういう仕上げで実現できるのか。特殊な機械やニスでないと実現不可能か。

A 紙やすり(1000番以上)で丁寧にこすれば可能だと思われる。

Q 一般的な水性ニスをつけたほうがいいか。

A ニスがなくても可能かもしれないが、薄くニスを塗ったほうがいいかもしれない。

Q 砥石でこするのはどうか。

A 砥石は木材の仕上げを想定していないかもしれないので、紙やすりのほうが無難である。

ということで、紙やすりでもなんとかなりそうだったので、100円ショップで探してみたが、目が細かいものでも、せいぜい240番までしか売っていなかった。文房具屋で400番の紙やすりを1枚80円ほどで買ってみたが、荒すぎてブレードの仕上げには全く使えなかった。そこでアマゾンで1000番以上の紙やすりを探してみると、1500番、2000番といったものが数百円で売っていた。
しかし、ここまでの細かさなら、わざわざ紙やすりでなくともいいのではないか、と思い、メラミンスポンジというのを100円ショップで買ってきた。

meramin

前記事「卓球用具代用考(ラケットコート)」で100円ショップの水性ニスを使ってみた。後日、TSPのラケットコートも試してみたが、仕上げにそれほどの違いは見られなかった。ラケットコートの方がややサラっとした感じになるが、値段を考えると水性ニスで十分だと感じた。

coat

そして水性ニスを塗ったブレードをメラミンスポンジで10分ほどこすってみた(乾燥したまま、あるいは水につけて)。すると、私が求めていた肌触りにかなり近い状態になった。

【まとめ】
ラケットのブレードをスベスベの肌触りにするには、水性ニスを塗って、メラミンスポンジでこすると効果的である。市販の高級ラケットの肌触りと完全に同じというわけにはいかないが、かなりいい感触である。
まだ試していないが、グリップの黒ずみや汚れ落としにもメラミンスポンジは効果があるのではないだろうか。

【付記】
他にも木材についていくつかおもしろいことを聞いたので紹介したい。
学生さんによると、木によって狂いが大きいものと小さいものがあって、木は水分が抜けると、反ってくるのだという。そういえば、スティガのローズウッドXOという高級ラケットは切り出してから長期間(外板を約4年間)寝かせた木材を使用しているという。これなら数十年たっても合板の板が剥がれたりしにくいと思われる。

rosewood_xo

【追記】140315
メラミンスポンジを濡らしてこすると、効果は絶大である。しかし、絶大すぎて、ラケットコートをほぼ完全に削りとってしまった。くれぐれもこすり過ぎないよう注意が必要である。 

中国で買った怪しい接着剤―「接着の日」にそえて

有機溶剤は試合で使ってはいけません。安易に使用すると、人間性を疑われかねないので注意しましょう。

今日は9月29日。
クッツクという語呂合わせから、今日は「接着の日」ということらしい。そこで接着剤のお話。

先月、中国に一時帰国する人(非卓球人)に卓球関係の買い物を頼んだ。
中国卓球事情にまぁまぁ詳しい人によると、ラケットやラバーはちゃんとしたものを買うと、日本で買うのとそれほど差はなく、うまみがないというので、結局接着剤を頼むことにした。 接着剤の値段というのもバカにならない。
FZ100
上のファインジップ100が2000円弱。

今、話題のクイック&イージー950mlで8000円弱。
qe
しょっちゅうラバーを張り替える私としては、1Lあると心強い。しかし8000円といえば、良いラケットか、ラバー2枚は買えるではないか。それが中国なら1L近い接着剤が1000円ぐらいで買えるとしたら、お得ではないか。

それで買ってきてくれたものがこれである。

SN3B0613


”Professional table tennis adhesive”と書いてある。”adhesive”というのは「接着剤」の意らしい。
裏を見ると、

Usage
evenly glue on sponge 3-5 times and on racket once.
naturally dried and then adhibit.
the effect last for 1-2 hours.

SN3B0614


"adhibit" はおそらくラバーとブレードを貼り付ける意だろう。
ただ、最後の一文「効果は1~2時間持続する(ここは "last" ではなくて "lasts" では?)」というのは尋常な接着剤じゃない気がする。成分をみると、天然ゴムと「高純度有机溶剤」とある。
不審に思ってその中国の方に「これは接着剤じゃないんじゃないですか?」と尋ねると、「スポーツ店で卓球コーナーに行って、粘着剤をくださいと言ったら、これを勧められた」というのだ。中国ではこれが普通の「接着剤」ということだろうか。もしかしたら、これが噂の補助剤だろうか?値段は250mlで1000円未満だという。

実際にラバーに貼ってみた。補助剤というのは、「補助」というのだから、おそらく接着剤に混ぜて使うのだろう。しかし、これはそれ自体で接着力があり、昔の接着剤のような感じだった。白濁液ではなく、半透明なシャバシャバした液体。

SN3B0615


補助剤というのは有機溶剤の検査に引っかからないからこそ問題視されているのだから、これは補助剤ではなく、単なる(旧基準の)接着剤かと思われる。

ギリギリラバー全体に行き渡る程度に軽く塗ったところ。少し反っている。キョウヒョウ3にベットリ塗ってみたが、そちらはもっとハデに反っていた。

SN3B0616

SN3B0617

接着後、軽く球撞きをしてみたのだが、言われてみれば少し弾むようになったかもしれない。キョウヒョウ3のほうはベッタリ塗ったので、かなり弾みが増していた。数字で違いを表せれば一番いいのだが、それもできないので、感覚的な印象になってしまうが、1.5倍ぐらい弾むようになった気がする。しかし、弾む用具を使うとスピードが出すぎて、ミスを連発するわ、相手がとれず、ラリーが続かないわで、あまりメリットがないので話のネタに使う程度にとどめておこうと思う。

ファインジップ100が2000円ほどと考えると、この違法接着剤は250mlで1000円弱なので、お得感はあるかなと思う。ただ、ゴムのりと比べると、値段にそれほど違いがない(「卓球用具代用考―グルー」)ので、お得感は薄い。

【追記】130930
バタフライの新製品「フリー・チャック2-L」というのが100mlで定価1575円とのことである。実売価格は1300円ほどかと思われるが、ファインジップの定価が100mlで2205円というのに比べると、かなり安くなっている。この調子で接着剤の低価格化が進んでくれたらいいと思う。

