ぐっちぃ氏のブログを見ていると、いろいろなこだわりを持ったラケットを使っている人が登場する。
グリップを自分の手に合わせて削ったり、コルクを付けたり、シェークのグリップを中ペンにしてみたり。
そんな自分だけのラケットができたらなぁと思い、ヤスリで使わなくなったラケットのグリップを削ったりしてみたのだが、これがかなりの重労働で、しかも報われない。左右非対称になってしまったり、予想以上に削れてしまったり。素人ではなかなかきれいにできない。

前記事「卓球ラケットブレード考」で「特注なんて大仰なことをせずとも、ヤスリで幅を5mmぐらい削ればユニークなラケットができるはずである。」などと書いてしまったが、ブレードの幅をきれいに5mm削るのはそうとう難しいことが分かった。

swing for es
スイングフォーエスを自作なんて無理無理。

「大工さんとか、木工工場なんかで働いている人はいいなぁ。専門的な工具とか、技術があるから、こんな変形ブレードなんて朝飯前だろうなぁ」

と思って諦めていたのだが、技術はともかく、工具だけなら驚くほど安価で手に入るようだ。

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E-Value ディスクグラインダー 550W EDG-550

アマゾンでこのグラインダーがたったの2400円弱!しかもカスタマーレビューも高評価。プロフェッショナルな使用には耐えないかもしれないが、ラケットのブレードやグリップの整形程度なら、問題なくできるのではないだろうか。ブレードに予め鉛筆などで線を引いておき、高速回転するグラインダーに押し付ければ、手軽に中ペンのブレードを日ペンの形にしたり、シェークのストレートグリップをコニックグリップにしたりすることも可能なのではないだろうか。さらにディスクを付け替えると、ブレードの表面やグリップをすべすべに研磨できたりするらしい。

ただ、こんな「男の道具」みたいなものを素人が使って大丈夫なのだろうか?大怪我をしたりしないだろうか?


この動画を見ると、なんだか簡単に使えそうな気がする

私はまだ購入に踏み切れないが、用具マニアの勇者なら、試す価値はあるのではないだろうか。

【追記】140929
実際にグラインダーを使っている人のコメントがコメント欄にあるので、参照いただきたい。