しろのたつみ



卓球について考えたこと、
気づいたこと(レベル低いです)
を中心に中級者の視点から綴っていきます。




用具

当ブログでは皆様からの寄稿を募集しております。卓球について意味のある主張を発表したい方はshirono.tatsumi◯gmail.comまで原稿をお寄せください。

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卓球用具代用考――粘着保護シート

「卓球用具代用考」という連載は拙ブログで初期のころから書いている記事である。
日用品を卓球用具として代用できないかを探った記事である。
以前も「保護シート」の代用品を取り上げたことがあったが、今回も同様のテーマである。

ラバーを保護する粘着シートがほしい。
私は普段使っているメインラケットには保護シート等をつけないのだが、お蔵入りしてしまったラケットにはほとんど使わなかったラバーが貼ってあったりする。これを1年以上放置しておくと、表面のゴムシートが硬くなったり、サラサラになったりするので、粘着シートを買おうと思うのだが、10枚ぐらいは欲しい。しかし送料などを含めると1枚100円近くになってしまい、食指が動かない。何か用具を買うついでにとも思うのだが、今のところラケットもラバーも足りているので、これ以上用具を増やしたくない。

前記事では100均で売っているラミネートコーティングフィルムというのを使ってみたのだが、粘着が強すぎるのと、硬くて厚いのが不満だった。
ラミネート

これに代わるものはないだろうか。
まず思いついたのは食品ラップのたぐいである。

調べてみると、食品ラップフィルムは大きく3種類に分けられるらしい。

A ポリ塩化ビニリデン(「サランラップ」、「クレラップ」など)
においや湿気、酸素を通しにくい。乾燥を防いで、みずみずしさを保つこともできる。

B ポリエチレン(「ポリラップ」、「ハイラップ」など)
安価だが、酸素を通しやすい。

C 塩化ビニル樹脂(「ファミラップ」、「ダイアラップ」など)
酸素や水分を透過しやすいので保存には向いていない。

そういえば、最近、新製品のラップを買っておいたのがあったなぁ。

カシニーナ

調べてみると、原材料がポリエチレンとポリプロピレンとあるから、Bのラップのようだ。早速ラケットに巻いてみる。なんだか薄っぺらくてしわになりやすく、空気が入りやすい。これは保護シートとしてはイマイチ。Aのクレラップを試してみると、Bよりは厚くしっかりしていてまあまあな感じだったが、粘着がないので、ピタッと密着することはない。少しだけ空気が入ってしまう。

仕事帰りにキャンドゥという100円ショップを見回っていたとき、こんなものを見つけた。
弱粘着

幅16センチ、掃除に使うコロコロの粘着テープである。「弱粘着」と書いてあるので、これは使えるかもしれない。
sk7

貼ってみたところ、いい感じである。粘着の強さはTSPの粘着シートぐらいに感じた。粘着成分があるので、空気との接触をほぼ防ぐことができる。数か月たってもゴムシートがうまく保存されているかどうか分からないが、これを保管用の粘着フィルムとして使ってみようと思う。

吸着シートというのも使ってみたいが、卓球用は1枚500円ぐらいするので、とても買う気にならない。こちらの代用品もないかと探してみたのだが、東洋アルミのキッチン用吸着シート「きれいに貼れる吸着シート」はもしかしたら代用品になるかもしれない。
2802_img1

「ミクロの吸盤」で接着剤を不使用ということなので、卓球用の吸着シートに近い。75×45センチで650円ほどである。100円ショップでも同じようなものを見たが、実際にどうなのか分からない。

お風呂に貼る吸着シートでもいいかもしれない。

おふろでスタディ

試しに100円ショップで買ってきたものを切って使ってみたが、反るし、剥がれやすいので、イマイチだった。しかし、1000円ぐらいのものなら使い物になるかもしれない。

こちらのサイン用の吸着シートはプリンタで好きな柄を印刷できA4サイズ3枚で1200円ほど。

A-ONE

機会があれば、試してみたいものだ。

【追記】190429
2週間ほどして、粘着テープを剥がしてみたところ、粘着層がラバーの方に残ってしまった。
ただ、この粘着層は軽くこすれば簡単にとれるので、問題はない(たぶん)。その後、実際に使用したが、性能的に特に問題はなかった。

粘着(中国)ラバーってどうなんだろう――ちょっとだけ打ってみた

練習できず、悶々としているとき、『卓球グッズ2018』という本を読んだ。
goods

私は用具音痴(新製品とかには詳しいのだが…前記事「用具についての断想」)で、新しい用具を試そうなどとあまり思わないのだが、最近行き詰まりを感じているし、練習もできないので、なんとなく手に取って読んでみたのだった。

あまり用具に興味のない私でも、引き込まれてしまうのはどういうわけだろう。こういう本を毎年読んでいて、毎年魅力的な新製品が紹介されるのだが、購入してはみたものの、ろくに試さず、もとの用具に戻してしまうということの繰り返しである。

そうなることは分かっているのだが、こういう記事を読むと、また新しい用具を買いたくなってくるからタチが悪い。

おすすめのラバーを特集した記事の中で、フェニックス卓球クラブのコーチがこんなことを書いている。

うちでは初心者にまず「730」と「マークV」を貼らせて自分でボールを飛ばす感覚を磨かせます。

「へぇ…TSPの730かぁ。中国ラバーみたいな硬い粘着ラバーだったよなぁ。マークVを初心者に使わせるというのはよく聞くが、730を初心者に使わせるなんて聞いたことがないなぁ。」

しかし今を時めく指導者が勧めるのだから、きっと何かしら理由があるのだろう。730ってどんなラバーなんだろう…。

次の記事は作馬六郎氏の指導理念の特集である。

ラケットは重いほうが打球も重くなります。スマッシュも相手の威力に押されずに打つことができます。ラケット重量は使っていくうちに慣れるので、気にせず使い続ける。すぐに戻してしまうのは決心が弱い選手です。
確かに重いラケットはラリーが長く続くと不利になるでしょう。しかし、フルスイングで打つチャンスをどうやって作るのか、スマッシュをいつ打つかなど、決め球へつなげるために頭を使うようになります。

作馬氏は女子の指導で定評のある指導者である。「ラケットの重量は使っていくうちに慣れる」というのは若い男子選手ではなく、非力な女子選手を念頭に置いての発言であるはずである。200グラム近いラケットをブンブン振り回すのは何も男子高校生や男子大学生だけの特権ではないということである。「決め球へつなげるために頭を使う」かぁ…。そういう頭を使ったことがないなぁ。「振ろうと思えばいつでも全力で振れる」という油断があるんだろうなぁ。重い用具を使って、全力で振れるのは「1ポイントに一度だけ」という制約があれば、私もラリーの組み立てに意識が向くのかもしれないなぁ。

そんなことを考えながらページをめくっていくと、「中国ラバーを探る」という特集。

そういえば、私の周りでも中国ラバーに変えたという人がチラホラ見受けられる。しかもけっこう上手な人である。中国ラバーってどうなんだろう?飛ばないから台上ではミスが減りそうだ。

翔龍を使用している岩崎栄光選手は次のようにコメントしている。

テンション系は少々適当に打っても入りますが、粘着性だと1球1球良いフォームで打たないと良いボールが入らない。

これは粘着ラバーを批判しているのではなく、粘着ラバーのメリットとしてのコメントである。時間がないとき、つい手を伸ばして手打ちで打ってしまう癖のある私が中国ラバーを使えば、どんなときでもしっかり体幹を使って打つクセが身につくのかもしれない。

偉関晴光氏は次のように述べる。

日本は伝統的に、上回転のラリーを重視する傾向があります。しかし中国卓球では、「下回転」をより重視しています。卓球ではラリーになる前の段階、つまりサービス・レシーブからドライブに至るまでの段階で、様々な回転に対応する必要があり、中でも「下回転に対していかに攻撃するか」が重要。その点で、中国ラバーは大きな武器になります。

言われてみれば、私もラバーを選ぶときは上回転でのラリーを基準において、上回転のラリーで良いショットが打てるラバーがいいラバーと無意識に考えていた。しかし初中級者の実戦では上回転のラリーよりも台上の下回転でのやりとりのほうが重要なのは言を俟たない。対下回転の強さというのがラバーを選ぶときに初中級者が最も重視することなのではないだろうか。

新井卓将氏は自らの指導経験からこう述べている。

私が指導している選手にも、”修行”の意味で1カ月ほど中国ラバーを使わせたことがあります。最初は威力が出ないし、練習でも疲れるのですが、それがトレーニングになり、また台上技術などで新たな感覚をつかむことができました。

旧製品に比べて「スピードが出る」とか「回転量が増した」といった特徴は私の琴線には触れない。新製品は次々と出るが、当社比〇%アップ!と言われながら、試してみたら、旧製品とほとんど変わらなかったということを何度も経験してきたからだ。実際には微妙に性能が上がっているのかもしれないが、用具音痴の私には誤差の範囲内で、その恩恵が体感できないのである。
それに対して「良い打ち方が身につく」とか「訓練になる」とか、そういう言葉には弱いのである。私も中国ラバー(あるいは硬質の粘着ラバー)を使うようになれば、しっかりと全身を使ったいいフォームで打てるようになるのではないだろうか。しかも目下の課題である台上のミスが減り、重い中国ラバーを貼れば「決め球へつなげるために頭を使う」ようになるかもしれない。

ちょっと試してみようかな。新井氏も「誰もが一度は試してみる価値あり」と言っているし。

そういえば、うちに昔使っていたラバーがあったような…。あった、あった。古いキョウヒョウ。中年になって卓球を再開したばかりのときにもらったやつだ。これを使っていないラケットに貼ってみよう。

先週の練習でキョウヒョウを貼ったラケットをワクワクしながら使ってみた。ワンコースで相手にブロックしてもらってこちらはフォアドライブを全力で打ってみる…あれ?なんだか想像していたのと違う。打っていて気持ちよくない。なんだかモアっとした打球感で、力がボールに伝わらず、力を入れてもその大半がラバーに吸い取られるような気がする。喩えて言えば、硬い牛筋を噛んでいるような、噛んでも噛んでも噛みきれないような、そんな気持ちの悪い打球感だった。すぐにいつものテンションラバーに戻した。

これが中国ラバーが敬遠される理由か。世間で言われる通り「1球1球良いフォームで打たないと良いボールが入らない」というのが分かる気がする。しかし私が打ったときはワンコースの単純な練習だから、体勢が崩れていたり、時間がなかったりということもなく、私なりに万全の体勢で打っていたはずなのに、それでもまだ「良いフォーム」ではなかったということだろうか。これ以上、良い体勢で打つなんてできるのだろうか。これじゃまさに”修行”だよ。あ、台上を試してみるのを忘れた。

ある程度の期間、いろいろなボールを試してみたら中国ラバーの良さが分かってくるのだろうか。しかし週に1回ほどしか練習できないのにこんな”修行”をやっていたら、中国ラバーの良さが分かるのに1年ぐらいかかるんじゃないだろうか。現実は厳しい。このまま使い続けるべきかどうか迷うところである。


中国ラバー豆知識

中国の方に中国ラバーについていろいろ教えていただいたので、紹介したい。

まず、このラバー。一般的に「国狂」と言われているナショナルチーム向けのラバーである。

国套

というか、そもそも「狂飈」という字を中国語でどう読むか知らなかった。「キョウヒョウ」と言っても、中国人には通じないに決まっている。中国語の発音を知りたいと思い、聞いてみた。

kuang biao

2声と1声である。「クァンビャオ」。カンピョウにちょっと近い発音である。「キョウヒョウ」のほうが私にはかっこよく響く。変に通ぶって中国語の発音をするよりも、「キョウヒョウ」と発音するほうがかっこいいという結論に達した。

次に上の「国套」という文字についてである。「国」はもちろん国家代表チーム用という意味である。では「套」とは何か。これは、ラバーという意味なのだが、漢字の意味としては「重ね」という意味である。なぜ「重ね」がラバーの意味になったかというと、いにしえはラバーのシートとスポンジが別々に売られていて、それを自分で貼り合わせなければならなかったのだという(このへんの情報は中国の方の話を正確に伝えられているか自信がない)。そして「套」というのは、スポンジとシートを予め貼り付けて売られてるものという意味なのだそうだ。たしかに現在のラバーはスポンジとシートが予め重ねてある。それで「套」が「ラバー」の意味になったのだという。

「重ね」が「ラバー」の意味になるなんて、そんな無茶な!

と思われる方もいるかも知れないが、日本語でも「表ソフト」や「裏ソフト」のように「ソフト」がスポンジとシートを合わせたラバーの意味になっているので、人のことをとやかくいえた義理ではない。

ちなみに「国套」の発音は

guo tao

2声と4声である。日本語で読むなら「コクトウ」。やはり日本語よみのほうがかっこいい(私には)



みどりのラバー ――ゴムの劣化をめぐって

私はよくセール品のラバーを買うのだが、中には数年前に廃盤になった商品もある。

たとえば2013年に廃盤になったラバーが半額で売られていたとすると、少なくとも5年前に製造されたラバーということになる。もしかしたら製造されたのはさらに前ということもありうる。こんなに長い期間が経つと、ラバーは劣化しないのだろうか。

おそらく製造後5年は経っているであろう新品ラバーを買って使ってみたことがあるが、性能的に特に気になることはなかった。作り立てのラバーと比較したわけではないので、経年劣化が全くないとは言い切れないが、製造後かなり経っていても違和感なく使えるようだ(耐久性はどうなのだろう?)。そういえば、うちに10年近く前に使っていたキョウヒョウ3があるが、ひっかかりがしっかりあって、今でも使えそうである。

気になってネットで調べてみたところ、ゴムは主に空気に触れることによって酸化が進むらしい。通常のラバーはパッケージのビニールにパンチで小さな穴が開けてあるから、開封しなくてもわずかに劣化が進んでいるはずである。

劣化するとどうなるのか。たとえば硬化である。しなやかで柔らかいラバーが硬くなる?ということはテナジー64を5年寝かせたら、テナジー05みたいになるということだろうか(粒形状とかは置いといて)?新しいラバーに手を出してみたものの、柔らかすぎて気に入らなかった場合には、数年寝かせるといい?のかもしれない。
緑雨のあと
画像がないとさびしいので。

また、劣化の一つにシートがとろけたような状態になることがある。自転車のハンドルのゴム部分がベタベタしたりするのがそうだ。中学時代の先輩がスレイバーを1年以上使っていたのだが、表面がサラサラになるどころか、粘着ラバーのようになっていたのを思い出した。表面がやけにテカテカしていて、ベタベタしていた。それを打たせてもらったのだが、いい塩梅でひっかかりがあって、使いやすかった記憶がある。自分でも試したことがある。ラバークリーナーが乾いていないベチャベチャの状態でラバー保護シートを密着しておくのである。そうすると、ときどきラバーが「腐って」ベタベタしてくる。どういう化学変化でこのようなことが起こるのかよく分からない。

ネットで調べてみると、こういう現象は「ブリード」というらしい。ラバーの内部にある油が表面に浮き出してとろけたような状態になり、べたべたしてくる。意図的にこういうことをやってみたいと思うのだが、うまく行くかどうかは運次第である。
さらに調べてみると、溶解パラメータ(SP値)というものがあって、その値が近いものを塗り込んでおくと、「ブリード」が起こりやすいらしい。ここまでくると、素人には理解不能である。

あまりあれこれ気にすると、頭が痛くなってくる。セール品ではなく、商品の回転の早そうな店で通常価格で買うのが無難かなと思う。ラバーも食品のように製造年月日を記載してくれたらいいのに。

用具インプレッション ヤサカの新作ラバー「ライガン」

ヤサカの新製品「ライガン 」(RIGAN)というラバーを購入した。

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たまには用具のインプレッションなどをしてみようと思うのだが、どういうことを書いたらいいか分からない。「よく弾む」とか「柔らかい」ぐらいしか書くことがない。考えてみたら、世間には食レポなどというものがたくさんあり、名店の味を豊かに表現している。私だったら「柔らかくてうまい肉だ」ぐらいしか言えないところを「とろりとしていて、まろやかさの中にもキレがあり…」とか「上品な味付けで、幅のある味わいだ」とか、なんだか分からないが、「柔らかくてうまい肉だ」よりはずっとおいしそうな料理に感じられる。きっと何とかしてこのおいしさを表現したいという感動がそうさせるんだろうなぁ。