【追記】 131104
水谷選手の補助剤に対する思いが以下のページに綴られている。
Number 815号
この記事を読むと、補助剤の問題がいかに深刻かが分かる。私は今回、旧式の違法接着剤を1回塗布したのみだが、それでも弾みが増した気がする。これを数回塗ったらどれだけ弾みが変わるのだろうか。

補助剤を塗った選手との試合を100m走にたとえれば、スタートラインの10m先に相手のスターティングブロックが設置されているようなものなんです。

世界トップレベルでは、それほど試合に大きな影響が出るとは…。そのような補助剤が横行する中で、世界ランキング一桁を維持していた水谷選手の実力というのは底知れない。もしラバーの弾性を制限するようなルールが成立すれば、水谷選手は世界チャンピオンも夢じゃないのではないか。

【追記】131201
中国人の、卓球事情に詳しい人によると、「中国の卓球用具はすべて日本より高い」そうなので、日本で買ったほうが安いとのこと。 「中国の卓球用具」が何を指すのかあいまいだが、中国で打っている日本製の卓球用具という意味か、あるいは中国で売っている日本製と同程度の品質の用具という意味かと思われる。ムリに中国で買う必要はないようだ。

卓球用具代用考―ペン立て

うちに子供が工作の時間に作ったペン立てがあった。

SN3B0609

これがなかなかやっかいなもので、肉厚なため、容積が小さく、とんでもなく重い。紙コップのほうがはるかに使い勝手がいい。しかもデザイン的にも、スタイル的にも美しくない。しかし、子供の作ったものなので、捨てるわけにもいかず、持て余していたところ、非常に有意義な使い方を思いついた。

SN3B0608

ラケットコート(といっても、100均で売っていた水性ニスだが)を塗布して、乾燥するまで挿しておく土台として最適だったのである。口が小さいので、ラケットが倒れない。しかも無意味に重量があるので、安定性抜群である。

SN3B0610

さらにこうすれば、まさにペン立てになる。

世間では接着剤やラケットコートを塗ったラケットをどうしているのだろうか。接着剤なら片面ずつ塗って放置しておくのもわかるが、ラケットコートの場合は片面ずつ塗って乾かすのはシンキクサイ(関西弁)。このような用途のグッズが各社から発売されていないのは意外である。「のばしっこ」のような、わざわざ買わなくてもいい(ラバークリーナーを転がして使えばよい)ようなものまで製品化している卓球メーカーなら、このような「ペン立て」を製品化してもよさそうなものだが。
nobasikko

うちにある不要になったものがリユースとして、有効に使われるというのはとても気分のいいものである。ただし、この「ペン立て」は相当重量があり、安定していないと役に立たないので、一般的なペン立てでそのまま代用することは難しいだろう。



 

卓球用具代用考―ラバー保護フィルム

卓球のラバー保護フィルム(メーカーによって「ラバープロテクター」「ラバーレスト」「ラバー保護シート」「吸着シート」等とも呼ばれる)は高い。プラスチック製の透明なシートが1枚100円以上する。ニッタクの「ぴたエコシート」にいたっては1枚あたり400円近くもするのだ。
ぴたエコシート

 






ぴたエコシート(ニッタク) 定価525円


このぴたエコシートを触らせてもらったが、柔らかくて湿っていてラバーにピタッとくっつくスグレモノである。しかし高い。10枚入って500円というのなら、買ってもいいが、1枚500円となると考えてしまう。TSPなどの粘着性のラバー保護フィルムが1枚100円ほどで買えるが、粘着シートはすぐホコリがつくので、できれば粘着がない方がありがたい。

nenchakushito







粘着保護シート(TSP) 定価210円(2枚入)

「そんなもの本当に必要なのか?使ってない人いっぱいいるぞ。」という向きもあるだろうが、私には必要なのだ。というのは私はムダに安いラケットやラバーをたくさん持っている。ラケットを1~2本しか持っていない人はそのラケットを集中して使うので、打球によってめでたくラバーが寿命を迎えられる。
しかし私の場合はそれほど練習量が多いわけでもなく、使っていないラケットやラバーがたくさんあるので、それらが使われずに放置され、劣化してしまうのは忍びない。ゴムは空気に触れると劣化するのだという。そうすると、今この瞬間も保護フィルムをつけていないたくさんのラバーたちは劣化しつつあるのか!と思うと居ても立ってもいられなくなってしまう。早急に保護フィルムの代用品を探さなければ。
ただし、このへんは人によって意見が違うようで、空気による劣化というのは数年経過しないと分からないほど微々たるもので、ラバー保護フィルムの真の役割はラケットケースの中でラバーが擦れて劣化するのを防ぐとヤフー知恵袋に紹介してあった。知識がないのでこの意見が正しいかどうか判断できない。

まず思いついたのは文具店などで1枚10円ほどで売っているクリアファイルである。売っているというか、社名・店名入りのものなら、タダで配っている。うちにもたくさんあるのだが、これは問題がある。反るのだ。無地のものはそれほど反らないが、派手に着色されているものはすぐ反ってくる。
同じような材質でブックカバー(10枚100円ぐらいのやつ)も同じような感じでダメだった。

次に試してみたのはクリアポケットファイルである。クリアファイルよりももっとペラペラで、20ぐらいパンチの穴が空いているやつだ。値段はクリアファイル以下。しかし、ペラペラなので、シワになったり、非粘着ラバーではすぐに剥がれてくる。

もっと硬質で厚手で安いものがないものだろうか。

プラスチック製の下敷きはなかなかよさそうだが、1枚100円ぐらいであまり安くない。
そこで私が試してみたのがラミネートコーティングフィルムである。

SN3B0597









 





ダイソーで105円で売っていた。写真やカードなどをラミネート加工(パウチ加工)するためのフィルムである。この手のフィルムには専用のラミネーターで熱して密封するものと、ラミネーターが必要ないタイプのものがある。私が買ったのは後者である。ラミネーターを使うものはペラペラすぎたので、試していない。
わずか3枚で105円はちょっと高いかと思うが、満足の行く買い物だった。

まず、硬くてしっかりしたプラスチックの板に薄いペラペラのビニールが貼り付けてあり、写真などをその2枚の間に挟んで使うらしい。プラスチックの板は私が想像していたとおりの硬さで、プラスチック製の透明な下敷きよりも少し薄いぐらいである(材質はPET100%とある)。
A4でラケット2面分の面積があるので、合計6面分のラバー保護フィルムができる(ペラペラのビニールフィルムも使うなら、12面分)。
そして驚くべきことに、このプラスチックの板は粘着性だった。つまり粘着保護フィルムができるわけである。私は今は粘着ラバーを使っていないので、粘着が付いていないほうがありがたかったのだが、ネットで調べてみると、粘着フィルムというのは非粘着ラバー用で、非粘着フィルムの方が粘着ラバー向けらしいのだ。…え?
つまり、粘着+粘着だと粘着力が強すぎてよくないのだという。粘着フィルムというのは粘着を強めるためのものではなく、非粘着ラバーにフィルムを貼ると、剥がれやすいので粘着物質が付いているのだという。

