仕事や、ちょっと出かけた時などにラケットを持ち歩きたいということはないだろうか。私はどこに行くにもラケットを持ち歩きたいのだが、市販のラケットケースはかさばりすぎる。1本のラケットがギリギリ入るぐらいの薄いケースがないだろうか。

そのような希望に適う製品をようやく発見した。

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ミリオンパックワイド1200 ピンク

私はローソンショップ100で発見したのだが、他の店でも購入できるかと思われる。

まず、優れた点はその薄さである。

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材質はポリプロピレン。ペットボトルよりも柔らかく、しなやかな材質。

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標準的なラケットケースよりもかなり小さい。

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前記事「卓球用具代用考(ラケットケース)」で紹介したナカヤ化学産業の「しっかりパックX」と比べると、大きさはほんの少し小さく、厚さは半分程度。中ペンのラケットがちょうど1本入る大きさである。

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ヤサカのラケットサイズ

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標準的な大きさの中ペン 馬琳エキストラオフェンシブがちょうど入る。

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ブレードの大きい王皓(ブレードサイズ:166×151mm グリップサイズ:80×23.5mm)はグリップがギリギリ収まらない。

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残念ながらシェークの馬琳エキストラスペシャルは入らなかった。

なお、日ペンも試してみたが、入らなかった。
馬琳エキストラオフェンシブの全体のサイズ247x150mmがベストサイズということになる。
ただ、このケースを持ち歩くと、ラケットとケースがぶつかって、コツコツ音がするのが気になる。そこで、ウレタンのスポンジを貼ってみた。

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馬琳エキストラオフェンシブが入らなくなった。

厚さ5mmのテープは厳しいようだ。そこで、100円ショップで売っている、ちょっと薄いスポンジが入った両面テープを貼ってみた。

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ぴったりだった。

これで持ち運んでもコツコツ言わない。

【まとめ】
ミリオンパックワイド1200は標準的な大きさの中ペンを1本持ち運ぶのにちょうどいいサイズである。また、両面テープなどを内側に貼れば、ラケットとの緩衝材にもなる。ただ、ポリプロピレンは耐光性が低いらしいので、直射日光に当たるようなところにはおかないほうがいいようだ。

【付記】
上の両面テープは上手に切れば、サイドテープの代わりになると思った。ただ、真っ白なので見栄えが良くない。

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それから「隙間テープ」を触っていて思ったのだが、これはラバーを貼る際のスポンジとして使えるのではないだろうか。ファインジップ用のジップスポンジと同じような材質である。あのスポンジが手元にないとき、隙間テープを流用できるかもしれない。