世間には用具レビューというものもたくさんある。どんなことを書いているのか調べてみたところ、非常に細かいところまでしっかり説明されているのに驚いた。食レポ並みの豊かな表現である。

たとえば、「卓球ラバーレビュー」というサイトでくろかみ氏のマントラMのレビューをみてみると、次のような項目が挙げられていた。

・レビューする商品名
・使用環境
・はじめに
・攻撃技術全般
・守備技術全般
・サーブ・レシーブ・台上技術
・おすすめな方
・まとめ

非常に詳しい。同様にゲンマ氏のマントラMのレビューを見てみると…あれ?項目が同じだ。
どうやらこのサイトに投稿するには上記の項目がテンプレートとして事前に用意されており、それに従って記入するようになっているようだ。私もこれに倣って書いてみたら、一般的なレビューになるのだろうか。しかし、こんな詳細な項目をしっかり埋めるとなると、2~3時間の試打では足りない。週に1回2時間の練習があるとして、きちんとしたレビューを書こうと思ったら、少なくとも1か月ぐらいはかかりそうだ。新製品だから、みんなどんな感じかできるだけ早く知りたいことだろう。巧遅より拙速が求められているはずだ。というわけで、2時間程度しか打っていないが、簡単にインプレッションを記すことにしよう。

・レビューする商品名
ライガン(厚さ:マックス)

・使用環境
和の極み 蒼
F:ファクティブ マックス
B:ライガン マックス

・はじめに
実売価格が3000円を割っており、手を出しやすい。昔からラバーはヤサカが好きだったので、もし無難な性能なら、バック面の定番にしようと思い、購入した。
押したり、触ったりしてみた感触は、ファクティブやファスタークS1に比べて柔らかく感じた。同じカテゴリーのラバーよりも低反発に感じられた。つまり押したときにグイグイ押し返される力が弱い(あるいは復元が遅い)ように感じた。
シートはヴェガヨーロッパほどモチモチしていない。ふつう(?)のシートである。
スポンジはザラザラしていて気泡が大きい。このスポンジはどこかで見たことがある…ヨーラのリズム425に似ている。リズムは私の大のお気に入りなので、期待大である。
接着はファインジップで行った。気泡が大きいので、接着剤がスポンジ内に塗り込まれる。もし、接着シートで接着した場合は気泡が空気で満たされているだけだが、液体の接着剤なら気泡内に接着剤が入り込むことになる。ファインジップのようなドロドロしたものよりも、フリーチャックなどのシャバシャバした接着剤のほうが、より気泡に入り込むと思われる。そうすると、気泡の中に空気だけが入っている場合と、接着剤が浸透している場合では打球感に変化があるのではないだろうか。比較していないのでよく分からない。
ちなみに「ライガン」という語の意味を調べてみたのだが、意味がよく分からない。検索したところ、柔術家の名前でヒットするだけである。

・攻撃技術全般
ドライブ:ファクティブとの比較だが、特にこれといった印象はなかった。ファクティブよりしっかり引っかかるように感じたが、それはライガンが新品だからかもしれない。あと、ファクティブよりもカチッとした打球感に感じた。ファクティブよりも柔らかく、食い込みがいいのかもしれない。
ミート:特にこれといった印象はない。使いやすい。


・守備技術全般
ブロックは…違和感がなかった。

・サーブ・レシーブ・台上技術
ツッツキとかストップも特に印象はない。ファクティブと大差ない。

・おすすめな方
裏面に柔らかめのラバーが欲しい人。
節約したい人。

・まとめ
突出した性能というのはないが、ファクティブよりもカチッとした打球感に感じた。
といっても大差ないと思う。
ライガンの特徴は何かと聞かれると、よく分からない。
打球感も引っかかりも弾みも問題ない。

2時間の練習ではこれ以上書くことがない。申し訳ない。
もう少し打ってみて、改めてレビューをしたいと思う。

レビューを書くのは難しい。

【追記】180319
「カチッとした打球感」というわけの分からない表現を使ったが、よく考えてみたら、これは「球持ちがいい」ということかもしれない。

【追記】180321
今日、もう一度ライガンを打ってみたが…やっぱり特徴と言えるほどのものは分からなかった。
フォア面でドライブを打ってみたが、十分使える。ラクザ7と比べると全力で打ったときの威力は劣るが、ぜんぜんボールが走らないというわけでもない。バック面で、裏面ドライブやブロック、ツッツキ、フリックなどを試してみたが、問題なく使える。このカテゴリーのラバーはマントラとか、フライアットスピンとか、ヴェガヨーロッパとか、ファクティブになるかと思うが、私が今、手元に持っていて比較できるラバーがファクティブだけなので、ファクティブと比べてみると、ライガンはファクティブよりやや柔らかい感じがする。他にも多少の違いはあるかと思うが、私にとっては誤差の範囲内である。用具に詳しい人はいろいろな細かい違いが分かるのかもしれないが、私はどうやらラバー音痴らしい。違いがほとんど分からない。

結論として
価格を考えれば、現時点で裏面のラバーとして理想的な選択肢の一つと言えるだろう。

【追記】180401
久しぶりにライガンを打ってみたら、打ちやすさは変わらないものの、ファクティブよりも少し硬く感じた。自分の感覚がますます信用できなくなった。





ラケットの保管

子供の頃、近所においしい焼きそば屋さんがあった。あの味が忘れられない。

親には「あそこのやきそばはラードをたっぷり使っているから体に悪いし、不衛生だ」とか言われてあまり食べさせてもらえなかったのだが、今でも絶品だったと思っている。

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こんな感じの焼きそばだった。

今、食べるやきそばはどれも麺が細く、淡白な味わいだが、子供の頃に食べた焼きそばはもっと麺が太く柔らかくてテカテカしていて、ソースもドロッとしていた。肉入りと肉なしと、大と小の4つのバリエーションしかなかったが、飽きが来なかった。

「不衛生だ」というのは、持ち帰りのときは新聞紙に包まれていたからなのかもしれない。

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ふつうはプラスチックのパックのようなものに入っているものだろうが、その店では紙だけだった。新聞紙で直接くるんでいるのではなく、「下着」のような紙でまず包まれているのだ。

下着

その上から新聞紙でくるむのである。

しかし、どうして新聞紙だったのだろうか。単に経費削減のためだろうか。
そういえば、野菜が新聞紙にくるんであるのをよく見る。あれはどういう意味があるのだろうか。

ネットで調べたところ、新聞紙は適度に湿気を取ってくれるらしい。やきそばを新聞紙に包むのは、冷めたあとにつく結露を防ぐためなのだろう。それならラケットも新聞紙でくるんだらいいのではないだろうか。

卓球王国のゆう氏のブログでTSPの新製品「活性炭シート」というのを見たのだが、ラバーは湿気が多すぎても、少なすぎてもいけないらしい。

練習した後、グリップが汗でじっとり湿っていることがよくある。新聞紙でくるんでおけば、シリカゲルなどを入れておくよりもずっと効率が良さそうだし、頻繁に替えることもできる。上の活性炭シートとの合わせ技もよさそうだ。



足元を見直す――シューズと打球の関係

変だなぁ。なんだかドライブを打っても、打っている感じがしない。ボールとの距離、タイミングも悪くないのに、力がうまく伝わっていないような、力が抜けていくような…。もっとボールをひきつけてコンパクトな振りでギュッと打ったほうがいいのだろうか。いろいろ打ち方を工夫してみたが、どうにもボールに力がこもらない。

その体育館はそれほど古い体育館ではなかったのだが、あまりそうじがなされておらず、床が埃っぽいため、しっかりシューズがグリップしない。おそらくこれが原因だったのだろう。ドライブを打つときに踏ん張って力を入れようとしても、足元から力が逃げてしまい、打球に力が乗らないのである。

上級者(でなくとも、上手い人)は下半身でドライブを打つと言われる。

江藤真伍

腰や膝ではなく、「くるぶしから放たれるパワードライブ」である。
そのためには足元の安定性がどうしても重要になる道理である。

私はずっと卓球のシューズというのはなんでもいいと思っていた。だから最も安い入門者向けモデルをずっと愛用していた。

アスリート レピト


若い人が派手で高いシューズを買っているのは、おそらくファッションのためだろう。カッコイイシューズを履いて異性の印象をよくしようと思っているにちがいない(すごい僻み根性…)と思っていた。それに対してオジサンは、見た目など気にせず、安くて長持ちすればいいという考え方の人が多いと思われる。というのは、私の周りの上手なオジサンでも、入門者向けモデルを何年も履き続けている人がチラホラいるからだ。足元は入門者、でも卓球はえげつない…こういうギャップもかっこいい。

ミズノから出ている1万円以上もするシューズを買う人の気が知れなかった。

ウェーブメダル

ミズノ ウェーブメダルZ 定価13000円

足にフィットして、超軽量で、グリップ力も高く、おまけに通気性もいいからといってそれが卓球のプレーにどれほど影響するというのか。全国レベルの若者ならそこで差がつくのかもしれないが、オジサン卓球ならどのシューズを履いてもさして変わらないだろうと思っていた。しかし、上の体育館での経験から、もしかしたらオジサン卓球でもグッと踏ん張って打球するにはアウトソールのグリップ力が必要で、アウトソールのゴムが死んでいたら、元々少ない実力が発揮できなくなる――シューズの良し悪しがプレーに少なからず影響するかもしれないと感じるようになった。

帰宅して自分の2年ぐらい履いた入門者向けシューズを確認してみると、靴底がカチカチだった。アンチラバー、いや、ラバー貼りラケットを5年ぐらい放置していたようなカチカチ感だった。これではグリップしないのも無理はない。

高級なシューズは軽量で、すばやく動くのに適していると思われる(履いたことがないので想像だが)。しかし、オジサン卓球ではそんなに動き回ることは少ないから、高級シューズは必要ないというのが私の考え方だったのだが、高級シューズのアウトソールのグリップ力(履いたことがないので想像だが)というのはオジサン卓球にも有益なのではないかと考えを改めた。きっと柔らかく、よく床をグリップし、それでいて長持ちするようなゴムが靴底に貼られているにちがいない(でも、あまりグリップしすぎると、転んでしまうか)

卓球王国のウエーブドライブZとウエーブメダルZの紹介記事
メダルのほうが安定性・クッション性を追求しているということなので、ヒザに優しいかもしれない。こちらのほうが中年向きか。

入門者向けではなく、ちょっといいシューズを買ってみようかな。しかし、シューズに実売1万強はちょっと…。次に買うのは奮発して型落ちの実売7000円ぐらいのやつにしよう。

家庭に卓球台を

オリンピック日本代表元監督の村上恭和氏が代表理事を務める卓球ジュニアサポートジャパンが保育園・幼稚園に卓球台の寄付をしているという記事を読んだ(「打倒中国」次は育成)。

世界で戦える有為な人材を育てるためには早期教育が有効なのだという。

世界で戦える人材云々には興味はないが、この「こども卓球台」はとても魅力的だ。

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魅力その1「小さい」
私は昔、自宅に卓球台を所有していたことがある。もちろん試合で使える大きさの卓球台である。だが、あの大きさの台を部屋に入れると、8畳ぐらいの部屋でも狭かった記憶がある。前後にほとんど動けなかったし、ラケットを振り回して家具を傷つけるという心配もあった。
前後にほぼ動けないが、フルサイズの卓球台で練習するのと、2/3サイズの台で少しだけ前後に動ける余地があるのだったら、私は動ける方を選びたい。
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上の図はイグニオというメーカーの「家庭用サイズ卓球台」の説明から。

魅力その2「けがをしにくい」
卓球台の角に腕をぶつけてケガをしたり、台の下に落ちたボールを拾って起き上がったところにネットのサポートがあって頭から流血したりといった経験は卓球人ならきっとあるはずだ。卓球は他のスポーツと比べて大けがをするおそれはほとんどないが、それでも台に体をぶつけてケガをするといった事故はしばしば起こる。卓球用具がこれだけ進化しているのに、どうして卓球台の角は直角のままで、ネットのサポートは金属製でとがった部分があるのだろうか。もっと安全性に配慮してほしいものである。


T2での張本智和選手のケガは記憶に新しい。

村上氏の卓球台は角が丸くてネットのサポートはプラスチック製のようだ。これならケガをする心配はない。

魅力その3「真剣な練習をする気にならない」
もし、国際規格サイズの卓球台が自宅にあったら、私は真剣にサーブ練習とかをしてしまいそうである。そして自然の流れとして卓球マシーンを買ってしまうだろう。そして気がついたら、毎日そればかりしていて、日常生活に支障が出る気がする。いくら好きなものでも、いや、好きなものだからこそ、多少距離を置いた方がいいこともある。さらに自宅に卓球台があって、もし適当な練習相手がすぐ近くに住んでいたら、私は卓球のために仕事を辞めてしまうかもしれない。自宅に本物の卓球台があるというのはハニートラップのようで危険すぎるが、「こども卓球台」にはそういう危険なにおいがない。物理的な意味でも、精神的な意味でも安全である。「こども卓球台」が自宅にあったら、軽く打球感やフォームを確かめる程度で満足するような気がする。台上に下回転をかけたボールをポトンと落として、「チキータ!」ぐらいのことはやるかもしれないが、真剣に練習する気を起こさせないところがこの台のすばらしいところである(ちなみにこの台は高さも低い)。

以上、小さめの卓球台を自宅に置いたら…と想像してみた。小さな卓球台はとにかくいろいろな意味で安全だ。それに尽きる。

ラバーの硬度表示について――ふと思ったこと

海外に行って靴を買おうとしたとき、サイズが分からなくてあきらめたことがある。
kutu
ちなみにこの靴をアマゾンで買ってみたが、2000円強で、安くて満足のいくものだった。

日本ではセンチメートル、アメリカではインチ、イギリスもインチ…でもアメリカのインチとイギリスのインチは少し長さが違うらしい。ヨーロッパではセンチメートルを使っているはずなのに、靴のサイズはパリポイントとかいう理解不能な単位で表される。
私の靴のサイズは26.5ぐらいなのだが、アメリカではそれが8.5、イギリスでは8、ヨーロッパでは43ということになるらしい。しかし、女性用の靴なら、アメリカの8.5は日本の25.5になるのだという。数字が苦手な私はこういうことを考えると頭が痛くなってくる。

どうしてこういうことになっているのだろうか。製靴業界に始皇帝みたいな人が現れて、度量衡を統一してくれないものだろうか。

同じことがラバーにも言える。
ラバーを選ぶときにスピードとかスピンとかの数値は8とか10とか表示してある。10だからいちばん弾むのかと思ったら、12とか13もある。テナジー05はスピードが13で、ファスタークG1はスピードが12.3だから、05のほうが弾むのかというと、そういうわけでもあるまい。各社で基準が微妙に異なるからである。同じ製品でも打ち方によってスピードが変わってくるし、「スピード」の厳密な値に関しては表示が難しいのかもしれないが、それでもスピードが11~13だったら、十分な弾みがありそうだと見当がつく。

しかし、ラバーの硬度は国によって大きく異なるので、非常に困る。
テナジー、ファスターク、ラクザ、GF等、各社の代表的なラバーなら、弾みや引っ掛かりは十分だと思うが、硬度が分からない。45度とか、50度と言われても、それがどのぐらい固いのか分からない。ロングセラーのラバーなら周りの人に打たせてもらったりしたこともあるので、なんとなくイメージできるのだが、新製品とか、海外のメーカーのラバーとなると、固いのか柔らかいのかさっぱり分からない。上述の「スピード」のように各社の数値が微妙に異なっても構わないと思うのだが、硬度の場合はキョウヒョウ・ネオ3が42.5度で、ヤサカの新製品ヴァルモが45-50度となると、ヴァルモの固さが全くイメージできない。