まとめ
ラミネートコーティングフィルムはコストパフォーマンスが高いのと、入手しやすさとでオススメである。ただし、粘着がラバーに悪影響を与えないかどうか、検証していないので、それは自己責任で。
 

卓球用具代用考―シューズ

卓球シューズは安いものは3000円台前半から、高いものは1万円を超える。
以下のシューズは最安ラインでジャスポで送料抜きで3000円台で購入できる。

AKビート






AKビート(ニッタク)

アストール






アストール(TSP) 

Gプロ






Gプロ(ヤサカ)

 Gプロは見た目がダサいので却下。TSPかニッタクの2択だが、私はTSPのアストールのほうを愛用している。そして値段を除けば特に不足を感じていない。これらを購入すると、送料を含めれば5000円弱となる。ちょっと高い気がする。

全国レベルの選手は、少しでもフットワークを改善できるならと、以下の1万円以上の高級シューズを選ぶのかもしれない。

アタックブレードライト3






アタックブレードライト(アシックス)


エナジーフォース11






エナジーフォース11(バタフライ)

ウェーブドライブエース






ウェーブドライブエース(ミズノ)

これらの高級シューズがどれほどフットワークを改善するのか、私は履いたことがないので分からないが、きっと動くのが楽しくなるようなすばらしい効果があるに違いない。だが、私のような貧乏人にはまったく別世界の話である。1万円どころか、5千円のシューズでさえ高いと感じているのだ。もう少し安いシューズはないだろうか。できれば「置きシューズ」というのを職場や学校などに置いておいて、ラケットさえもっていれば、いつでも卓球ができるような環境がほしい。幸いシューズにはJTTAの理不尽な縛りがないのでどんなシューズでもOKである。学校の上履きでも試合で使える。

卓球に適したシューズにはいくつかの条件がある。

・軽い
・底が薄い
・柔らかく、足にフィットする

以上の条件を満たすものとして私が選んだのは地下足袋である。

SN3B0584









力王「実用地下足袋

現在、地下足袋市場は力王と丸五という2大ブランドによって占められているらしい。地下足袋の歴史を繙けば、久留米の石橋さんという人が足袋にゴム底をつけたものがその嚆矢で、石橋さんの弟が車のタイヤ事業に乗り出し、大成功を収めたのが現在のブリヂストンだという。

最近の地下足袋にはエアークッションを取り入れたものもあり、農作業だけでなく、祭りや街履きに特化したものもある。

エアージョグ
















エアーたびフィット


















私もいずれこれらの高級モデル(といっても3~5千円ほど)地下足袋を履いてみたいと思うが、とりあえずオーソドックスで実用的な力王の「実用地下足袋」というのを購入した。この地下足袋はネットショップで2000円弱で購入できる。私は山科区のホームセンター、ケーヨーD2で1000円ほどで購入した。これはたぶん激安である。1000円前後なら、たとえハズレでも惜しくはない。
もう少し高いもので「軽快地下足袋」というのもある。
軽快地下足袋
実用地下足袋は防水加工が施されており、蒸れやすそうだ。予算が許すなら軽快地下足袋のほうがいいかもしれない。
力王の地下足袋は少し小さめにできているらしい。私の足のサイズは26.5ぐらいなのだが、27センチを買ってちょうどよかった。

地下足袋は底が薄く、軽い。そして足にフィットする。靴ヒモの代わりにコハゼという金属製の爪を引っ掛けて足に固定するのだが、私が購入したのはコハゼが5枚のタイプで、くるぶしが隠れる程度である。
お見苦しいものをご覧に入れて恐縮だが、実際に履いている感じは次のようなものである。

SN3B0587








 
SN3B0588









SN3B0591









SN3B0590









コハゼを引っ掛けるヒモが三本あり、足の太さに応じて掛けるヒモを変えれば、足が太い人でもフィットさせることができる。ただし、普通の靴下では履けないので、今回は裸足で履いてみた。ちょっと反復横跳びをしてみたのだが、グリップ力も十分だった。卓球シューズと比べて何ら遜色はない。そして裏地が紺色というのがカッコイイ。7枚コハゼで上の3枚ぐらいを引っ掛けず、めくって裏地を見せて履くと、ちょっとイキかもしれない。

今日一日これを屋外で履いていたのだが、機能性には全く問題がなかった。タフな農作業での使用を想定しているので耐久性も問題ないはずだ。ただ、裸足で長時間履いていると、足指の股がこすれて痛くなってくる。やはり足袋なり、足指の独立した靴下なりを履かなければならないようだ。

私は以前、バレーボールの靴を履いていたこともあるのだが、バレーボールの靴は底がやや厚く、やや重い。卓球にも十分使えるのだが、素早い動きなら、卓球シューズに軍配が上がる。地下足袋は卓球シューズに勝るとも劣らない機能性を持ち、安価で耐久性にも優れている(見込み)。親指のグリップしやすさは卓球シューズを凌駕している。さらに粋でイナセな足元を演出できる。地下足袋は何か熟練した技術を連想させる。
惜しむらくはカラーバリエーションが貧弱なことである。黒と白、濃紺しかない。もっとカラフルな地下足袋もあることはあるのだが、値段が数倍に跳ね上がるので、おすすめできない。
なお、地下足袋については以下のブログが詳しい。
ヤマレコ

【まとめ】
地下足袋は卓球シューズに必要な条件を満たし、かつ安価で親指のグリップを使いやすいという利点がある。ちょっと注目を集めてしまうかもしれないが、貧乏人やファッションにこだわりのある人には、ぜひおすすめしたい。チームで地下足袋で揃えたら、ちょっと不気味さ(凄み)が漂っていいかもしれない。

【追記】2013/8/11
5本指靴下を履いて地下足袋を履いて第63回全日本実業団卓球選手権を観戦に行ってしまった。
靴下の上に地下足袋を履くと、まるで誂えたようなパーフェクトなフィット感。こわい、自分の農耕民族の血がこわい。おそらく今時の若い人の日本人離れした足型には力王の地下足袋は合わないかもしれない。
会場ではたぶん「なにあの人…」という冷たい視線を浴びていたと思うが、地下足袋を広めるために恥ずかしさをおして歩きまわった。足指の股も痛くならず、歩きやすかった。

卓球用具代用考(腰袋)その2

腰袋を買ってみた。

SN3B0292_0001
SN3B0293_0001

「朱鳥 腰袋2段 工具差付 中」 800円

40ミリのボールが30個ぐらい入る。シェークのラケットなら3本入る。
しかしこれにはフックもベルトも付いていないので、100円ショップでスーツケース用のベルトを買ってきて、つけてみた。ギリギリまで短くしたが、少しゆるい(女性や痩せている人にはユルユルだろう)。まぁ、なんとか使えそうだが、ふつうのベルト(幅広のタイプ)を使用することをおすすめする。

購入したのはシマコーポレーション
http://www.sima-corp.jp/index.jsp
ホームセンターよりもさらにマニアックだ。ヘラやハケ、ネジ、ドリルなど、ホームセンターよりもずっと充実している。腰袋のバリエーションも豊富だ。普通に町中を歩けるようなものもある。Deviceのシザーケースのようなしゃれているのも1300円ぐらいだった。値段も500円から2万円以上のものまでと幅広い。
それ用のベルトも売っていたが、400円~と割高だったので、100円ショップの旅行かばん用のベルトで済ませた。店員さんによると、700円ほどのベルトなら、重い工具をぎっしり入れても大丈夫とのことだった。しかしピン球なら100円のベルトでも十分だろう。
ケース全体が固く、口が大きく空いているので、手を入れてボールを取り出しやすい。ただ、ボールをいっぱいにして激しく動くと、ボールがこぼれそうな気がする。フタ代わりのものをとりつける必要があるかもしれない。

まとめ
腰袋はポケットのない短パンを履くときに重宝する。ボールを一度に20個以上入れられるからだ。外殻もしっかりしていて、ボールが取り出しやすい。しかも1000円ほどで買えるので、コスパも高い。ただ、激しく動くとボールがこぼれやすいという欠点がある。

追記
先に挙げたDeviceというブランドのシザーケースというのも買ってみた。
514-9RXhkxL__SX395_
Device 「クロスロード シザーケース」1995円

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9-DEVICE-%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%80%90%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB%E3%80%91-LCC-76019KH/dp/B0013HFHKW/ref=pd_sim_shoes_1

買ったばかりなので、耐久性は分からないが、こちらもなかなか重宝している。財布、ケータイ、ipod、などをポケットに入れていると、ポケットがいっぱいになって不恰好だ。さらにカメラや電子辞書、筆記用具などを入れようとしたら、ズボンが「ボンタン」のようになってしまう。
このケースにはベルトとフックが付属しているので、ジャージにも付けられるし、ふつうのズボンのベルト通しにフックでぶら下げてもいい。ガジェット等をすべてを入れるには小さいが、財布、ケータイ、ipodぐらいなら、余裕で入る。40ミリボールも10個以上入りそうだ。しかしこのケースの本当にすばらしいのは、財布が要らなくなるということだ。つまり、このケース自体が財布になってしまうのだ。これは目からうろこだった。チャックの付いたところにカードやお金を入れ、口が空いたポケットにはケータイやipodなどを入れるのだ。

卓球用具代用考(腰袋)

ホームセンターに行くと、いつもワクワクする。
「男の道具」がたくさんあるからだ。ドライバーやらノコギリ、ペンキや接着剤…
それらはどれも実用的でタフだ。しかも驚くほど安価だったりする。仕事用のツナギや安全靴などは実に安い。それでいて丈夫だ。

私は卓球をする時、サッカーのショートパンツを履いていることが多い。サッカーパンツは卓球パンツよりもしゃれているものが多い。しかしポケットがついていないものが多い。そうすると困るのはボールを多数持てないことだ。いちいちボールを拾いに行かなければならない。それでいつも左手にいくつも球を持っているのだが、せいぜい4球ぐらいしか持てない。

そこでウェストバッグをつけてみた。10球以上楽々入り、なかなか便利なのだが、横長で腰に巻くと、平べったくなってしまい、球を取りにくい。そういえばよく若い人がケータイや財布などを入れておく、筒状のバッグを腰につけているのを思い出した。いろいろ調べてみたら、あれはチョークバッグというらしい。

unnamed
unnamed1

これはなかなかしゃれている。球もたくさん入りそうだ。これを練習中に腰につけておけば、ポケットがないパンツを履いても問題ない。ただ、ちょっと小さめだ。

さらに調べていくと、腰袋というものに行き着いた。

http://kozuchi-net.com/wp/wp-content/themes/kz01/pdf/13_elec_daiku.pdf

万能型腰袋、電工袋、釘袋というのがよさそうだ。これは無骨ながら、頑丈そうで球をザクザク取り出せて便利そうだ。
この会社のキャッチコピーがいかしている。

「親父の代からコヅチ一本だよ」

シビレる~。

私はラケットをいつも2~3本とっかえひっかえしているので、ラケットを入れるのにも便利そうだ。
今度の週末、ぜひホームセンターで試着してみようと思っている。



卓球用具代用考(乾燥剤 その1)

表ソフトの人にとって湿気は大敵だそうだ。それどころか、表ソフトはしばらく打ってラバーが暖まってこないと調子がでないということも聞いたことがある。
前者の問題には乾燥剤で対応できそうである。後者の問題には使い捨てカイロで対応できるのではないだろうか。そこで今回は前者の乾燥剤について考えてみたい。

wikipediaによると、乾燥剤は大きく分けて2種類あるらしい。
一つは化学反応などによって乾燥させるタイプ(石灰等)。
もうひとつは物質に細かい穴が空いていて、そこに水分を取り込んで乾燥させるタイプ(シリカゲル等)。
どちらもノリやクッキーなどに使わせれているように人体に害はないらしい。

ノリにはかなり大きな乾燥剤が入っている。シリカゲルはあまり大きなものがなさそうである。

乾燥力の強さでいうと、石灰のほうが強力らしい。石灰ははじめはゴツゴツしているが、それがサラサラになると乾燥力がなくなるらしい。

こういう乾燥剤が個人で使い切れないぐらい大量に、しかも安価で買えないものかと思い、アマゾンで探してみた。(10円未満は切り上げ)。

石灰の乾燥剤

sekkai kansou

食品用乾燥剤 20g*6袋入 500円~

よく海苔に入っているヤツである。たった6つで送料込み600円はコスパが低い。

camera kansou

ハクバ写真産業 強力乾燥剤 キングドライ 3パック KMC-33S  530円~

全部で12パック入っているというが、これもコスパが低そう。カメラでも乾燥は重要な問題らしい。こういう乾燥剤を下のような箱に入れて、カメラを乾燥状態に保つらしい。

dry box
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L スモーク KMC-39  1320円~
もっと高いものなら、湿度計が付いているのもあった。