そこで提案したい。
硬度を数値で表すとともに、分かりやすい言葉でも併記してみたらどうだろうか。

特柔・柔・微柔・中・微硬・硬・特硬

のように。
シートが硬いラバーとスポンジが硬いラバーがあって、一概には言えないというのは承知で、ザックリとこのような表示があれば、便利だと思うのである。各社によって基準が異なるだろうから、だいたい同じぐらいの硬さのラバー、テナジー05が硬で、ファスタークG1が微硬でも構わない。このような表示になっていれば、硬めのラバーを求めている人が間違ってちょっとマイナーなザルトやヴェガ・エリートを買ってしまうという事故も起こりようがない。このブログを読んでいる人は、おそらくどのラバーがどの程度の硬さかというのはよくご存じだろうが、ふつうのちょっと卓球が好き程度の人は、ザルトと言われても硬いか柔らかいか想像できない人が多いと思われる。表ソフトならなおさらである。そういう人に対して「特柔・柔・微柔・中・微硬・硬・特硬」の表記は親切だと思うのである。

卓球メーカーのみなさん、ご検討よろしくおねがいします。

つまんないけど、楽しい――ラバーの弾みとラケットの弾み

公園の砂場にて
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小学校の女の子がお父さんといっしょに砂場にやってきた。
「さぁ、何を作ろう?」
とりあえず砂を盛り上げて、山を作り始める。
「もう3年生なのに、砂場で山なんか作って楽しい?」
近くのお父さんがうんざりしたような口調で言う。どうやらいやいや公園に付き合わされているらしい。
「う~ん…つまんないけど、楽しい。」

そんなやり取りを傍で聞いて、「ちょっと深いなぁ」と思ってしまった。

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絶好球を最適な打点とスイングスピードでフォアドライブしたときの感覚というのはいわく言い難い。人によって異なる感覚であろうが、私が表現するとしたら、ラバーでボールを捉えるじっとりとした感覚を伴った爽快な振り抜きとでも表現するかもしれない。

そしてまれにボールがラバーに食い込み、それをラバーが反発で押し返している感覚を感じることもある。私はそれがラバーどまりなのだが、感覚の鋭い人は、打球時に、まずラケットの反発を感じ、それからラバーの反発を感じるという。その0.1秒?ほどの微妙な感覚を感じ分けられるのだと聞いて、驚いた。しかし、こういう微妙な感覚を感じられない私のような鈍感な人間のほうが少数派なのかもしれない。

こういう観点で打球感を楽しむ卓球というのを飽きるほどやってみたい。

最も取り組みやすいのがフォア打ちである。
同じ強さで同じリズムでミスなく打ち続ける。ふつうならこんな練習を30分も続けたら飽きてしまうだろうが、神経を研ぎすませてラケットの反発とラバーの反発の感覚に耳を澄ませてみる。そうすると、自分がスイングしている感覚がなくなって、打球感を感じやすくなってくる。そういう状態に入ってから、微妙に打球の強さを変えてみたり、当てとこすりの割合を変えてみたりすると、用具の反発が感じられるかもしれない。あるいは身体の向きや姿勢の高さ、打球ポイントを微妙に変えてみると、自分にとってもっとも気持ちいい打ち方が発見できるかもしれない。こうやって心静かに三昧境に入れば、単なるフォア打ちも豊かな練習になるだろう(前記事「感覚を味わう」)。

食べ物も、さまざまな調味料を駆使して絶妙の味わいを実現する料理もあれば、ほとんど味付けをしないで素材本来の味わいを活かす料理もある。練習も同じではないだろうか。

次にどんなボールがどこにくるか分からない、ランダム要素満載の練習もいいが、こういう心静かに打球感を味わう練習も楽しいと思う。ひたすら同じことを繰り返す「つまんないけど、楽しい」という感覚は練習時間がなかなかとれない私のような社会人に欠けている練習だと思う。

海外メーカー製品の魅力【画像多し】

ラケットをあれこれ購入するが、なかなか練習時間がとれず、試すことのできないままお蔵入りになっているし、ラバーも未使用のものが5~6枚ある。

ラケットはあまりあれこれ換えると感覚が狂うから、できれば固定しておきたい。

未使用の状態でラバーはどのぐらいのスピードで劣化するのだろうか。私は新製品のラバーを買うことはほとんどないので、工場で作られてから私の手元に届くまでに最低でも1~2年は経っているだろう。以前、廃盤のラバーが安くなっていたのを購入したことがあるが、おそらく作られてから3~4年は経過していたのではないだろうか。しかし、私には問題なく使えた。ラバーもストックされているものが5~6枚があるので、急いで買い足す必要はない。

私はシューズにはこだわりがないので、あまりあれこれ新製品を試してみようとは思わないが、それでも未使用のシューズのスペアが1つある。

そんな感じで卓球にどうしても必要なラケット、ラバー、シューズは今のところ足りている。もうこれ以上新たに購入したいとは思わない。しかし、暇があると、卓球用具でおもしろいものはないかと探している自分がいる。仕事のストレスと、卓球ができないストレスのためだろう。

どうしても必要なラバーやラケットは足りており、これ以上買いたくないが、それでもときどき何か卓球用具を買わないと気が済まない。そうなると、目が向くのが小物とか、カバン・ラケットケースの類、シャツやパンツである。

そういう目で卓球用具を探してみると、日本メーカーよりも海外メーカーの製品の中にユニークで洒落た製品が多いような気がする。

たとえばアンドロのラケットケースはちょっと気になる。

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こういうラケットケースは今までになかった。個人的にはドットのケースは今どきの女子高生のかばんのイメージがあり、かわいいと思った。
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が、人が使っていた「フルデザイン・ハードケース」の実物を見てみると、シンプルな単色のドットではなく、いろいろな色が使われていて、私のイメージとちょっと違っていた…。
次は同じ路線でチェック柄なんか作ったら売れるのではないだろうか。
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他にもスカル柄のサイドテープとか、アンドロの製品は最近とてもおしゃれな感じがする。
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スティガもしゃれたラケットケースを作っている。日本で買えるかどうかわからないが、なんだか70年代のレトロな雰囲気のケースである。というか、スティガはロゴからしてかっこいい。このロゴがついているだけでしゃれた感じがする。日本メーカーはロゴを変えることが多いが、どうしてだろう?ヨーロッパのブランドのように何十年も同じロゴを使い続けたほうが歴史の重さが感じられていいと思うのだが。

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バタフライのロゴはコロコロ変わるが、個人的には70年のロゴのほうが好みだ。ヤサカは旧ロゴのほうが絶対にかっこよかったのに。


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レトロな感じのラケットケース


また、キーホルダーもかっこいい。
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許昕のシルエット?

日本人の頭の形には合わないかもしれないが、キャップもシンプルで飽きのこないデザインである。くたびれてくると、かっこよさが増す気がする。
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アメリカのアマゾンのサイトを見ていると、日本では発売されていないと思われるキラースピンの製品がたくさんある。キラースピンもロゴがかっこいい。

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このがんばっている人がちょっと間が抜けていてかわいいし、キラースピンというブランド名もかっこいい。

ラバーやラケットを試してみたいとは思わないが、Tシャツなどはとても私の好みに合っている。
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一見すると、卓球のTシャツには見えないのだが、さりげなくラケットが描かれているのがかっこいい。女性用だが。

カバンもかっこいい。

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ラケットケースかどうか分からないが、「ラケット・ジャケット」という下の商品もおもしろい。
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昔のアメリカの大学生は本をバンドで縛って肩にかけているイメージがあったが、このラケットケースをみると、あのバンドを思い出す。

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この「ラケット・ジャケット」をベルトなどに通すことができれば、ガンマンのような感じでおもしろい。

卓球メーカーのゲームシャツではないが、アメリカのアマゾンで販売されている卓球をモチーフにしたTシャツを見てみると、かっこいい/ユーモアのある ものが多い。500円ぐらいの送料で日本に送ってもらえるなら、1枚買ってみようかしら。
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上はリオ・オリンピック記念Tシャツらしい。「落ち着け!我々にはリリー・チャンがいる」という意味か。

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日本メーカーのTシャツはあまり気に入ったものがないが、最近のジュウイックのシャツは洒落たものが多い。下のドリームTというゲームシャツはフランス人のデザイナーのイラストらしいが、かわいい。

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日本メーカーもラバー名をデカデカとプリントしたTシャツや、爆発や稲妻をモチーフにしたゲームシャツよりも、街なかでも着られるシャツをたくさん作ってほしいとオジサンは思う。

おっと、なんだかまとまりがない文章だったが、私には日本メーカーよりも、海外メーカーのセンスのほうが理解できるということである。





カレンダーを買った話――WRM再訪

今週は関東方面を訪れた。
せっかく東京に来たので、東京でしかできないことをしてみたいと思い、有名な卓球教室で練習でもしてみたいと思ったが、ネット環境がなかった(私はスマートフォンを持っていない)ので、詳細が分からず、練習の方は断念した。

それでWRMで、今話題のカレンダーを買いたいと思っていたので、WRM高田馬場店を訪れることにした。

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こういう方面に卓球メーカーが進出するというのは今まで聞いたことがない。相変わらずWRMは攻めている。どれだけおしゃれなカレンダーかこの目で確かめてみたいので、購入したかった。

しかし、心配なことがある。

私が拙ブログで過去にWRMの製品について批判的なことを書いていることだ。WRMの人にしてみれば、「偉そうに上から目線で我が社の製品を批評しやがって、鼻持ちならないヤツだ」ぐらいに思われていても不思議ではない。

高田馬場店は以前訪れたことがある(前記事「WRM高田馬場店への行き方」)ので、もしかしたら顔が割れているかもしれない。しかし、3年も前のことだし、小一時間話しただけなので、私の顔なんて覚えていないはずだ。しかし、もし万が一覚えていたら…。非常に気まずい雰囲気になるに違いない。いや、そんなはずはない。私はそれほど特徴のある外見ではないし、普通の客とちがう点などな…あー!髭剃ってくるの忘れた!服装も変なスウェットシャツにシャカパンだし、これじゃ部屋着のまま顔も洗わず店に来てしまった人みたいだ。しかし、企業訪問じゃあるまいし、卓球ショップにきちんとした格好で行かなかったからといって変な人だと思われることもないだろう。考え過ぎ、考え過ぎ。WRMに批判的なことを書いた負い目があるから、なんだか自意識過剰になっているようだ。

余計なことを言うと、疑われるかもしれないから、必要なこと――「ラバーガール」のカレンダー購入だけをして、ボロが出ないうちにすぐに帰ろう。しかし、せっかく東京まで来たので、2~3分ほどで店を後にするというのも味気ない。不審がられない程度のふつうの会話をして帰ろう。

どんな会話をしようか。

「この店の1ヶ月の売上はどのぐらいですか?」

あほか!なんでよそのうちの懐具合なんて質問するんだ。中国人か!

「店員さんは彼女がいますか?」

そんなことを聞いて何の意味があるんだ!

もっと場面にふさわしい、ふつうの質問をしなければ。
卓球ショップなのだから、卓球についての質問だ。

「この店で扱っているラケットでどれがおすすめですか?」

卓球の話には違いないが、そういう、電気屋に行って「一番いいパソコンはどれですか?」的な質問をする人と同様、知性を疑われてしまう。

私は用具に詳しくないので、あまり高度な質問をしたら、知識のないくせに変に通ぶっていることを見透かされて、軽蔑されるかもしれない。もっと素朴な質問にしよう。

「5枚合板と7枚合板は打球感がどう変わるんですか?」

うん!こういうふつうの質問にしよう。おそらく一概に言えないだろうから、いろいろな話題に発展するかもしれない。

「ラケットによって重心が先端寄りのものと、グリップ寄りのものがありますが、この店のラケットで中央に重心があるものはありますか?」

これもいい!よし、あとは出たとこ勝負だ。

昼過ぎにWRMを訪れると、幸いなことに客は誰もいなかった。チャパリータ氏と単氏が店番をしているはずだ。

「いらっしゃいませ」

「あ、こんにちは。」

あれ?違う!新入社員のハジメ氏とチャパリータ氏だった。

「ここのラケット、触らせてもらってもいいですか?」

「もちろん、どうぞ。」

「今、新しいラケットが次々と登場して、王道シリーズって、影が薄いですけど、このグリップデザインは古びないですよね?飽きが来ないというか、余計な飾り気がなく、ソリッドでかっこいいですね。スベスベしてて、さわり心地もいいですよ。」

「ああ、王道はその筋では有名なデザイナーがデザインしたんですよ。」

「なるほど、そうだったんですか。王道01と02はどう違うんですか?」

「それほど違いはないですよ。7枚合板に近いものなら、04のほうがいいかもしれませんよ。」

(あ、それは私が以前、「打球感が気に入らない」と批評してしまったやつだ…。)

「そうなんですか。でも私は特殊素材が入っていないもののほうが好みなんです。」

「じゃあ、OSPのラケットがいいかもしれませんね。」

「最近、話題のやつですね。でも、売り切れじゃないんですか?」

「サンプルならあるんですよ。見てみますか?」

…とこの後、非常に深い話になるので割愛。

チャパリータ氏はこのメーカーのラケットに惚れ込んでいるらしい。

「あの~カレンダーを買いに来たんですけど。」

「ありがとうございます!」

「卓球メーカーがああいう商品を出すって発想がなかったんですが、いろいろコネがないと、できないですよね?」

「そうですねぇ。知り合いとかにあたって、カメラマンとか、メイクさんとか、みんなほとんどボランティアみたいな感じで協力してくれたので、経費がずいぶん削れたんですよ。」

「そういえば、今度の日曜日の晩にイベントがあるんですよね?」

「そうなんです。よかったらぜひ来てください。」

「いやいや、こんなオジサンが行ったら浮いちゃうでしょ。」

「そんなことないですよ。大丈夫です。」

まぁ、私は日曜日は東京にいないので、参加できないが、もし可能なら参加したいものだ。表参道という場所らしいが、若い人がよく訪れる街のような気がする。こういうイベントは若い人が中心になって大いに盛り上げてほしい。チャパ氏の用具に関する造詣の深さから察するに用具クイズなんてのもあるかもしれない。ネットでは話せない裏話とか、上手な人と卓球ができたりするとしたら、うらやましい。

ところでrubbergirlという単語をネットで調べてみると、

An incredibly hot bodied female aged(legally!) between 18 and 40

とある。きっとムチムチでお色気満点な女性たちが来て、酒池肉林が楽しめるのだろう。

カレンダーというと、私は会社とかがタダで配布している筒状のものをイメージしていたが、

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A4サイズを二つ上下につなげたサイズで、思っていたより小さかった。rubber03

もっと大きいサイズのほうがよかったのになぁ…

あ!また批評しそうになった。危ない危ない。
しかし、多くの人がボランティアでこれだけ手間をかけて作ってくれた製品なのだから、文句を言ったら罰が当たるな。発想を転換して、小さいサイズだからこそ、メール便で安い送料で購入できるというメリットもある。

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日付の下には大きな大会やWRMのセール等が記されている。なるほどアジア選手権は4/9~なのか。世界卓球は5/29~だ。

ハジメ氏の笑顔に癒やされながら、30~40分が過ぎた。

なんだか緊張して質問ばかりしてしまったな。新幹線の時間もあるし、そろそろ帰らないと。
おそらく私は変なことを口走ったりはしなかったはずだ。が、これ以上いると、余計なことを口走ってしまいそうで自分が怖い。

そして私はWRMを後にした。

うん、短いながらも、なかなか楽しく過ごせたではないか。いい思い出になった。

あ~!OSPのラケットを試打させてもらうのを忘れた!!
 