次にシリカゲルの乾燥剤を挙げてみる。

siri


なんでも除湿シリカゲル 20g×20個入り 740円~
これもあまりお得感がない。もっとドバーっと使い切れないぐらい入っていて、数百円というものはないのだろうか。

そこで見つけたのが猫砂である。

neko suna


ジョイペット シリカサンドクラッシュ 4.6L  590円~

これだけドバーっと入って600円以下(送料込み)というのはコスパが高い!天然素材から作られているということで、土に埋めると土に還るそうである。ついでに消臭までしてくれるらしい。
シリカゲルというと、青等の色が付いているイメージがあるが、これは無着色なので真っ白である。形も一定しておらず、適当に砕いただけ。これと、「しっかりパックX型」(卓球用具代用考(ラケットケース)参照)を組み合わせてドライボックスを作ってみた。

120324_1957~01

卓球用具代用考(ラケットケース)


入れたラケットは30年ぐらい前のスティガの高級ラケット「ヨハンソン」。バタフライのカーボンラケット(当時8000円)よりも高く、おそらく当時最も高かった(9000円)。昔はとても弾むラケットだと感じたが、久しぶりに使ってみると、重くて全然弾まなかった。キョウヒョウを貼っていたというのもあるが、ものすごい重量感である。
これをドライボックスにしばらく入れておいたら、もっと弾んで軽くならないものだろうか。ちょっと寝かせてみようかと思っている。

さらに湿度計を入れたら、もっと楽しいかもしれない。

41i8vqg5spL__SL500_AA300_


EMPEX (エンペックス) 温・湿度計 高精度UD(ユニバーサルデザイン) 温・湿度計 EX-2831
1500円~

ただ、安い湿度計は精度が悪くあまり当てにならないらしい。しかもでかい(CDサイズ)。

また、乾燥剤は臭くなったシューズやバッグなどにも使えそうで、重宝しそうである。

卓球用具代用考(ラケットコート 後編)

前回、ラケットコートの代わりに100円ショップで買った水性ニス・油性ニスをラケットに塗り、それにラバーを貼って、剥がしてみた。その顛末を簡単にまとめてみる。

改めて説明すると、水性ニス・油性ニスをラケット1本ずつに3度塗りしてみた。
水性ニスは表面がザラザラする程度でわりと均一に塗れたが、油性ニスは凸凹になってしまった。
油性ニスのほうはヤスリで仕上げをして、凸凹を目立たなくした。油性ニスは慣れないと扱いが難しいかもしれない。

結果、水性ニスを塗ったブレードには薄くニス層ができ、油性ニスを塗ったブレードには厚いニス層ができ、明らかにラケットの表面がはがれにくくなっている感じだった。
ゴムのり、公認接着剤(ファインジップ)で塗ってみたが、問題なく貼れたし、剥がすのも楽だった。
ただ、逆に簡単に剥がれやすくなりすぎた感じがする。
初め、薄めにファインジップを塗ったら、くっつきにくかったので、厚めに塗って、さらに20分ぐらい乾燥させて貼ってみたところ、ちゃんと貼れた。ゴムのりの方は問題なかった。

今のところ、水性ニス・油性ニスを塗ったブレードはどちらも問題ない。弾みが変わるという人もいるが、あまり体感できなかった。同じラケット・ラバーで塗ったほうと塗らないほうを用意して比べてみたら、体感できるのかもしれない。
これでブレードの表面の板が剥がれるとか、ささくれるといった心配は全然なくなったので、所期の目的は達成できたと思う。

「ラケットコート」あるいは「ラケットプロテクト」の代わりに水性ニスはオススメである。
ただし、大きい試合などで違反にならないかどうかは分からない。油性ニスのほうはかなり危なそうである。

【追記】油性ニスを薄めに重ね塗りしてみたところ、とてもきれいに塗れた。かなり厚い層ができた。コツは、スプレーを30センチほど離し、噴射を始めるときには直接ラケットに当てず、横に移動させながらラケットに当てるのである。
ラケットを買うたびに水性ニスを2度塗りすることにしているのだが、経験上、1グラム前後ラケットの重量が増えるかと思われる。

【追記】 131002
市販のラケットコートはまだ使ったことがないのだが、人のラケットで市販のラケットコートを使ったと思しきブレードを触ったことがあるが、100円水性ニスとは格段に違うタッチである。サラサラすべすべなのだ。水性ニスも値段を考えたらいい仕事をしていると思うが、大切なラケットにはやはり市販品を使用することをおすすめする。
 

卓球用具代用考(ラケットコート 前編)

今回はラケットコートについて書いてみようと思う。
以前、卓球用の接着剤が強力すぎて、接着したラバーを剥がすときにラケットの表板まで剥がしてしまい、その上ラバーのスポンジまでボロボロにしてしまった苦い経験から、ラケットをコートする必要性を痛感していた。そこで100円ショップにあるニスでラケットコートの代用品にしようと思い立った次第である。

市販の卓球用ラケットコート(あるいはラケットプロテクト)には以下の製品がある。
racket protect
ニッタク ラケットプロテクト30ml:590円~


racket court
TSP ラケットコート50ml:430円~

TSPのラケットコートのほうがハケも付いていて、お得である。しかし430円(送料等を含めたら、たぶん600円以上にはなるだろう)は本当にお得なのだろうか。

そこでダイソーで売っている以下の水性ニスと油性ニス(ともに105円)を試してみた。

実験台になるのはJUICのミニラケット20(400円ほど)と、以前ひどい状態になった王励勤である。
suisei nisu  yusei nisu

水性ニスは絵の具のような感じで、かなり水っぽい。上の写真は2度ぬりをした後だが、表面が少しザラザラになっただけで、あまり「塗った」という感じがしない。
一方、油性ニス(アクリルスプレー。アクリル入り)は使った瞬間に強烈な異臭がした。気軽に使うとご近所迷惑になってしまうので、気を付けなければならない。部屋の中で使うのは言語道断である。

下の写真は油性ニスを三度ぬりしたところだが、ベッタリトロッとしていて、例えるなら水飴である。
水性ニスは1時間ほど放置したら、すっかり乾いていたが、油性ニスは2~3日放置していても完全には乾いていないようだった。薄く何度も塗ったらいいのかもしれないが、穴が深かったので、欲張って厚く塗ってしまった。王励勤は本当に現役復帰できるのだろうか。ちょっと心配である。

水性ニスはほとんど凹凸もなく、3度ぐらい塗って仕上げのヤスリをかければ、問題なく使えそうだが、油性ニスのほうはこれから乗り越えなければならない多くの障害を予想させる。

これから油性ニスが乾いたら、ヤスリを掛けてラバーを貼って使ってみようと思っている。

また、水性ニス用のハケについてだが、30mmは大きすぎるので、もっと小さいものがオススメである。
hake


まとめ
油性ニスは素人には危険である。臭い(および人体への害)にも気を付けなければならないし、使い慣れた職人さんでないと、失敗(均等に塗れない)する確率が高い。大きな傷に有効かと思ったが、パテなどで補修した後にニスをつけたほうが有効だと思われる。また、完全に乾燥するまでに数週間かかりそうな気配である。
補修などの問題がなく、単にラケットを保護したいだけ、あるいは熟練していない人には水性ニスがオススメである。
実際の効果はこれから検証しなければならない。ニスが乾いてラバーを使ってみたら、またレビューするつもりである。



卓球用具代用考(グルー)

今回は卓球用のグルー(接着剤)の代用品について書いてみたい。

※卓球用の有機溶剤のグルーは使用・生産禁止になっています。試合では使用してはいけません。

昔の接着剤はよかった。すぐに貼れて、簡単に剥がせた。そして安かった。
しかし今の接着剤はやっかいなことばかりだ。

高い。皮膜(カス)が残る。そして最悪ラバーのスポンジ、ラケットの表面の板まで持っていく。

himaku
ラバーに残った皮膜。白っぽい部分がそうである。他のラケットに貼るためにこの皮膜をキレイに剥がさなければならないのだが、1時間ぐらいかかる。しかも完全には剥がせない時もある。

世間で一般的に評価されているのは次の接着剤である。

fine zip
ファインジップ25ml:520円~

norisuke
のり助さん40ml:590円~

free chuckII
フリーチャックⅡ20ml:330円~

ファインジップは皮膜(カス)がはがしやすいと評価が高いが、私の経験から言うと、それほどでもなかった。ちゃんと推奨されたスポンジで塗っていなかったからかもしれないが、薄く塗ると皮膜が非常に剥がしにくい。厚く塗ると、皮膜は剥がしやすいが、ラケットの表面を持って行かれてしまう。接着力が強力すぎるのだ。

hagare

ラケットの表面の板が剥がれて、右側にかなり深い穴ができてしまった。orz
それ以外にもささくれたようにかなりたくさん板が剥がれてしまった。このラケット、お気に入りだったのに。
ただ、これはニッタクの古いラケットの特徴なのかもしれない。以前セプティアーの表面の板が剥がれたというレビューを読んだことがある。

のり助さんは卓球ショップの人が勧めていた。今までの中で一番失敗が少ないということだった。

フリーチャックⅡはこの中ではもっとも新しい製品だが、非常に水っぽい。おそらく接着力は一番弱いだろう。しかしそれでも不安なので(「王励勤」の悲劇はもうゴメンだ)、私はラバーを貼る前にラケットを軽く濡らしてから接着剤を塗る。今までのところ、これで板を剥がしたことはない。

他にも接着シートというものがある。

sheet
TSP接着シート:150円~

しかし、1回しか使えないのに150円もするのはどうかと思う。
ただ、これなら貼るときに空気が入らないように気をつければ、非常に安全だ(たぶん)。
私はこの製品を使って、ラバーを貼り、それを剥がしてみた。シートはラケットにくっついていて、ラバーのスポンジは無傷だった。そしてシートはまだ十分な接着力を持っていたので、そのままもう1枚貼って使ってみたが、普通に使えた。

以上、現在の公認接着剤の問題点を指摘してきた。そしてこの現在のグルーに代わるものはないかといろいろ探してみた結果、以下の製品が見つかったので、試してみた。

gom nori
ゴムのり(ノントルエン)85ml:300円ほど

eco cement
エコセメント100ml:800円ほど

valkarn
バルカーン:1100円ほど

どれもマルニ工業の製品で、自転車のパンク修理用の接着剤である。チューブとパッチをつけるための接着剤らしい。

これらは公認接着剤ではないので、個人的に楽しむために使っている。

現在の公認接着剤は木工用ボンドのような白くてドロドロした液体だが、これらのパンク修理用接着剤はやや白濁した透明でトロッとした液体である。

glue

すぐ乾いて、剥がすのも楽(接着力が弱い)。皮膜は薄くほとんど気にならないので、剥がさずそのまま別のラケットに貼り付けられる。

ただ気になるのは人体にどのぐらい有害かということだ。この3つの製品の毒性についてマルニ工業に問い合わせたところ、次の回答を得た。

バルカーンにはトリクレンが含まれますので、毒性の高い有機溶剤となります。

ゴムのり(ノントルエン)にはノルマルヘキサン
エコ・セメントにはメチルシクロヘキサンを含みます。

有機溶剤としましては、ゴムのり(ノントルエン)とエコ・セメントは毒性の低い溶剤となります。

よくわからないが、バルカーンは危ないらしい。
また、接着力はどうか。あまり接着力の強いものは困る。これについては以下の回答を得た。

チューブとパッチでの接着力の強度は次の順番になります。

 バルカーン>ゴムのり(ノントルエン)>エコ・セメント

やはりバルカーンは卓球のラバー接着には適しないようだ。
ゴムのり(ノントルエン)とエコセメントが適当なのだが、値段が倍以上違う。エコセメントにはハケがついていて、少し容量が多いにしても、ゴムのり(ノントルエン)が最も経済的だと言えよう。
そこで私は今、ハケが付いているエコセメントを使っているが、使いきったらゴムのり(ノントルエン)を補充しようと思う。ゴムのり(ノントルエン)は以前使っていて、歯ブラシでラケット・ラバーに塗りつけていたのだが、けっこうロスが多い。
ゴムのり(ノントルエン)は接着にはまったく問題がなかった。エコセメントは貼っただけで、まだ剥がしていないので、剥がす際の問題点を報告できないが、おそらく大丈夫だろう。