【追記】 170311
今日が東日本大震災の日だということをすっかり忘れてこんなおちゃらけた記事を書いてしまった。
犠牲者のみなさんのご冥福をお祈りします。
 

バタフライはどこへ行く 【注意:画像多し】

バタフライの2017年のカタログを見たのだが、他社とずいぶん趣きが違う。
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初めから水谷選手をはじめとしたバタフライの看板選手が登場し、企業理念や商品へのこだわりなどがストーリー仕立てで30ページ以上も続く。商品の情報はなかなか出てこない。

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これは卓球用品のカタログなんだろうか。
なんだかプロモーションビデオか、ドキュメンタリー番組でも見ているような錯覚を覚える。

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カタログでは吉村真晴選手が大活躍だった。たしかに吉村選手が登場すると、見栄えがする。


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浜本由惟選手もカタログに華を添えていた。

そしてようやく製品の紹介が始まる。
まずは新製品のラバー「ロゼナ」。テナジーの普及版として人気が出そうだ。
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しかしパッケージデザインが他のラバーとほとんどいっしょなので、あまりインパクトがない。

どうしてバタフライはラバーのパッケージデザインをこんなに没個性的なものにしたのだろうとずっと疑問だったが、おそらくこういうことだろう。

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 洒落たカフェの店内。

そこで、もしバタフライのラバーが売っていると想像してみると…

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ありえないことではないと思えてくる。

これがもっと主張のあるパッケージデザインだったら

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洒落たカフェの雰囲気にあまり調和しないかもしれない。

最近のバタフライのラケットのグリップデザインはおしなべて落ち着いた、シックなものに変わってきた。

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SK7も旧デザインのグリップは安っぽい感じだったが

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新製品SK7クラシックは

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旧モデルの雰囲気を残しながらも、色調が落ち着き、少し高級感が出てきた。ちょっとほしいかも。
ガレイディアとかハッドロウのような落ち着いたデザインのラケットならカフェなどに置いてあっても全然違和感がない。

バッグも主張が控えめで、あまりかっこいいとは思わないけれど、かっこ悪いとも思わない。
地味な印象。しかし、地味な中にもちょっと品がある。

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こういう方向性はやはりこの方の意向が強く働いているのではないだろうか。

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ドハデでとにかく目立つデザインではなく、地味でオーソドックスなおしゃれというのは女性らしい感性のような気がする。

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ゲームシャツも地味におしゃれだ。


しかし、下の新製品のデザインはちょっと…。
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バタフライのロゴにも同じような方向性が受け取れる。

354-1旧ロゴ

new butterfly 新ロゴ

旧ロゴはシンボリックではあるものの、ほんの少しスピード感や躍動感のようなものを感じさせたが、新ロゴでは左右対称で、言われなければ蝶のシンボルだと気づかないほどに主張を消した。

その代わり、シューズはポップで明るい色づかいのものが多い。
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バタフライはテナジーを値上げしたあたりから大きく変わった。
テナジー値上げで多くの卓球人は当惑しているが、それについて私はどうこう言うつもりはない。

上述のようにバタフライは業界のリーダーとして卓球のイメージを変えようとしているのではないか。
おしゃれで、若い人にもちょっと始めてみたいと思わせるようなスポーツ。
そんなイメージこそが卓球に最も欠けていたものである。

用具の技術や品質をいくら向上させたところで、ラケットやラバーの売上がそう伸びるとは思えない。しかし、卓球のイメージが向上し、卓球人口が増えてくれれば、卓球用品メーカーの業績も自ずから向上する。そういう深謀遠慮が最近のバタフライの変貌の理由なのではないかと勝手に思い込んでいる。

 

こんな卓球用具はどうだろう?――ラケットケースとブレード形状について

「そなえよつねに」の後半を書く気力がないので、代わりに以前書いておいた記事を公開したい。
軽い冗談だと思って読んでいただければと思う(私はけっこう本気なのだが)

いろいろなラケットケースを使ってみて、一番しっくりくるのは、ブレード面だけを覆うタイプ(丸型)である。
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いちばんかさばらないし、グリップ部分がむき出しなのがいい。これによってグリップにしみ込んだ汗が乾燥しやすいと思う。

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ライダーマンは私の周りでは不評だったが、私はけっこうかっこいいと思っている。

ただ、このタイプのラケットケースは2本入れのものがない。1本だけでは心もとないので、2本入る丸型のラケットケースがほしい。

そこでこういうのを発売してもらえないだろうか。

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涙型のラケットケースの下半分を切り落としたものである(ラケットのサイズに合わせて、厚みはそのままで小型化してほしい)。これなら2本ラケットが入り、かさばらないし、グリップも乾燥しやすい。

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以前、ラケットのブレード形状について記事を書いた(「卓球ラケットブレード考」)が、縦長のブレード形状はよくあるが、横長のブレード形状は稀である。パーソン・インパルスというラケットが横長らしいが、そういうブレード形状は何か問題があるのだろうか。

以前、ブロックをするとき、ヘッドを立てると安定すると書いた。シェークのフォアブロックなどは、ヘッドを真上にすると、かなり安定する。
ペンの表面のブロック(いわゆるショート)でグリップを限界まで立てると、(少なくとも私は)ブロックが安定する。強いドライブを受けてもしっかりと止めることができる。しかし、表面でヘッドを真上に立てるのはかなり疲れる。脇をしっかり締めて、体をちぢこませないと、バックショートでうまくヘッドが立たない。

そこで思い切り横長のブレードはできないものだろうか。角型ペンのラケットの側面にグリップをつけたような感じである。名付けてハンマーヘッドラケットである。

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つまり、こういうイメージである。

これならブロックの時にグリップを水平にしても、通常のラケットでヘッドを立てたような効果があり、ボールが安定しやすく、フォアドライブの威力も増しそうだ。ツッツキはまっすぐ前につっつけば、ブルドーザーのように安定するにちがいない(この譬えがどういう意味なのか、私にもよくわからない)

もし、卓球メーカーの方でこの記事をご覧になった方がいれば、ぜひ製品化をご検討いただきたい。実用性はともかく、長く語り継がれる製品になるだろう。


 

湿気と弾み――ラケットを手軽に乾燥させる方法

何年も使い込んだラケットには手の汗や湿気がラケット深くに潜り込み、打球感を変える――弾まなくなるのだという。新品のころはカーンと響くような打球感だったラケットが3年、5年と使い込んでいくと、ジットリとした打球感に変わるのだという。

「そのジットリがいいのだ」

という人もいる。

中国選手は新品のラケットを鍋でグツグツ煮てから使うという話を聞いたことがある。
「いや、ミスの少ない中国選手が煮るなんて乱暴なことをするとは思えない。シュウマイの国だけにせいろを使って蒸しているのだ。」という意見もあれば、「いや、トップ選手はみんなフライパンで炒めている」「焙っている」「燻している」など、真偽のほどは明らかではないが、そういう意見を聞いたことがある。

私のラケットもなんだかジットリしていて、弾みが悪くなったような気がしていたので、乾燥させてみたら、打球感が変わっていいボールが出るかもしれない。

前記事「卓球用具代用考(乾燥剤)」 

で乾燥剤を使ってラケットを乾燥させることを考察してみたが、あまり効果が感じられなかった。保存・保管にはいいかもしれないが、もっと手っ取り早く乾燥させる方法はないだろうか。焙るというのはできないこともなさそうだ。

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こういうふうにできれば一番いいのだが、街中に住んでいると、こういうことをする場所が限られる。めんどくさい。うちのガスコンロを使うのもちょっと…。

そこで、ちょうどうちに布団乾燥機があったので、それでふとんといっしょに温めてみた。
しかし、いきなり2~3時間という試練をラケットに与えたら割れたり、接着剤がダメになって、合板が乖離してしまったりするかもしれない。はじめは20分ぐらいで試してみよう。

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 左のスティガのラケットは93グラム。右のダーカーのラケットは85グラムだった。

それをふとんといっしょに温めること20分。ホカホカになったラケットを計量してみると、92グラムと84グラム。ちょうど1グラム軽くなっている。

これは効果があるかもしれない。

あと20分追加してみる、同じように計量してみると、今度は91グラムと83グラム。また1グラム減っている。
こんな手軽に2グラムも減量できるとは。もしかしたら、あと2時間ぐらい続けたら、新品のときのような打球感を取り戻せるかもしれない。

しかし、私は用具に対してそれほど探求熱心ではないので、ここまでとしておく。
読者の中には用具に対して並々ならぬ情熱をお持ちの方もいらっしゃるかと思われる。そういう方がもっと徹底した調査レポートを報告してくれることを期待している。


【寄稿】ヤサカ 卓球マシン Y-M-40α レビュー

読者のぴーろんさんからヤサカの卓球マシン「Y-M-40α」のレビューをご投稿いただいた。
ぴーろんさんは以前「アイポン・プロ」の詳細なレビューもご投稿いただいている。

このアイポン・プロは十分に役目を果たし、使用不能となったため、このたび、新たにY-M-40αを購入なさって、その2時間×3回の使用感を送っていただいたわけである。




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ヤサカのサイト
によると、以下のスペックである。ダブルローラーで収集ネット付きで実売5万前後である。私にとっては大きな買い物だが、このスペックを考えれば、リーズナブルである。家庭に卓球台がある方や、基本的な技術を習得中の方には特に有益だと思われる。

  • ●サイズ:31×31×39(cm)

●本体重量:3kg
●ダブルローラー搭載
●固定モード(1コースに固定)
●切替モード(フォア・バック切替)
●3 コースへのランダム送球機能
●5 段階ずつ上下回転量
●8 段階のピッチ調整
●ボール収集ネット

卓球王国の動画でも紹介されていた。


しかし、この動画で使われているのは前モデルのY-M-40では?

『卓球王国』で渡辺貴史氏の「マシン練習法のトリセツ」という連載が現在、連載中であり、卓球マシンを使った練習に注目が集まっている。また、値段もこなれてきており、今まで公共物というイメージの強かった卓球マシンが個人の手の届くものになりつつある。

以下、ぴーろんさんのレビューである。

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アイポン・プロの顛末は「【寄稿】アイポン・プロ レビュー」に掲載していただいておりますので割愛させていただきます。

 

卓球マシンの価格、性能、予算などを比較検討した結果、ヤサカの「Y-M-40α」をジャスポにて約5万円で購入しました。購入の目的は自分一人での練習がメインです。3回使用した感想や気が付いた点を紹介します。

アイポンとの比較が多くなりますが、私はアイポンしか使ったことがありませんし、ターゲットとされる購入者の重なりも大きいかと思い、適宜比較してみました。



◎購入に至った動機

他の同価格帯のマシンと比べると横回転が出せない、価格が高い、ふり幅が一定などのマイナス面がありましたが、設置が簡単という集球ネットが付属していることや本機を使用した練習動画があったことで、より理解が深まったこともあり、本機Y-M-40αの購入を決定しました。アイポンと同じくツーローラーだからできるはず、との思い込みがあったため、ナックルが出せないのは使用してみてわかりました。


 

◎できること、できないこと

1)上回転、下回転それぞれ1から5段階の強弱が\選択可能(作動中でも変更可能)。横回転はできません。
 

2)ナックルはできないようです(アイポンは上、下回転は独立して無段階で設定可能でしたが、本機は上下回転同時設定はできないようです)。
 

3)フォア(F)、ミドル(M)、バック(B)のどこか1コース固定で送球可能(作動中でも変更可能)。
 

4FBに一本ずつ送球可能(FBへ二本ずつや、FMBMFはできない。FBの一種類だけ)。送球ピッチに連動して首振りも行います。
 

5FMB3コースにランダム送球可能(アイポンは首ふりの速さと送球ピッチによりランダム送球となりますが、本機は3コースに固定してランダムとなります)。送球ピッチに連動して首振りも行います。
 

6)サービス(相手コートに第一バウンドさせ、自分コートに第二バウンドさせる)はできません。アイポンは本体を傾けることでできましたが、本機でも試したところ、ランダム送球(首ふり)はできましたが、第一バウンド後のボールがネットを越えませんでした。今後、試行を継続してみます。
 

7)一分間に3570球送球選択可能(取説より引用)
 

8)電池では動作しません。
 

9)本体はリモコン(赤外線通信?)で操作します。リモコンは電池式(単3 2本 付属)です。
 

10)ボールは約90球貯留(計数していません。この情報はネットの広告から引用)

  

◎気が付いたことなど

11)簡単に組立、設置できる集球ネットが付属しています。落ち口をあけておいてもスムーズにボールは落ちません。アイポン用に購入したものがありましたが、粗悪品で部品点数も多く、重たいものでした。集球ネットの更新も本機購入の動機の一つでした。
 

12)アイポンには無かった、本体内部にボールが詰まったときなどの取出し口が設けられています。
 

133回使用しましたが球詰まりや重送はありませんでした。空送球もほとんど無く、貯留しているボールも最後の1個まで送球してくれます。発射までの球送り機構などはアイポンと同じですが、アイポンにはない、使いやすさへの追求心が見て取れました。
 

14)アイポンと同じように、ボール貯留用と本体下部用に漏斗状の部品があり、本体に取り付けて使用します。見た目ではあまり違いがなく、どちらでも取付けできますが、下部用には滑り止めがついているのでわかります。4つの爪で取り付けますが、アイポンでは1つの爪が取れてしまったので同じようにならないか心配です。
 

15)交換用のヒューズや工具、板厚の薄い台に集球ネットを取付けるためのアタッチメント(ゴム板)も付属しています。このあたり、日本メーカーの気遣いを感じますがヒューズの位置や交換方法については説明書に記載がありません。残念!ちなみに本体ラベルにはmade in Chinaとあります。
 

16)リモコン操作は簡単です。本体には操作盤やスイッチなどはありません。よってリモコンは必須なので、替えの電池もあった方がよいでしょう。だが、リモコン自体の電源入切のスイッチ等はないようです。入切の方法や電池での使用可能時間をメールでメーカー(ヤサカ)に問い合わせしましたが回答をいただいていませんので、電池の抜差しで対応しています。面倒です。裏にリセットボタンがついています。このことも説明書には説明がありません。残念!
 

17Y-M-40時代の名残りなのか、本体には棒状の足を差すところが残っています。ジオ○グを思い出しました。残念!というかよくそのまま商品として出荷を決断したなという感じです。使用にあたっては問題ないですが。
 

18)購入から1年間のメーカー無料修理保証がついています。
 

19)電池を入れた時のリモコン初期値はM固定モードです。貯留部、下部を本体に取り付け台の中央に置き、本体スタートをするとまず、なにやら動作状況を自己判定し、その後、送球が始まります。送球が自コート中央(M)となるように本体の角度を調整します。その後、固定のコース指定、ランダム、プログラム(FB切替)などを選択すると、ちょうどよい振り幅となります。相手(ヤサカを置く)側のフォア寄り、バック寄りに置く場合もほぼ同様の調整で簡単に行えます。

 

 

◎使用した感想

モーター性能やローラーの材質の違いなのか、アイポンに比べボールの回転量は上限が低く感じますし、上下回転の同時設定ができないからなのかは判りませんが、ボールの質というか打感も軽い感じがしました。

基本中の基本であるFBへの切り替え練習ができるのがうれしいです。また、ランダム機能はアイポンにはなかった機能です。より実戦に近く、試合でも使える技術や意識の習得に有用となるものと感じました。

アイポンとは見た目が同じことやツーローラーであること以外は別物だと感じました。

 

◎まとめ

アイポンが劣っているのではなく、それぞれに長所、短所があります。使用する人の意識や練習方法次第では有用にも無用にもなるのはアイポンも本機も他のどのマシンでも同じでしょう。世間には20万円もする高級マシンもありますが、個人で20万円のマシンを買うのであれば時給1000円で大学生にコーチを依頼した方がいいかもしれません。教室に入るのも手でしょう。5万円が高いか安いか、これからの練習時の意識次第という気持ちを持って頑張ろうと思います。

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以上が、ぴーろんさんのレビューである。
本体での操作ができないというのがちょっと不安である。リモコンの電池が切れたら、せっかく練習場にマシンを持っていっても動かないということになるのだろうか?
個人的に最も気になるのは耐久性である。10年も20年も持つとは思えないが、5年は故障なしでもってほしい。小さな故障でメーカーに送ったり、修理代が万単位になったりするのでは、この機種のコストパフォーマンスの高さが解消されてしまう。ぴーろんさんの追跡レビューを期待している。

拙ブログでは読者に広く有益な情報・意見を求めている。
用具レビュー以外にも、技術論、戦術論など、多くの読者に有益な投稿をお待ちしている。
技術論というと、身構えてしまう人もいるかもしれないが、拙ブログの想定読者は全国レベルのプレーヤーではなく、市井の万年中級者である。 「私は高校生の時に関東大会に出て一回戦負けのレベルだから…」などと遠慮なさる方もいるかもしれないが、地方大会に出場経験があるというのは、私から見れば立派な上級者である。このブログをご覧になる方の大半は、おそらく学生時代に県大会に出られなかったというレベルだと思われる。そういう読者にとって有益な技術論・戦術論も、用具レビューと合わせてご投稿いただけたらさいわいである。