まとめ
これらのゴムのりは私的に楽しむ範囲では公認接着剤よりもずっと経済的で機能的で、ラケットにやさしい。
また、スポンジにグルーが染みこんでラバーの反発力が増し、よく弾むようになる(スピードグルーと同様、ラバーが反り返るが)。ボールを売った時の感覚がブルンブルンと心地よい。公式試合に出られないという点を除けば非の打ち所のない接着剤である。

機会があれば、次はより人体に無害な文房具の合成のりなども試してみたい。

追記1:世の中の人は現在の公認接着剤で不便を感じていないのだろうか。先日、初めてスポンジを使って公認接着剤(ファインジップ)でラバーを貼ってみた。すると、けっこう剥がしやすかった。もしかしたら、スポンジを使って塗れば、古いラケットでも問題なく剥せるのかもしれない。

追記2:エコセメントで何度も貼ったり剥がしたりしたが、全く問題なく使えている。ただ、ラケットに水性ニスを塗ると、逆に接着力が弱すぎて、軽く塗っただけでは部分的に剥がれてしまうことが多い。ラケットを回したりして、ラバーの端が指や服に当たったりすると、その部分が剥がれてしまう。ベッタリと十分にエコセメントを塗り、ラバーがラケットからはみ出ないようにカットして使っている。






卓球用具代用考(カバン)

今回は卓球用バッグの選び方について書いてみたい。
卓球用のカバンはどのぐらいの大きさが必要だろうか。
以前下のタイプのショルダーバッグを使っていた。(価格はジャスポから)

cool shoulder

クールショルダーバッグ
35×38×16cm
3900円~

TSPバッグ

サミュゼバッグ
縦38×横30×マチ幅17(cm)
2430円~

しかし、容量が全く足りない。クツとラケットケース(私の場合は4本ぐらい常に持ち歩いている)と水筒を持って行ったら、せいぜいA4のファイルとタオル1本ぐらいしか入らない。夏場は汗をかくので着替えも必要だし、タオルをもう1本入れておきたい。さらに仕事の道具を入れないと、仕事帰りに練習できない。

そこでいろいろカバンについて調べてみたのだが、容量的には次のものが候補に上がる。

gear bag
ギアバッグ

57cm×26cm×28cm
4000円

tuor11
ツアー11
60×31×31cm
4270円~

sports bag77
スポーツバッグ77
59×32×30cm
4100円~

しかし、見た目が悪いのと、高いので、イマイチ。ドニックのはまだガマンできるが、アディダスとヨーラのバッグのダサさはひどい。アディダスのマークが真ん中にデカデカと書いてあるぐらいなら、無地のほうがいいんじゃないかと思う。
ジュウイックのエポクシはたっぷり入って黒無地で安い!しかし生地が薄く、シャカシャカする材質みたいなので、候補から外した。
epokushi
エポクシ
横50cm×高29cm×奥行29cm
3530円~

見た目のカッコよさでいうと、バタフライもいい仕事をしていると思うが、
shine toto

シャイントート
38×40×20cm
4210円~

やはりニッタクが一番のように思う。

pastem day

パステムディパック
幅29×高さ48×奥行15(cm)
4050円~

pastem shoulder

パステムショルダー
幅36×高さ27×奥行15(cm)
4050円~

pastem tuor

パステムツアー
幅50×高さ37×奥行23(cm)
5700円~

というのは、バタフライはこういう残念な見た目のバッグもあるからだ。

athlete

アスリートダッフル
29×50×24cm
4450円~

卓球メーカーの中でニッタクの製品が一番スタイリッシュだと思う。バタフライもいいけれど、あの蝶をあしらったトレードマークが付いていると、個人的にはどれもカッコ悪く見えてくる。

パステムショルダーは値段も手頃でカッコイイのだが、容量が足りない。パステムツアーにもかなり惹かれるが、高い。それと実物を見るチャンスがない(店に在庫はまずない)ので、どのぐらいの大きさか感覚的につかめない。カタログに平均的な身長のモデルにカバンを持たせた写真を載せてもらえるとありがたいのだが。

そこでいろいろスポーツに使えるバッグを探してみたところ、容量・価格・見た目の3つの条件から候補に上がってきそうなのは、以下の製品である。
LLbean toto

 ↑ LL Bean通販 トートバッグ(ラージ)5900円(送料無料)
38 x 43 x 19cm

シンプルで頑丈で容量たっぷり。しかし高い。


france

 ↑ フランス軍払い下げランドリーバッグ
3600円~(アマゾン等)
縦(約69cm) 直径(約38m)

あしたのジョーが持っていそうで、かっこいいが、信頼性や機能性(ポケット等)に問題がありそう。
cheko

 ↑ チェコ軍払い下げボストンバッグ
3570円~
 縦約31cm 横約62cm 幅約29cm
同上。




enamel

 ↑ アディダス エナメルバッグL
30cmxヨコ46cmxマチ16cmx
約2800円~

安くて見た目も悪くない。ただ、中高生が持っているのでそれがちょっとイヤ。


最終的にたどり着いたのは、テニス・バドミントン向けのカバンである。
prince 2hon

Prince 2本入れラケットケース
73×15×28cm
約3000円~

幅が15センチ。容量的に厳しいか。

yonex 2hon 2

YONEX 2本入れラケットリュック
35×20×72cm
約5000円~
少し高いがかっこいい!
yonex 2hon

YONEX 2本入れラケットバッグ
75×24×32
約3200円~
これはよさそう!
bridgestone

BRIDGESTONE ラケットバッグ
30 × 74 × 24 cm
約5000円
少し高い。

これらは十分な容量がありながら、安くて見た目もカッコイイものが多い。しかも背負うことも、提げることもでき、ポケットなども豊富で、靴を入れるポケットが独立して用意されている。値段がやや高いのもあるが、これらをもって卓球用のカバンの決定版としたい。

まとめ
卓球用のカバンは見た目がイマイチで、値段が高めだ。それに比べると、テニス・バドミントン用のラケットバッグはカッコイイものが多く、値段も安めで、機能的にも優れている。

















卓球用具代用考(ボールケース)

今回はボールケースの代用品について書いてみたい。
ボールケースはハードケースがいい。しかし各社の新製品はソフトケースばかりである。以下の値段はジャスポおよび卓球亭の値段。10円以下は切り上げてある。