【追記】 161105
Y-M-40αの集球ネットの使い具合についてぴーろんさんに問い合わせたところ、アイポンのものよりもずっとよく、使いやすいが、アイポンのネット同様、ボールの流れが悪く、穴に落ちにくいとの回答を得た。

 

卓球向けビデオカメラの選び方

9月はビデオカメラが安くなるんだそうである。
10月は運動会を撮るために一年で最もビデオカメラが売れる時期だそうで、この時期に新規購入・買い替え需要が起こり、新製品の投入があり、旧モデルの安売りが始まるらしい。

前記事でもビデオカメラを取り上げた(前記事「卓球人のためのビデオカメラの選び方」)が、9月を控えた今、改めてビデオカメラについて考えてみたい。
なお、私はこういう分野に疎く、画質や音声の良さとか、性能的なことはよく分からないので、詳しい人に確認してから購入することをお勧めしたい。

家庭用ビデオカメラは大きく分けると3種類あるようだ。

A:4K動画が撮れる上級モデル。
B:1080Pまでの標準的なハイビジョン動画が撮れるモデル。
C:アクションカメラ

Aの4K動画はハイビジョン動画と比べて4倍の解像度というから、データ量が膨大になる。また、4K画質が映せるテレビやPCのモニターはまだあまり普及していない。将来的に4Kテレビが普及した時のために購入するという手もあるが、自分の試合などを撮影するのにそれほどのスペックが必要か疑問である。
HC-VX980M
パナソニックのHC-VX980M。

今、6万弱で買える。コストパフォーマンスが非常に高いので人気がある。

Cのアクションカメラというのは非常に小型で、振動やホコリに強く、自転車に取り付けたり、ダイビングのときに自分の手や頭に取り付けて、自分の視点で撮影するという用途らしい。スポーツをするときや旅行に行った時、自分の視点で撮ることができる。ただ、レンズが非常に広角で、固定して撮影する卓球撮影にはあまり適していない。

GoPro HERO4
 GoPro HERO4 5万円強。

というわけで通常のBのハイビジョン画質のビデオカメラが最も卓球撮影に適していると考えている。

ビデオカメラはソニー、パナソニック、ビクター、キヤノンから出ているが、前三者がシェアの大半を占めているらしい。普通はソニーかパナソニックかというところだが、ビクターはバッテリーの容量が大きく、2時間半以上連続録画できるらしい。また、衝撃にも強いという。卓球撮影用としてはなかなか魅力的である。

Everio GZ-R300
Everio GZ-R300 3万円強。

カタログスペックでは撮影時間が310 分!5時間!
しかしこのモデルはMP4では記録できず、AVCHDのみだという。また1080Pの60フレーム/秒にも対応していないらしい(上位モデルはどちらも対応)。MP4に対応していないということは、youtubeにアップロードするときに、パソコンでMP4に変換するという一手間が必要になってくる。また60フレームに対応していないので、やや滑らかさに難があるか。

ソニーのHDR-CX675という機種が今、最も売れているようである。
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価格は5万弱ぐらい。
空間光学手ブレ補正という機能が売りのようだが、三脚で固定して室内で撮る卓球撮影にはあまり必要ないだろう。
録画モードがAVCHD画質:1920×1080/60p(PS), 24p(FX,FH), 60i(FX,FH)とMP4 : 1280×720 30pというのがいい。
USB端子から充電が可能ということなので、汎用品のモバイルバッテリーで充電できるようだ。ただ、付属のバッテリーが切れた時、モバイルバッテリーで給電しながら撮影することができない。ソニーの人に聞いたので間違いない。以下、メールでのやりとり。
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最後に本体のバッテリーが切れた時に、
汎用のモバイルバッテリーで給電しながら
撮影することはできるでしょうか。

●「HDR-CX485」HDR-CX675」

給電しながら撮影する事はできません。

ご期待にそえず、誠に申し訳ございませんが
何とぞご了承願います。
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HDR-CX485

卓球には手ブレ補正は関係ないので、下位機種のHDR-CX485もいいかもしれない。
ただ、値段は上位機種とあまり変わらず、5万弱。

あと、ソニーのカメラはパナソニックと比べて、本体液晶画面が少し大きいのがうれしい。
HDR-CX485は重さが195gだが、上位機種のHDR-CX675は重さが305gとやや重いのが難点。


一方パナソニックのHC-V360Mは上のソニーのモデルよりは安価なモデルだが、卓球撮影のための機能は十分だと思われる。
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価格は4万弱ぐらい。
録画モードは1080/60p:1920×1080/60p、PH/HA/HG/HE:1920×1080/60i、MP4/720p:1280×720/30pとなっており、ソニー製品とあまり変わらない。MTSファイル1080Pの60フレーム/秒とMP4ファイル720Pの30フレームがあれば十分である。720Pの60フレームというのが最も使い勝手が良さそうな気もするが。

本体の重さがわずか213gというのがすばらしい。ポケットに入るぐらいの小ささである。
ただ、このモデル(内蔵メモリを増やしたHC-V480Mも)は現在生産終了で、10月ぐらいに新しいモデルが出る予定だが、熊本の地震で部品供給が滞っているらしく、後継モデルが予定通り発売されるか分からない。
パナソニックのビデオカメラのすばらしいところはPSPのACアダプターが流用でき、給電しながら撮影できる点である。さらにPSP用のUSB変換ケーブルを使えば、モバイルバッテリーを使って撮影できる。HC-V360Mに付属のバッテリーは容量が小さく、カタログ値では125分である。ソニーのHDR-CX675はもう少し大きく、カタログ値が150分である。パナソニックのカメラはこのバッテリーという弱点があるのだが、上の方法でその弱点は解消される。

PSPケーブル

USB充電ケーブル。300円ほど。

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アマゾンで一番売れているモバイルバッテリー。3000円ほど。
使ったことはないが、上のUSBケーブルでビデオカメラと繋げば、長時間の録画が可能になる?

【結論】
ビクター、ソニー、パナソニック、どれも卓球撮影に適しており、価格も4万~5万でリーズナブルである。
発色の美しさや手ぶれ補正といった点は卓球撮影にはあまり必要ない。必要最低限の機能と、バッテリーの持ちの良さを考えると、私はパナソニックの低価格機がいいかなと思うが、ビクターのバッテリーの容量と対衝撃性、ソニーのブランドは魅力的だ。

【追記】180501
私はパナソニックの安いカメラを2台使ってきたが、どちらのカメラも1年ほど経つと、急にオートフォーカスが誤作動し、10分ほど連続で撮影すると、画質がボケボケになってしまうというトラブルに見舞われた。ネットで解決策を探してみたが、ダメだった。
おそらく屋外で使う分には問題ないのだろうが、卓球の撮影のような体育館内での撮影はセンサーが高性能でないとオートフォーカスが誤作動するようだ。
解決法としてマニュアルでピントを固定するという方法が最も確実だが、パナソニックの安いカメラはマニュアルの使い勝手が悪い。タッチパネルで操作するので細かい操作がむずかしいし、ピントが上手く合わせられない。卓球の動画撮影にはマニュアルの使い勝手の良さという要素も考慮したほうがいいと思われる。


【追記】1800918
ピントが合わない、ボケるという問題は、もしかしたらレンズに気づかないような汚れがついていたからかもしれない。レンズを拭いてオートフォーカスがまともに機能するようになったことがあった。

卓球用具代用考――ボールケース、シューズバッグ

久しぶりに卓球用具代用考のネタが集まったので、公開したい。

卓球用具代用考というのは、卓球用具以外のものを卓球用具として使ってみようという企画である。

前記事「卓球用具代用考(ボールケース)」では、ボールケースの決定版が見つからずに先送りしたわけだが、今回、メガネ屋でちょうどいいケースを見かけたので試してみたところ、非常にフィットしたので、紹介したい。

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名古屋眼鏡 ウレタン セミハードケース 520円(ネットで買ったわけではないが、たぶんこの製品だと思う)

あまり安くないのと、フックがすぐ壊れるとレビューにあるのが気になるが、使い勝手はなかなかいい。

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ラージボールを4個入れると少しはみ出すが、

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ファスナーを閉めると、ちょうど収まった。硬式のボールならちょうど4個入る。眼鏡を保護するものなので、耐衝撃性は高い。

筆入れも試してみたいが、筆入れにはハードケースでちょうどいいものが見つからなかった。

卓球のボールケースは私はハードケースじゃないと不安である。ハードケースのボールケースはあまり多くない。
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TSP 2個入れ 800円ぐらい



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ヨーラ 3個入れ 800円ぐらい


ハードケースのボールケースは高すぎると思う。私はラージと硬式のどちらも2個ずつ入れたいので、4個入るこのメガネケースはリーズナブルでお勧めである。

もう一つ、シューズバッグでいいものはないか。

ラケットケースとシューズとタオル、着替え、水、食料、その他もろもろを入れると、カバンがいっぱいになる。シューズだけでも外に出せたらと思ってシューズバッグを買ってみたのだが、けっこうかさばるし、通気性が悪く、練習後の汗で湿ったシューズを入れるのがためらわれる。そこでもっといいものがないか探してみた。

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ミズノのシューズバッグ。デザインはなかなかいいが、ポリエステル製と記されているので、通気性はあまり期待できない。しかも値段が高い。1200円ほど。

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スティガ シューズバッグ 2800円!高い!

こういうしっかりしたバッグではなく、もっと安価なもので私には十分である。

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BLシューズ袋。400円ほど。ナイロン製ということなので、通気性に不安を感じる。


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無印良品 布製マイバッグA4サイズ 200円。

よく考えてみたら、うちにたくさんある布製の買い物バッグで十分ではないか。布製だから通気性もいいし。

というわけで、シューズバッグの代用品としては買い物バッグが最適という結論に達した。

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本題には関係ないが、最近、「 アニメの画像をアップすると近い構図の水谷隼の画像が送られてくる」というツイートが流行っているらしい。なかなかおもしろかったので、紹介したい。水谷選手は日本中でいじられていて、一躍、時の人となった。喜ばしい限りである。

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用具を購入すべきか

今、「卓球屋」でセールをやっている。
バタフライやヤサカ、アシックスやミズノ等を除いて4割引だそうだ。
いろいろ見てみてスティガのインテンシティーNCTが目に止まった。
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う~ん、グリップのデザインが好みだ。昔使っていたヨハンソンにそっくりだ。

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でもお高いんでしょう?
いえいえ10692(税込)円ですよ。

1万円のラケットというのが不思議と安く感じる。最近のラケットは実売1万以上のものがポンポン出てくるからだろう。

う~んどうしよう。

「欲しい欲しい」という気持ちを引きずりながら何年も自分をごまかすよりも、思い切って買ってしまったほうが精神衛生にもいいのではないだろうか。たとえ自分ごのみの打球感でなかったとしても、いつまでも恋恋と所有したいという気持ちを抱えていくよりはマシだ。

とはいうものの、今の自分の用具に特に不満があるわけではない。というより結構気に入っている。使い続けていくとだんだん手に馴染んでくる気がする。最近はグリップの感触が分かるようになってきた。

今まで自分がラケットのどの辺に力を入れるかをほとんど意識していなかったのだが、最近は人差し指の根本、中手骨の辺りに力を入れるとグリップと当たって気持ち良いことに気づいた。

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赤く塗りつぶした辺り

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上の写真のようにペンホルダーのグリップのちょうど中間辺りの一点に力を入れると手首が自然に使え、打ちやすく感じる。長年?同じラケットを使っていると、今まで意識したことのない、グリップと手の接触する部分に意識が行くようになる。それも接触するすべての部分ではなく、とりわけ一点に意識が集中するようになった。

よく打球時に手に力を入れるといいと言われるが、手という漠然とした部分ではなく、手のどこに力を入れればいいのだろうか?ラケットに手が馴染んでくると、そういう細かい部分まで気になってくる。

グリップだけだろうか?

スイングをする場合はどこに力を入れているのだろうか?上半身全体でスイングするのがいいとはいうものの、上半身の中の、それを代表する一点があるのではないだろうか。自分でフォアハンドの素振りをして確認してみると、左の肩甲骨の下あたりの脇腹に力を入れているかなぁと思う。

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下半身はどうだろう?
右の鼠径部の辺りだと思う。
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足はどうだろうか?
やっぱり拇指球の辺りだろうか。
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このように身体のパーツごとに力を入れる一点というのを意識できればより敏捷に効率よく身体を使えるようになるのではないだろうか。ただし、これはまったく根拠のない私の思い込みである。

ということを考えているうちに、新しいラケットを買いたいという欲望がだんだん薄れてきた。

今回も危ないところだったが、なんとか用具購入の誘惑を退けることができた。
長々と綴ってきたが、結局あまり意味のない駄文となってしまった。
インテンシティーNCTのレビューなどを期待していた方には申し訳ない。

結論としては、用具が欲しくなったときは、上達のためにいろいろ想像をめぐらしてみるのが有効なのである。

卓球人のためのビデオカメラの選び方

自分の試合や練習などをビデオに撮って改めて見なおしてみると、いろいろな発見がある。

「スイングする時、ラケットが下から出過ぎている」
「3球目をいつも同じコースに打ってしまう」
「打点が遅い」
等々

また、全国大会や国際試合を観戦に行った時、ただ観るだけでなく、一流選手のプレーをカメラに収めて、後で見返して思い出にひたったり、自分の卓球の参考にすることもできる。

ビデオカメラは練習時間がすくない社会人の卓球ライフを充実させてくれるに違いない。

昔のHi8やDVのビデオカメラは10万近くしたが、今や3万程度でフルハイビジョン1080P、一秒あたり60フレームの高画質なカメラが買えてしまう。これを買わない手はない。

私は機械には疎く、カメラのこともよく分からない。こういうものにもっと詳しい方がいらっしゃれば、ぜひコメント欄などでご教示いただきたい。

以下に私の経験からビデオカメラに求められるポイントを挙げてみたいと思う。

1.バッテリー容量
2.光学ズーム
3.記録モード

まず、1のバッテリー容量についてだが、2時間の連続録画に耐えられる程度はほしい。社会人の練習は多くの場合90~120分ほどだからである。
予備バッテリーを購入するという手もあるが、1万近くする場合が多い。
最近はUSB充電ができる機種というのもある。それで、市販のスマートフォン用のモバイルバッテリーをつないで充電するという手もあるが、USB充電しながら撮影できなければ意味がない。バッテリーが途中で切れて、USB充電しようとしても、充電している間に練習が終わってしまう。その点、パナソニックのビデオカメラはアドバンテージがある。PSP用の充電器が使えるのだ。そこでPSPとUSBの変換ケーブル(100均で買えるらしい)を利用すれば、スマートフォン用のモバイルバッテリーをつなぐことができ、給電(バッテリーの充電ではなく、外部電源で動作)しながら撮影ができるらしいのだ(ただしネットでの情報にすぎないので、未確認)。これなら大きな大会で何試合も撮影できる。
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今、一番売れているビデオカメラ HC-V360M 3万円ほど。

次に2の光学ズームだが、大きな会場(例えば千駄ヶ谷の東京体育館)で撮影するなら20倍程度の光学ズームがほしい。私が撮影した動画(前記事「東京選手権2016雑感」)は16倍程度の光学ズームだったので、やや物足りなさを感じた。ただ、倍率が高すぎると、画面も暗くなるだろうから、あまり倍率が高くても意味がないかもしれない。

そして3の記録モードだが、1080Pの60iという記録モードはぜひほしい。1秒あたり30フレームと60フレームでは滑らかさが全然違う。ただ、ふだんの練習などはそんなに高画質の動画は必要ないので、DVDサイズの480P、30フレームという低画質モードもほしいところだ(縦のサイズが720P、480P、360Pのモードがあれば、youtubeにアップしやすい)。

その他に記憶容量の問題もあるが、これは最近のカメラならSDカードが挿せるので、32GBのカードを挿せば、容量はほとんど問題にならない。
また、卓球は屋内で行われるので、画面の明るさというのが求められるが、これはカタログからは分かりにくく、アマゾンや価格コムなどのサイトで実際に使っている人の感想などをチェックするのがいいだろう。
それから、私は持っていないが、BDレコーダーなどを持っている人にとっては、撮った動画をレコーダーに保存したいという人もいるかもしれない。動画が保存されたSDカードを差し込むだけでレコーダーに保存できるなら、それの可否もチェックしておいたほうがいいだろう。

こういうことを勘案して選ぶと、パナソニックの低価格の機種がよさそうだ。

またコンパクトで1メートルぐらいまで伸びる三脚もほしいところ。

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HAKUBA 8段三脚 コンパクト L-エイト 3000円ほど。1メートルぐらい伸びるらしい。

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ベルボン キューブ。4000円ほど。こちらも1メートルほど伸びる。

低価格のビデオカメラは300~400グラム程度しかないので、華奢な三脚でも十分だと思われる。できれば1500ミリぐらいまで伸びる製品だと実際のプレーの目線に近くて、よりいいと思われる。




いいもの見つけた――卓球の得点板(カウンタ)について

田舎の古い体育館とか、小学校などで試合をすると、カウンタ(得点板)がボロボロで、使いづらい。

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先日の地域の大会も、そうだったのだが、点数のカードの穴が破れたのを、さらにガムテープか何かで補修して使っているのだが、非常に使いにくい。さらに、ひどいのになると、「0」とか「1」とかが失われていて、カウントが「2」から始まっていたりする。
私が子供の頃から数十年この不便さは変わっていない。たしかに得点カードがプラスチック製になったり、上のカウンタのようにリングの数が増えたり、あるいは下のカウンタのようにリングが幅広くなっていたりするが、あまり根本的な解決になっていない。耐久性が低く、すぐ破れる。
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先日、地域の体育館で卓球台を出そうと思って用具室をウロウロしていたら、

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バレーボールの得点板を見つけた。この得点の部分はビニールと布を足して2で割ったような材質でできていて、しっかりしている。何度めくっても破れる心配がなさそうだ。卓球のカウンタもこんなしくみにしたらいいのに。

100均のフォトアルバムを改造して、手作りしている人もいた。
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このタイプのカウンタなら、耐久性が従来のものに数倍するし、めくりやすい。
卓球メーカーがこの布タイプのカウンタを出してくれないなら、カネヤとか、トーエーライトが出してくれればいいのにと思う。

 と思ったら、どちらの会社からも卓球用が発売されていた。
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卓球用カウンタ(トーエーライト)

これから得点板の購入を検討されている自治体・学校関係者のみなさん、卓球メーカーのカウンタよりも、こちらのほうが値打ちありますよ!
 

新入生のための卓球ラケットの選び方――もしも中学入学を控えた娘がいて、卓球用具を買ってやるとしたら

先日、地域の卓球クラブに来はじめたばかりの小学生の女の子がラケットを買ったというので、見せてもらったら、ホビー用のラバー貼り上げラケット(初めからラバーが貼ってあるラケット)だった。小学生だから、もちろんホビー用のラケットでもいいが、私に相談してくれれば、もっと卓球が好きになれるだろうラケットを選んであげたのにと残念に思った。

卓球を始めたけれど、どんなラケットを選べばいいか分からないという人がたくさんいる。身近に相談できる人がいればいいが、そういう人がいない場合、卓球専門店に行って、店員さんに相談すればいいが、ある程度大きい街でなければ卓球専門店はない。それでホームセンターでラバー貼り上げラケットを買ったり、ネットを見たりするわけだが、ネットで買おうとすると、とんでもなく選択肢が多くて、何がいいかさっぱり分からない。そういう人のために、簡単にラケットの選び方を指南したいと思う。

前記事「新入生のための卓球ラケットの選び方」で、私なりに入門者向けに選び方を説明したのだが、2014年の記事で、情報がやや古くなっているかもしれない(これは大した問題ではないと思う)のと、予備知識の全くない人には分かりにくい部分もあったかと思い、改めて書きなおそうと思った。なお、参考価格は大手ショップ「国際卓球」のサイトの値段を基準にしてある。店によってはもっと安い場合も、もちろんある。

たとえば、私に4月から中学に入る娘がいると仮定しよう。
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その子にどんな用具をもたせるかを考えてみたい。

卓球部に入るのに最低限必要な物は、ラケットとシューズである。
ただ、シューズは中学の体育館で使うシューズで十分なので、特に買う必要はない。しかし、私は買ってしまう。なぜかというと、部活以外でも、地域のクラブ等で卓球をする機会もあるだろうからである。学校の体育館シューズは学校に置きっぱなしにして、部活の時に使い、部活以外で卓球をするときのために卓球シューズを買うというわけである。

シューズは実売、4千円ほどから1万円ほどまであるが、初心者なのだから、4千円ほどで十分である。
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ヤサカ(注1)のジェットインパクトもいい評判を聞く。

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TSP(注2)のネオファイト・ライトシューズというのが気になる。TSPは古くから卓球シューズに力を入れていたので、ちょっと期待させる。が、デザインは平凡。

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でも、やっぱりバタフライ(注3)のレゾラインソニックかな。ライムかピンクで。
他の入門者用シューズよりも2000円ほど高くて実売6400円ほどになってしまうが、この色遣いはカッコイイ。
我が娘にはこのライムが似合う気がする。

【追記】180422
レゾラインソニックはもう廃盤のようだ。代わりにレゾラインサルという後継モデルが出るらしい。また、ミズノのクロスマッチプリオRX4が実売6400円ほどだが、デザインが平凡である。ミズノのシューズは卓球メーカーのシューズよりも性能的な評価が高いが、初心者ならどれでもいっしょだと思う。

注1「ヤサカ」:特にラバーの性能で高い評価を得ている。自動車メーカーで言えば、昭和のホンダのようなイメージ。
注2「TSP」:低価格の製品で評価の高い製品が多い。大阪の企業。自動車メーカーで言えば、マツダのようなイメージ。
注3「バタフライ」:世界トップ?のメーカー。品質や技術力で非常に高く評価されている。トヨタのようなイメージ。


そしてラケットの方だが、ラケットは[ ラケット自体 + ラバー ]で構成されている。

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グリップはFL(フレア)のほうがいいかな。振っているときに、スポっと抜けたりしにくいし。
ラケットは実売4000~2万ぐらいが一般的だが、どうせ初心者だから台にぶつけてすぐボロボロにしてしまうので、あまりいいラケットを買ってももったいない。それに2万もする高級ラケットを買ったら、先輩に「生意気だ」といじめられるかもしれない。実売5000~6000円ぐらいが無難か。

しかし、選択肢が多くて悩む。
入門者用のラケットが各社から大量に発売されているが、新しい製品の評判をほとんど聞いたことがない。まぁ、おそらくどれも大差ないということだろう。

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ニッタク(注4)のテナリーはペンホルダーとしても使えて、かっこいいと思うが、初心者がこういう個性的なラケットを使っていたら、やっぱり先輩に目をつけられるかもしれない。

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TSPのスワットは安くて高評価だが、持っている人が多そうだから、別のラケットにしたい。

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バタフライのSK7クラシックは名作SK7の復刻版で、人気が高い。しかしやや硬い打球感だと聞くので、女子中学生には向かないかもしれない。

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TSPのリフレックスシステムというのは、ロングセラーだし、いいかもしれないが、ちょっと地味だな。

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ニッタクのラティカというのは見た目もかわいいし、評判も良かった気がする。「佳純ベーシック」とほとんど同じらしいが、こちらのほうがブレードが小振りで、振り抜きがよさそう(追記:カタログをみたら、ラティカのほうが縦が2ミリ長かった)。ラティカライトというもっと小振りなのもあるが、中学生なんだから、ふつうのラティカでいいだろう。

ダーカー(注5)の5P-2Aもシンプルなデザインでロングセラーだから、ちょっと気になる。
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スティガ(注6)のオールラウンド・エボリューションも評価が高い。
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ヤサカのスウェーデン・エキストラもよさそうだ。

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そうそう、忘れていたが、ミズノのフォルテウスFTはかなり評判が良い。大島祐哉選手も使っている。
ただ、重量が重く、グリップも太めなので、女子中学生には向かないだろう。

【追記】180422
カーボンなどの特殊素材が挟まっているラケットは値段が高いし、性能がいいのではと錯覚する人も多いと思うが、全くそんなことはない。私はむしろカーボンラケットの打球感が嫌いである。ふつうの木材ラケットより弾むので、後ろに下がって豪快に打ち合う上級者には向いているが、弾みすぎてミスが多くなるという諸刃の剣である。一般層には必ずしも必要ないと個人的には思う。

どれも使わせてみたいが、初心者が使うなら、おそらく違いがわからないだろうから、見た目とグリップの太さなどで決めよう。女子中学生が5P-2Aというのは渋くて私は好きだが、たぶん女の子からすると、ラティカあたりのほうが気に入るのではないだろうか。
まぁ、どうせ2~3年経ったら、1万円以上のインナーフォースだの、アコースティックだのを買いたいと言い出すだろうから、初めは安いラケットでいいや。

注4「ニッタク」:国内ではバタフライに次ぐ大手。個人的にはデザイン的に優れている製品が多いと思う。自動車メーカーで言えば、かつての国内シェア2位だったころの日産のイメージ。
注5「ダーカー」:ラケットの品質の高さで有名。硬派で職人気質。自動車メーカーで言えば、水平対向にこだわるスバルか、ロータリーエンジンにこだわるマツダのような感じ。
注6「スティガ」:スウェーデンのメーカー。ラケットの品質の高さで有名。自動車メーカーで言えば、メルセデス?


そしてラバーである。
ラバーは高い。1枚あたり実売3000~5000円ぐらいする。

「ただのゴムでしょ?」

そのとおりである。そしてラバーは赤と黒を両面に貼るのがふつうだから、6000円~1万円ということになる。ゴムのほうがラケットより高いのである。そしてゴムは3ヶ月~半年ほど使ったら、劣化するので貼り替えなければならない(なお、ホビー用のラケットはラバーが貼り替えられない)。高級ラバーの代名詞「テナジー」(バタフライ)にいたっては、1枚8000円以上である。異常である。

ラバーというのもとんでもなくバリエーションがある。大手ネットショップで、最も一般的な「裏ソフトラバー」を検索してみると、ヒットしたのは385件だった。一体何が違うのかというと、大雑把に言えば、

・弾み(よくボールが飛ぶかどうか)
・固さ
・摩擦力(回転がよくかかるかどうか)

の3つの要素である。これらが違うと微妙に使いやすさが違ってくるのだが、初心者なので、4000円ぐらいの柔らかいラバーならどれでもいいと思っている。固いラバーは上手な人が使うと、威力のあるボールが打てるが、初心者なので、弱い力でもボールに回転がかけやすい、柔らかいラバーを使ってほしい。
また、女の子はよく裏面に表ソフトラバーを貼ったりする(福原愛選手や伊藤美誠選手のように)が、表ソフトラバーは初めのうちは扱いが難しいので、まずは裏ソフトラバーを使ってほしい。
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ツブツブの表ソフトラバー

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エクシオン(注7)の入門者定番ラバー、ヴェガ・ヨーロッパ。3500円ほど。
【追記】180422
ヴェガ・イントロというのが最近発売された。ヨーロッパより安く、評価も高い。

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ヤサカの新製品ライガン。3200円ほど。私のお気に入りである。

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信頼のバタフライのラウンデル・ソフト。4000円ほど。


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ニッタクのフライアット・スピン。3200円ほど。使ったことがあるが、ほどほどの硬さがあり、クセがない。


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ヴィクタス(注8)のV01リンバー。ちょっと高いか。4200円ほど。

注7「エクシオン」:韓国の卓球メーカー。ラバーが有名。よく知らないが、ヒュンダイ?
注8「ヴィクタス」:TSPの高級ブランド。自動車メーカーに喩えるなら…アルファロメオ?

どれにするか悩むが、ヴェガなら間違いはない。もちもちした食感…ではなくて、打球感で万人受けする。それで多くの人が使っているわけだが、私はあえてヴィクタスのV>01リンバーを選びたい。なぜかというと、関西企業だし、以前、ヴィクタスのラバーモニターに当選して、タダでラバーを1枚もらった恩義があるからだ。値段は高めだが、とても評価が高いし、もしかしたら、高い分、寿命も長いかもしれない(追記:新製品の「ライガン」を使ってみたがこちらも適度に柔らかく、好印象だった)

そしてラバーは厚さを選ばなければならない。薄(1.5ミリ)・中(1.8ミリ)・厚(2.0ミリ)・特厚(2.2~MAX)が一般的だが、初心者にはあまり厚くないラバーが推奨されている。私だったら、同じV01リンバーで中と厚を選ぶこととしよう。そして打球感の違いを感じてもらい、次に貼り替える時はそのどちらかの厚さで揃えようと思う。

ラケットとラバーの合計は、実売価格13800円ほどである。

さらにラケットとラバーを貼るための接着剤が必要だが、とりあえずラケットとラバーを一緒に買えば、店でラバーを貼り付けて、すぐ使えるようにラバーをカットしてくれるので、これで一通り用具が揃ったということになる。

しかし、せっかくだから、ラケットケースというのも買って、大切に使ってほしい。

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ミズノのラケットケース。これは2本入れだが、3本入る。もしかしたら4本入るかも。ハードケースではなく、ソフトケース。1700円ほど。


シューズ6400円+ラケット13800円+ケース1700円で、しめて21900円ナリ。
安い店で買えば、2万を切るだろう。

【まとめ】
まったく知識のない人のために、もし中学入学を控えた娘に用具を買うならという設定で、私なりに選んでみた。
もっと用具にこだわりたいという人は、インターネットから、いくらでも評判や情報を得ることができるが、多すぎてうんざりするだろう。結局、用具はその人に合うかどうかなので、人がいいと言っているからといって、それが万人にとっていいとは限らない。私の選択も、あくまでも参考程度にとどめていただきたい。
なお、高いラケットを長く使おうとするなら、このページが参考になる。

そういえば、昔プリンセス・メーカーというパソコンゲームが流行ったなぁ。
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【参考】大手卓球ネットショップ

卓球屋
http://www.takkyuya.com/index.php

卓球応援団
http://www.tt-ouendan.com/

ジャスポ
http://www.jasupo.com/shop/jspcube/html/


【追記】160310
卓球グッズ.com」というページでスワットのセットが格安で売っていた。お買い得かと思われる。
卓球屋の入門者セットはまだ更新されておらず、去年のままのようだ。

【追記】160401
卓激屋で新入生セールが始まった。
https://www.takugekiya.com/default.php/cPath/64_135_144

卓球応援団でも始まった。だいたい卓激屋と同じラインナップだった。
http://www.tt-ouendan.com/products/list.php?category_id=596

【追記】160410
卓球屋でもセールが始まった。
http://www.takkyuya.com/goodspage.php?mk=Z&mn=85&pg=4

【追記】160413
見落としていたが、トランスポーツのアーレスト7のセットが安くて良さそうである。
http://item.rakuten.co.jp/transports/hu_tt_bf-35761-set/

【追記】170425
今年も各社から初心者向けラケットセットが発売されている。

卓球応援団
ラケットはセプティアー、スワット、フライアット・カーボンなどがよさそう。ラバーはヴェガ・イントロ、ギャンビット、ハモンド、ザルトがよさそう。

卓球屋
フライアット・カーボン、カスミベーシック、ラティカ、スワット、オールラウンド・エボリューションのセットなどがよさそう。この店で選べるラバーなら、フライアット・ソフトもよさそう。ラケット単体なら、コルベルがよさそう。

【追記】180421
今年も新入生向けラケットセットも各店から発売されている。私はこれらの製品を実際に打ったことはないが、プロショップが勧めているのだから、これらを買えば大きな間違いはないだろう。個人的には「卓球屋」の「オールラウンド・エボリューション」のセットに心惹かれる。WRBはグリップが空洞になっているものだが、私は手に響くラケットはあまりすきではないのと、WRBは重心が先端に行くので、ふつうのバージョンのほうを選ぶと思う。「卓球応援団」の「セプティア・リード」とか「フライアット・カーボン」のセットもいいかもしれない。合わせるラバーによって値段が違うが、おそらく値段相応だと思う。「ジャスポ」なら「アーレスト7」のセットがよさそうだ。ヤサカの「オリジナル・エクストラ」というラバーは安くてクセがなく使いやすい。