----------------------------------------------

bty ball case
バタフライ ソフトボールケース:650円~

nittaku ball case
ニッタク ソフトボールケース:520円~

TSP ball case
TSP ソフトボールケース:430円~

個人的にはニッタクのソフトボールケース「そらまめくん」はかわいくてほしいと思うが、ボールケースに400円とか500円とかは払いたくない。

持参するボールというのはやはりスリースターなどの試合球だと思う。スリースターは高い。したがって強度に不安のあるソフトケースには入れたくない。やはりハードケースである。

各社のハードケースは以下のとおりである。

nittaku hard  ball case
ニッタク ハードケース:370円~
かなり頑丈。しかし見た目が安っぽい。実際に安いけれど。せめて透明でなければいいのに。

juic ball case

ジュウイック ハードケース:590円~
悪くない。でもちょっと高い。

joola ball case
ヨーラ ハードケース:670円~
コンパクトで悪くない。2個入れのケースは少ないので、ちょっと惹かれる。しかし高すぎる。

killer spin ball case
キラースピン ハードケース:730円~
見た目は悪くない。しかし高すぎる。

個人的には3個入れはかさばりすぎる。2個入れで、かつフックなどが付いているものが望ましい。そして価格は高くても300円までに抑えてほしい。
----------------------------------------------
今回も100円ショップでハードボールケースになりそうなものを探してみた。
気をつけたのは以下の3点である。

・かさばらない
・かばんなどにひっかけられる
・丈夫

kasaneru
重ねるケース(Flets:2個で105円)
これは完全に失敗だった。まず、引っ掛けられない。40mmボールが3個入りそうで、ギリギリ入らない。

onigiri
おにぎりケース(Flets:2個で105円)
44mmボールにピッタリ!と思いきや、高さがギリギリオーバー!! フタが閉まらない。
40mmボールなら余裕でOK。
問題は引っ掛けられないことと、40mmボールでは少し隙間ができてしまうこと。あと、フタの留め具の強度にも不安がある。

banana keeper chip star
banana keeper
バナナキーパー(ダイソー)
40mmボールなら、7個がちょうど入る。44mmボールもOK。穴が開いているので、ヒモなどで引っ掛けることも可能。これはなかなかよかった。少し多めにボールを持ち運びたい人にはお勧めしたい。ただ、ちょうつがいの部分の強度に不安があるのと、開けにくいのが難点。

bottle

水筒(ダイソー)
350mlサイズの小さな水筒。飲みくちが大きく、44mmボールがちょうど3つ入り、引っ掛けられる。
ただ、横幅に少しムダがあり、かさばる。40mmボールも3つまで。
ラージボールを持ち運ぶなら、これがオススメである。しかし40mmボールでは隙間が空きすぎる。
----------------------------------------------------
他にもプラスチック製の醤油差しが2個入れとして悪くなかったのだが、引っ掛けられないので、買わなかった。



まとめ
結局、かばんにさり気なく下げるボールハードケースとしての決定版は見つからなかった。
やや多めに球を持ち運ぶなら、バナナキーパーが最適である。
44mmボールなら、350mlサイズの水筒がなかなかよかった。
しかし、40mmのボールを2個持ち運ぶのに適当なものはまだ見つかっていない。

さらなる探求を続ける次第である。

【追記】130904
SN3B0598いまだにこれという代用品に出会っていないが、ガムの入れ物がいいかもしれない。ラージボールがちょうど2個入る。






卓球用具代用考(ラケットケース)

「経済的卓球論」というスレッドがあった。
http://www.ftmr.info/cgi/patio3/patio.cgi?mode=past&no=903

これは身の回りの道具を卓球用具として使おうという素晴らしいスレッドだった。
しかし更新が2008年で止まっている。非常に残念である。
用具代を節約するアイディアはまだまだあるはずだ。
以下に私の発見した、日用品を卓球用具として代用するアイディアを紹介したい。

ラケットケース
私のようにラケットを10本以上持っている人間にとってラケットケースが1000~2000円もするのは大きな負担である。特にハードケースは2000円以上する。
仕事の帰りに卓球をしようと思ってカバンの中にラケットケースを入れておくのだが、荷物が多い時はラケットに負担がかかるので、できればハードケースがほしい。ラケットケースには以下の商品がある(価格はジャスポのもの。送料は含まない)。


nittaku hard case
ニッタク ハードケース:2500円~

カスミンも使っていて、スタイリッシュ。値段も手ごろ。でも、穴が開いているのはいいのかな?湿気が多い時は都合がわるいような…。バタフライの方は穴が開いておらず、厚さも同じぐらい。

juic hard case

ジュウイック ハードケース:2000円~

安い!でもそれだけ。見た目も残念だし、ファスナーがそれぞれの面についていて(つまり二つ付いている)、開けにくい。

mizuno hard case
ミズノ ハードケース:3200円~

見た目がイマイチ。値段が高い。かさばる。頑丈そうだけど。


addidas hard case
アディダス ハードケース:2300円~

頑丈そうだけど、けっこうかさばる。


killer spin hard case
キラースピン ハードケース:2300円~

見た目がかっこいい。


andro hard casedonic hard case

アンドロ ハードケース:3600円~
ドニック ハードケース:4000円~

見た目はとてもかっこいい。頑丈そうだし、かさばらない。でも高い。1本しか入らない。

---------------------
そこで私がおすすめしたいのが以下の製品である。
shikkari X
ナカヤ化学産業「しっかりパックX」:105円
274x198x63Hmm

いままでいろいろな保存容器を試してきたが、これが一番だった。
・ラケット2本(ペンホルダー・シェークハンドOK)収納可能。
・樹脂の質がよく、きちんと密閉できる(日本製)。
・頑丈。
・ボールも入る

daiso

けっこう横幅のある「佳純ベーシック」258x152mmも斜めにすれば大丈夫。ブレードの大きいカットマン用のラケットは入らないものもあるかもしれない。しかし、「ディフェンスⅡ」266x155mmは入った。ラージボールも入る。

sound

「サウンド」275x116mmはちょっと無理だった。

そこでパソコン用の低反発ソフトケース(ダイソー315円)に入れている。
kasumi basic


このスグレモノ「しっかりパック」だが、24種類ものバリエーションがある。U型やO型も大きいが、ラケットケースとして使えるのはX型だけである。伏見区竹田の「Flets」で購入したが、京都の街なかのダイソーや「Flets」ではX型は見つからなかった。

まとめ
「しっかりパック X型」は安価で頑丈、密封性も高く、ハードラケットケースの代替品として最適である。またラケット保管用にも適している。
ただ、扱っている店舗が限られているので注意しなければならない。















最新記事
記事検索
プロフィール

シロノ タツミ

カテゴリ別アーカイブ