接着バリスタ――接着と打球感との関係

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アルバ

打球感を左右する要素のひとつに接着剤があるが、開発チームは理想の打球感を実現する接着剤の開発に非常に苦労したという。長年の研究の末にほぼ理想どおりの接着剤ができあがり、その色が桜色だったことから合板シリーズ名は『SAKURA』と名付けられた。


新たな接着剤の開発によって打球感がヒノキ単板に近づくらしい。


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弦楽器シリーズ
接着剤を木材の奥深くまで浸透させる弦楽器の接着方法をラケットの合板製造技術に取り入れることで、従来のラケットにはない独特の芯があるような感覚を持たせました。

こちらも独自の接着剤によって独特の打球感を実現したのだという。

接着剤ってそんなに大切なのだろうか。上の説明を読むと、ラケットの打球感を大きく左右するのが接着剤ということになる。しかし、私のようなレベルの低いプレーヤーがこのようなラケットを試してみたところであまり良さを感じられないかもしれない。

貧乏性の私はラバーを使い回す。ラバーに付着した接着剤はとれるものはとるが、完全に除去することはない。ところどころ前の接着剤が付着したデコボコした状態で、次のラケットに貼り付ける。

上のアルバやアコースティックを設計した人はこんな雑な使用を想定しているのだろうか。緻密な計算と素材との相性などを計算して丁寧に作られたラケットに、使い回しの、スポンジに以前の接着剤が残っているラバーを貼り付けられるなんて。

こんなふうにして新しく買ったラケットを試打してみると、ポコポコした打球感で、ちっとも力がこもらない気がする。

「なんだ、このラケットは期待はずれで、全然使いものにならないな」

などといって、やがて一切顧みなくなる。

最近、接着シートというのをもらって、新品のラバーをお蔵入りしていたラケットに貼ってみた。以前の悪い印象を完全に払拭するような打球感の良さだった。そのラケットは以前、ポコポコして気持ちの悪い打球感だったので、ほとんど使うことなく、お蔵入りしていたものだった。
接着シートはふつうの接着剤のようにムラができず、まっ平らなので、接着技術の低い人間でもそこそこうまく貼ることができる。しかも新品のラバーである。それでおそらくラケット本来――設計通りの打球感が出せたのだろう。

木材同士を貼り付ける接着剤も大切だろうが、それ以前にラバーとラケットを貼り付ける接着方法に留意しなければ、ラケットのパフォーマンスは大幅に低下するのではないか。特にスポンジの硬いラバーはムラやデコボコに敏感な気がする。

私は同じラバーを固定して使わず、いつも違うラバーを試してみるので、同じラバーが接着の出来によって打球感が変わるかどうか、検証したことはない。もし芸術的に接着の出来がよかったら、打球感も1~2割ぐらい向上するのだろうか?ダーカーのsakura、アコースティックの弦楽器接着剤で作られたラケットに使い古しのラバーを雑に貼るのと、それらの特殊な接着技術を使わない入門者用ラケットにプロの店員さんが独自の技術で新品のラバーを完璧に貼り付けるのでは、どのような違いが出るのだろうか。毎日何枚もラバーを貼っているようなショップの店員さんは素人の知らないような独自の貼り付け方を知っているのではないだろうか。

同じ材料を使っていても、パン職人やバリスタといった人たちは素人よりも数段おいしく作れるではないか。あれと同じように経験からくる時間配分とか、ドライヤーの使用とか、秘密の仕上げ技術とかで普通よりもふっくらラバーが貼り付けられたりしないのだろうか。

もし接着技術で打球感が1割でも向上するとしたら、その微妙な感覚を必要とするのは相当レベルの高い選手に限られるだろう。そんな評判が口コミでトップ選手の間に広がり、いずれ「水谷選手がオリンピックの前にラバーを接着してもらった接着バリスタの店」として有名になるなんてこともあるかもしれない。



 

コンキン・メソッドって何だ?

ニッタクのカタログをぼんやり見ていたら、「コンキンメソッドテーブル」なるミニ卓球台が載っていた。
幅90×長さ240×高さ76(cm)。長さは国際規格よりも2センチ短いが、さほど問題ではない。高さは国際規格である。
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コンキン・メソッドってなんだろう?相変わらずニッタクは言葉足らずである。何も説明がない。しかし、これはなんだか心惹かれる。卓球台をうちに置くほどスペースがない人にとってミニ卓球台は家庭で実際に球が打てる唯一の選択肢である。

前記事「卓球台のある暮らし」で食卓を卓球台代わりにしてみた。打球感覚や打点の感覚を養うには有益だが、できれば本物の卓球台のようにしっかり打球もしてみたい。それがこのコンキン(略)なら可能なのだ。

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分割できるので、ワンコースでドライブ対ブロックのような練習も可能だ。

しかし、惜しいかな、値段が5万円をこえている。国際規格のちょうど1/4サイズのミニピン台を2台買ったほうがはるかに安い…。

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現在、ミニピン台DXは品切れになっているらしい。おそらくメジャーな問題点を改善したニューモデルがでてくるのだろう。そちらに期待だ。

ネットは伸び縮みする市販のやつがあればいいだろう(前記事「インスタント・ピンポン」)。ボックスティッシュでも構わないが。



【寄稿】表ソフトの選び方

読者のオガさんから寄稿をいただいた。
オガさんは古くからの読者であり、拙ブログにいつも質の高いコメントをくださる方である。
はっきり確認したわけではないが、オガさんの卓球のレベルは、少なくとも全日本出場レベルだと思われる。おそらく私がどんなにがんばっても一生勝てないレベルだろう。

そんな方が拙ブログにご自身の卓球論を寄せてくださったというのだから、いやが上にもテンションが上がるではないか。

おとなしくしてなさい
どんな内容なのだろう。早く見たい!

ご意見は大きく二つのパートに分かれている。前半は用具の特長や選び方について、後半は表ソフトの打法について。今回は前半の用具の選び方について紹介したい。豊富なご経験から表ソフトというラバーの特長を論じられているので、非表ソフトユーザーにも参考になる。今回は前半の用具についてのみ紹介させていただく。

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はじめに

私は表ソフトを使用しており、日々表ソフトの可能性を模索している。
 そこで、これまでの表ソフトの使用感や自論を書きたいと思う。尚、私はペン片面使用者の為、他の戦型とは使用感が異なることを断っておく。
 同じような悩みを抱えている方の参考になれば幸いである。
 
表ソフトの選び方


 まず、表ソフトに何を求めるかによって選ぶラバーが違ってくる。

これはペンかシェークのFかBに貼るかで変わる。そう戦型によって違うのだ。
 一般的にナックルを駆使して攻めるならスピード系や変化系を使うし、ドライブを多用するなら回転系を使うだろう。 だが、これらは一般論でありスピード系変化系でもドライブはできるし、回転系でナックルは出せる。使用するラバーによってそれらの要素が増減すると考えた方がよい。

次に表ソフトを選ぶにあたりいくつかのチェックポイントを列挙する。

粒の形状とピッチ 

 スピード系  円柱+台形
 回転系     台形 
 変化系     円柱 
 
これらはご存知だと思うが、問題は粒のピッチ(間隔)である。
ピッチが狭いほどボールの接触面積が大きくスピードや回転が出しやすく概して粒は大きめである。 
逆に広いほど接触面積が小さくナックルが出しやすい。 打球は直線的になりやすく粒は小さめである。

更にナックルが出しやすいラバーは下に落ちやすい。
所謂、滑るという現象が起きる。 表ソフトユーザーはこの滑ることを最も嫌うが、これを長所として相手ボールを利用しチャンスメイクしてはどうだろうか。
 
縦目と横目 

縦目は弾きやすく、ナックルも出しやすい。 横目は若干ボールを持つ感じがする。 最近はヘキサーピップスのような両方選択できるラバーもあり、嬉しい限りだ。

硬い・軟らかい

シート、スポンジを含めたラバーの硬度である。
私個人はこれを一番重視している。 同じラバーでも硬度によって使用感が異なるからだ。
大まかに4つのタイプに分類できると思う。

硬シート+硬スポンジ
全体に重く弾みは控えめ。中国製ラバーに多い。 

硬シート+軟スポンジ
スペクトル(ノーマル)などオーソドックスなタイプ。 

軟シート+硬スポンジ 
日本製テンション(ティラノ、レイストーム) ハモンドスピード
シートでコントロールをしてスポンジで飛ばす感じ。  

軟シート+軟スポンジ
ドイツ製テンションに多く4タイプのなかでは最も弾む。ブースターSA,HP モリストSPなど。

同じラバーでも重い場合はスポンジが厚いか硬い。軽い場合はその逆である。 
購入する際にはパッケージの上から指で摘まんで硬さを確認したり、重さを計るなど自分の好みを覚えておくとよいだろう。 

硬いラバーはミート打ちがやりやすく、相手ボールに押され難い。前後のコントロールも硬いほうが容易である。 しかしこれらの長所を出すにはインパクトが強く振りが速いことが条件である。これらを満たしてないと、ただコントロールの難しいだけのラバーになってしまう。 

柔らかいラバーは力の加減が容易でどの技術も比較的容易である。食い込む感じがあるので安定感がある。
車に例えると硬いラバーはMTで 柔らかいラバーはATのイメージ。

あと合わせるラケットによっても打球感は変わる。 以前、VO-101を柔らかい檜の7枚合板に貼ってたが、その打球感は柔らかく半粒のようだった。今は硬い7枚合板を使っているので、再び同じラバーを貼ると打球感が硬く粒も若干硬く感じた。合わせるラケットによって打球感や硬度は影響を受けると考えられる
 
スポンジの厚さ

これも打球感や技術の難易に影響する。 
カットマンであれば薄いスポンジを選ぶだろうが、攻撃型なら主要技術によって変わるだろう厚い程、ドライブなどやりやすくなるが、自分の技量でコントロールできる物を選んだほうがよい。
ミート打ちを例に上げると前陣で打つ限りでは厚と特厚に差は感じなかった。
あと用具はラケット、ラバーの組み合わせで総合的に考えた方がよい。

両面にラバーを貼る人は重さやバランス、表ソフトの役割を考えて決めるとよいだろうし、私のように片面使用なら弾きやすさや重心が先端か手前かグリップの握りやすさなどが目安になると思う。
周りの人にアドバイスをもらってもよいし、そういった人がいない場合はショップの店員さんに聞くのが一番である。 店員さんの方が私の何倍も知識があるので、貴方に合った用具を教えてくれるだろう。

その際にどんなプレーをしたいか具体的に伝えることだ。 
多くの人が感じてると思うが、表ソフトは極めて個人の使用感が異なるラバーだ。

万能の表ソフトは存在しない。どんな用具にも長所短所はありその特長を引き出すには練習しかないのだ。
用具選びに正解はない。 貴方の感性は貴方にしか分からないのだ。
---------------


どんな表ソフトがいいのかは、「個人の使用感が異なる」ので、一概にいえないが、表ソフト初心者は柔らか目のラバーを選んだほうがよさそうだ。そこから自身の感覚、使用感によって必要なら硬めのラバーにステップアップすればいいようだ。ただし硬めのラバーを使いこなすにはスイングスピードが要求されるので、効率的なスイングを追求してスイングスピードの向上に努めなければならない。

気になる表ソフトの打法や効果的な使い方に関しては稿を改めて紹介させていただく。
 

【寄稿】アイポン・プロ レビュー

読者のぴーろんさんからアイポン・プロのレビューを投稿していただいたので、以下に掲載させていただく。

以前からアイポン・プロの実際の使い勝手などが知りたいと思っており、前記事のコメント欄でその旨をリクエストさせていただいたのだが、快く詳細なレビューを引き受けていただいた。

お礼申し上げます。

最近、TSPのモバイルロボや、ヤサカの Y-M-40といった4万円台の安価なマシンが登場しているが、耐久性などの情報がほとんどないことを考えると、まだ手が出ない。その点、アイポンプロは2万円以下という価格なので、そこそこの耐久性があれば、十分使用に耐えるだろう。

実戦を想定した複雑な練習ではなく、基本打法をしっかり身につけるという目的であれば、アイポン・プロは選択肢の一つとなりうると感じた。



以下、レビュー本文である。
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Ipong Pro レビュー

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かなり安価な卓球マシンであるがため、皆さんは多分、「安かろう悪かろう」「機能がいまいちなのでは」「耐久性に難があるのでは」と考えてしまい、購入をためらわれているのではないかと思います。確かに思われていることは事実とあまり違ってはいません!(笑)
 

【基本仕様とできること、できないこと】

・ツーローラー搭載(独立操作可能(無段階)、上回転用と下回転用)

・AC電源で動作(電池には対応していない)

・左右首振り機能有(首振りの早さ調節可能(無段階)

・縦方向、首振り角度(幅)設定、左右に一本ずつ送球等の設定はできない)

・横回転はだせない、上部にボールを貯留し連続送球可能(70個程度か)

・送球ピッチ可変(無段階)

・卓球台の相手側に本体を置いて使用することが基本。2つの漏斗状の部品(片方が本体上部のボール貯留用として、片方が本体下部の土台として使用するが両方同形状で同一のもの)と本体とACアダプタ(コンセント)で構成されており組み立てや取り外しは簡単。

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・ローラーの回転の強弱(上、下別)と首振りの早さと送球のピッチ(送球ピッチは電源のオン、オフを兼ねる)はコントローラー(有線)で行う、大きさや重さなどはメーカー(JOOLA)ホームページなどでご確認ください。


お察しの通り、下回転をフォアに⇒下回転をフォア前に⇒上回転をバック深くに⇒チャンスボールをフォアに、などのランダム送球なんてものはまず不可能です。一人が打球し、一人がコントローラーを操作すれば、それらしいことにはなりますが、お勧めできません。(理由は、打球者は、アイポンの外見からはボールの回転の方向が判断つかないし、操作する者も球速や強さ、送球方向を思った通りに設定しづらいからです。) 


購入価格 Amazonで18,000円だったと思います。


【機能がいまいちなのでは?】

アイポンプロは上、下回転用に2つのローラーがあり、それぞれ独立して回転量を決定できます。よって、上回転を強めると強上回転のドライブが、下回転を強めると超人的なカットマンが放つ強烈な下回転ボールが出せます。ナックルも可能。

ただし、

(1)他のマシンでも同じだと思いますが、ローラーの回転で飛ばす以上、ラケットがボールを打ち出す、弾き返すという球種ではないので、人間相手と比べると違和感を覚えるかもしれません。もっとも、相手のラケット角度や目線、表情などはありませんから、そちらのほうが違和感を覚える要因かもしれません。

(2)横回転は出せません。本体の下に板でもおいて傾けると多少は(本当に多少です)横回転系が出せますが、倒しすぎるとボールがこぼれてしまうため無理があります。第1バウンドの位置にラケット等を置いておくと横回転がだせるとの情報を見た記憶があります。

(3)相手コートにバウンドさせてネットを越えて自分コートに落ちる「サービス」を出すのは難しいです。が、できないことはありません。(注1)

(4)よくボールが詰まります。詳しくは書きませんが、工夫すればかなりの部分で解消は可能です。詰まりの原因はボール貯留部から発射装置までのボール送り板による不具合と発射装置のローラーまでのボール送り経路の不具合が原因のほとんどです。玉詰まりしても簡単に取り出しできます。

(5)首振りにより、左右への送球が可能です。ただし、フォアに1本、ミドルに1本、バックに1本というような決まった場所への送球は、まず無理です。首振りの早さは調節できますが、送球ピッチも首振りとは独立して調節が可能。言い換えればそれぞれ勝手に動きます。よって、首振りの早さと送球ピッチの絶妙な調節次第ではフォア、ミドル、バック、ミドルということも可能でしょうが、できた例しがありません。

(6)使用できるボールに制限があります。いわゆるホームセンターの玩具売り場にあるような「おもちゃピン球」では、送球にかなりのムラがでます。(注2)

(7)ランダム送球はできません(理由は前述のとおり)。

(8)集球ネットは付属していません。アイポン購入当時、集球ネットなし、ボールは120球ほどでやっていましたが、練習になりません。集球ネットは必需品だと思います。

(9)ACアダプタ(コンセント)は2メートル程度です。体育館などで使用するには延長コードが必要でしょう。電気使用料も必要かもしれません。使用する施設に確認をお願いします。ACアダプターの元は本体に差し込むようになっています。コントローラーのコードも本体に取り付けられています。どちらかが張った状態では、首振りがうまくできないことがあります。


【耐久性について】

2013年の秋ごろに購入したので2年近く使用しています。月に3度程度で、1回2時間程度使用しています。使用場所は近所の公営体育館です。送られてきた時に本体が入っていた箱に入れて持ち運び、体育館で組み立てて使用します。一緒に集球ネットも持ち込んでいます。職場の卓球部で(同じ体育館で練習しています)、参加人数が奇数の時に基礎練習兼時間つぶしのため使用するときもありますが、基本、一人で使用します。2時間ほとんど稼働しています。70球ほどしか貯留できないので、球切れの度に、ボールを補充しなければならないため、いったん停止させ、補充後、作動させるという操作を行います。その際、上回転や下回転、首振りについても調節します。

で、故障といえば、上下ローラーが摩耗していることと、昨秋ぐらいに下回転ローラーがモーター軸より外れたことぐらいです。替えのローラーは、メーカーも販売しておらず、修理も受け付けていないようですので、ビニルテープを貼ってみたり、輪ゴムを数本かけてみたりしましたが、芳しくありません。使用にはあまり、影響がない(すごい回転のボールを打てる練習をする必要があるのかと疑問に思ったため)ので、いずれは何か対策を施してみようとは思いますが、はずれたローラーはローラー側の軸受用の穴にボンドを流し込んで止めました。今は問題なく使用できています。

耐久性については、コントローラーは精密そうだから少し不安ですが、結構単純な機械だから丈夫という印象です。今のところ大丈夫です。


【安かろう悪かろう】

機能面や耐久性は以上のとおりです。できないことが多いように思われたかと思います。しかし、

(1)1コースに1球種のボールを送ることができ、

さらに

(2)上回転、下回転、ナックルまで回転の強弱も調整可能。

(3)ランダムだが首振りにより左右に送球もでき、そこそこ耐久性はあるのです。


アイポンの購入は、日ペン裏ソフトを表ソフトに変えたことがきっかけでした。表ソフトの打法は、裏ソフトの打法と全く違うので驚きました。で、そのころ中学2年生の息子(中学で卓球をはじめた)が、なかなか練習につきあってくれなかったので、自分の練習のためにアイポンを購入したのです。ええ、自分のために。で、一人で練習することで、表ソフト独特の弾く打法というものを感覚的に習得することができた(ことにします)と思います。それには①②の機能で十分です。また、裏面打法にも興味があったので、中国式ペンを購入して挑戦した裏面打法の習得にも大いに役立ちました。③首振り機能も左右の切り替え練習やフットワークの基礎練習には良いものと思います。初心者にしても、相手に気兼ねなく、何度でも、気のすむまで、同じ球種やスピードの球を打つことができ、納得するまで練習することができます。惜しむらくは、ランダム要素がないため、試合を想定した練習には不向きな点です。この点、今後の練習の課題でもあり、もっと、高性能なマシンが欲しくなる理由の一つです。現在は、表ソフトの特性を活かしたフリックや角度打ちの精度を高めるべく、アイポン相手に練習をしています。2時間はあっという間です。それだけ、集中してやっているのだと思います。もう、元は十分取ったと思います。


【感想まとめ】

機能や耐久性は値段相応と思います。ですが、練習の目的がはっきりしている人、習得したい技術のための練習に工夫ができる人、一人で機械相手に練習していても恥ずかしいと思わず熱中できる人にとってみれば、アイポンプロの購入は、一考の価値、大いにありで、費用対効果は高いと言えます。私は気に入っていますし、購入してよかったと思います。


(注1)

アイポンは本体から水平方向にしか球を打ち出せません(上下方向への打出し調節の機能はありません)ので、第1バウンドが相手コートになるようにするには、本体の下に板でも置いて傾けることが必要。(2)のように多少の傾斜しかできません。よって、それをカバーするために本体を箱(アイポンが梱包されていた箱がよかったです)の上に置いて尚且つ、自分側に傾斜させる必要があります。また、バウンド後のボールはネットを超えるための高さに到達する必要がありますので、第1バウンドの位置も重要になります。本体は相手側コートのエンドラインに限りなく近くし、下回転の強弱を調節し、高さ、バウンド位置を調整すれば、やっと可能です(このあたりが(1)の弾き出すことができないことの弊害(いいすぎですね)かと思います)。ですので、サービスといっても回転の強弱も選べない、限られた「サービス」しか出せません。この状態でも首振りは一応はできますが、首振り機能は打出し部分の下にあることから、上部のボール重量と打出し部分の重量が首振り機能部分にもろにかかるため、本体を傾けた状態で首振りをするにはパワー不足のようです。よって、ボールがたくさん貯留されていたら動かない、少なくなったら動き出すことになります。今までの「サービス」は、全て下回転のことです。上回転サービスは挑戦しましたが第1バウンドのボールが台上ですべる感じとなり、ネットを越せるだけの高さを出せず、ネットミスとなり、無理でした。卓球台の外に違う台でも設け、そこから送球すればできるかもしれません。


(注2)

ボールの品質によっては、まっすぐ打ち出されないものもあります。アイポンに使用するボールは正規(?)の練習用のボールをお勧めします。ラージボールは無理でしょう。プラ球では試したことはありません(あっ、今、このレビューは本当に有用なのか疑問に思いました)。


【追記】160110
 近頃、プラ球で試したところ、問題なく使用できました。ただ、白色以外ののプラ球がないので、以前、お知らせした黄色と白色のボールを使用してのランダム練習ができないのが残念です。

卓球用具代用考(保護テープ)

この汚いものは何かというと、ラケットの側面に貼る保護テープを剥がしたものである。

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ラバーを貼り替える際に保護テープも剥がしたわけだが、これを再利用できないかと考えている。もちろんもう一度そのまま貼ればいいだけだが、すでに2回ほど再利用したので、テープの粘着力が衰えている。

そこで思い出したのがこれである。

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ヤサカのクッションガードテープ。
従来のものよりも ずいぶん分厚いという。通常のテープに両面テープを貼ったら、これに近いものができるのではないだろうか。使い古しの粘着力の落ちたテープをしっかり貼り付けることもできる。

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100円ショップでこんなスポンジ付きの両面テープを買ってきて、これを媒体として保護テープを貼り付けてみた。

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ただ、両面テープのサイズがかなり幅広なので、ラケットの厚みに合わせて切り揃えなければならないのと、ラバーをきれいに切りそろえなければ、すぐに浮き上がってしまうという難点がある。

あまりきれいに貼れなかったが、衝撃吸収力は大幅に上がったのではないかと思う。
 

ラケットハードケース 涙型

コンパクトなラケットケースがほしい。ハードタイプのやつである。しかし、コンパクトと言っても、厚さは確保したい。ラケットが3本入るやつがほしい。涙型のタイプがいい。

前記事「卓球用具代用考」で100円ショップのタッパーをケースとして使う提案をしたが、横幅がかさばるのが気になる。それと、保存用にはいいが、持ち運ぶには殺風景な見た目なので、新たにラケットケースを買おうかと探してみたのだが、あまりいいのが見つからない。以下、価格はジャスポでの値段である。

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キラースピン ハードラケットケース 2,349円(税込)

 キラースピンのハードケースが一番かっこいいのだが、カラーバリエーションが黒だけなのと、サイズの詳細が分からないので躊躇してしまう。

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バタフライ  カラフル・ハードフルケース 18×29×5.5cm

明るい色もあってバタフライの旧型がよかったのだが、生産終了らしい。

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NL・ハードフルケース 2,333円(税込) 18×29×5.5cm 

バタフライの新製品はマークが好みではないので買わないだろう。

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ジュウイック ハードケースラケット 2,041円(税込) 縦29cm×横19cm×幅5cm

ジュウイックは…どうしてこんなにのっぺり、ギンギラギンにしたのか?

jol
ヨーラ ハードケース サイズ:29×19×5cm 2,564円(税込)

ヨーラもどうしてギンギラギン?色も暗めで好みではない。

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 ヤサカ ガードケース 29.0×17.0×6.0(cm) 2,041円(税込)

ヤサカも旧ロゴと旧マークに戻してもらえないだろうか。厚みが6センチというのは惹かれるが、この残念なマークとロゴでは愛着が持てそうにない。

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ニッタク ポロメリック・ケース 幅29×高さ18×奥行5.5(cm) 2,495円(税込)

ニッタクはカラーバリエーションが乏しいが、厚さが5.5センチあって、無難なデザインなので、これが今のところ一番私の希望に近い。厚さがないと、ラケットが3本入らない。ただ、前にも言及したが、この穴があると、乾燥剤を入れても意味がなくなってしまう。

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TSP エアブレスケース 縦17.5×横28×マチ幅4.8cm 

TSPの新製品もこの穴が空いている。しかも厚さが4.8センチと薄くなっているので、私の希望――ラケット3本入れができないかもしれない。

残念ながら、今ある製品の中には食指が動くものがなかった。しばらくは、「しっかりパックX型」を使うとしよう。

 

卓球アクセサリ

世の中にはスマートフォン用アクセサリというものがあって、大きな市場を形成しているらしい。
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これはiphoneの周りを覆うシリコン製バンパー。シンプルながら衝撃に強い。

スマートフォン用アクセサリとは何か。
私もよく知らないのだが、iphone等のケータイ機器は、デリケートな精密機器にもかかわらず、ストラップをつけるフックさえない。ちょっと手を滑らせたら高価な機器を破損させてしまうかもしれない。そこで裸の本体を保護するためにシリコン製のカバー等を別売りで購入するのだが、本体保護という本来の目的から離れて、それぞれのユーザーの趣味を満足させるような様々なアクセサリが発売されているわけだ。

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首からかけるスタンド。いちいち手で持たなくてもよく、楽である。「伊勢海老太郎ブログ」より

こんな使い方をする人が実際どれだけいるか疑問だが、 実用性よりも、おもしろさが優先されているものも多い。

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 キッチンのスポンジ風ケース。衝撃吸収力は相当なものだろう。かさばるが、おもしろい。
 
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これはかさばりすぎて、実用性が低いのではないか。おもしろさ優先の製品。

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栓抜きが付いている。この栓抜きを使う機会が実際どれほどあるか疑問だが。

本来の目的である、本体保護という機能に特化したシンプルなアクセサリと、ユニークなアイディアを優先した発想重視のアクセサリ、さらに、ユニークな発想を活かしつつ、ちょっとだけ実用性のあるアクセサリなどが発売されているようだ。

発想と実用性という二つのベクトルのバランスがとれている製品はおそらく人気がでることだろう。
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充電スタンド。シンプルで実用的。

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竹製?のスピーカー。美しい。

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ちょっとメモしたいときにペンが付いていると重宝するかも。

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激しく動く人なら、ポケットに入れておくよりも、安心。

そういえば、卓球でもこんなラケットホルダーがあった。
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一方、卓球のアクセサリにはどんなものがあるだろうか。

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実用性も発想のおもしろさもない…。私はあまりほしくない。
しかし、中には実用性やおもしろさを備えたものも存在する。

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定番のサイドテープ。デザイン的にはどうかと思うが、衝撃吸収力は抜群だ。

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ボールをかたどったストラップ。反射板になっていて、夜道で車のライトの光を反射してくれるらしい。

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しゃれた?飾りのついたゼッケンピン。

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そらまめの形で、実用性とおもしろさを兼ね備えている。

iphone用アクセサリと比べると、バリエーションに乏しい。市場規模が違いすぎるというのもあるが、卓球用のアクセサリというのはもっといろいろなものがあってもいいのではないだろうか。実用性があるアクセサリなら、私はほしいかもしれない。

たとえば、ラケットホルダーのようなもの。練習の時、ラケットをいくつか持ってきて、それをフロアにおいておくと、汚れたり、誤って踏んづけられたりするおそれがあるので、できれば台上に置いておきたい。しかし、それだとプレーのジャマになるので、台の縁に引っ掛けられるようなホルダーがあればありがたい。

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形状はこんな筒状のものがいいだろう。

それから、本当に使う機会があるかどうか分からないが、ちょっとした工夫が施されている便利な製品。たとえば、戦術解説用に台を模したホワイトボードが付いているラケットケースとか。

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ラケットを安全に持ち運べるようにストラップを付けてみたいが、グリップに穴を開けたりするのはためらわれる。そんなときにラケットの周囲を覆うバンパー。ストラップなどが付けられるフックがあれば、なお良い。
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iphone用のスタンドというのはいろいろなものが発売されているが

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卓球のラケット用の安価でシンプルなスタンドというのがあれば、ちょっとほしいかもしれない。ラケットをインテリアとして飾っておくのに重宝しそうだ。
しかし、せっかくだから、ただラケットを立てるだけでなく、何かちょっとした機能が付いていたら、なお良い。
タイマーとか、重量計とか。

愛ラケットにステッカーなどを貼って、ステッカーチューンというのも需要がありそうだ。
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立体文字ステッカーとかを愛用のラケットに貼り付けて個性を出せる。

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痛ラケット?

【まとめ】
卓球のアクセサリーは貧弱だと思う。もっといろいろな製品が発売されてほしい。

【追記】
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こういうゴムっぽいものをグリップにかぶせて、STをANにするとか、

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こういうのをグリップにつけて、首から下げられるようにするとか、

いいアイディアだと思うのだが。 

最終セール――良いものを安く

※書きかけの記事で、前記事の同工異曲で新味もないが、せっかく書いたので、中途半端な内容だが公開しておく。

大学生「お正月にダウンジャケットを買いに行ったんですけど、3万ぐらいのを買いました」

私 「え?ダウンジャケットって1万ぐらいで買えませんか?」

大学生「ええ。1万ぐらいのは持ってたんですよ。でもちょっと使ったらダウンがはみ出してくるし、長く使えなさそうなので、ちょっと高級なのを買って、長く使おうと思ったんです。でもやっぱり良いものは良いですよ。後悔はしていません。」

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この大学生のなんと大人びていることよ。

私の卓球用具の買い方とは違う。

私の場合は
特にほしい物もないが、とりあえずネットショップなどを訪れて、特価品などに目を通す。
特にほしい物でもないが、半額なので、とりあえず買ってみる。

前記事「鯵のゼイゴ」で不要なものをいくつも買うのはやめようと心に誓ったはずなのに、いつのまにかまたチョコチョコと格安品を買ってはすぐにお蔵入りにする習慣に立ち還ってしまっている。

そして世間では値上げの前の静けさである。テナジーが大幅値上げとか。ニッタクの製品も2月から値上げされるらしい。アコースティックが15000円→18000円に値上げだという。ヤサカはもう値上げされてしまった。
だが、考えようによっては、私の放漫な用具購入を正す、いい機会である。

たとえば、新しいラバーAが3500円のところ、セールで3000円だったとする。私はつい買ってしまうだろう。そしてもともとのラバーBから貼り替えてみる。しかし、結局私には合わず、元のラバーBに戻すとする。そうすると、3000円の出費である。しかしAもせっかく買ったのだから、別のラケットと合わせたいと考える。そう思っているところに特価品ラケットCが私の目に留まる。7000円である。CにAを貼り、ついでだからDという前から気になっていたラバー3500円も買ってみる。そうそう、接着剤も切れそうだ。1500円。そしてAとDをCに貼って、ちょっと使ってみるも、やはり元のラケットに戻す。Cはそのままお蔵入り。

無駄につかった額:A3000円+C7000円+D3500円+接着剤1500円=15000円

冷静に計算してみたら、やはりとんでもない散財だった。これまでなんとなく気づいてはいたが、あまり考えないようにしていたのだった。アコースティックが買える…。

そういう回り道をせず、ふつうに4000円ぐらいの高級なラバーを2枚買えば、8000円である。接着剤も無駄に使わずに済む。結局、こういう買い方をすれば良いものが安く買えるわけだ。
若いのにこんな高度な思考ができるとは、冒頭の大学生、侮りがたし。

私はといえば、前記事「用具愛からの開放」から進歩していない…。何度同じ思考を繰り返していることだろう。

この値上げを機に、今度こそ無駄遣いせず、良いものだけを使い続けるぞ!

 
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