年末年始というのは、なんだかんだで忙しいようで、案外時間を持て余してしまったりする。ふだんからテレビを見ないので、紅白だの、箱根駅伝だのを見ることもない。だからこうやってブログを更新している。卓球をしたいけれど、卓球ができる場所は限られているし、卓球仲間も忙しくてなかなかつかまらない。

で、しかたがないのでランニングをすることにした。

なぜかというと、フットワークを鍛えたいなら、やはりランニングがいいと聞いたからなのだ。私は自分の卓球の中でフットワークを最優先したいと思っているので、フットワークにプラスになりそうなことは積極的に取り入れたいのである。

前記事「日ごろは何とも覚えぬラケットが…」でランニングの有用性を説いたが、今回も試してみたいことがあった。ランニングを日常的にしている人にはあたり前のことだろうが、私にとっては「発見」だった。

空気の抜けたタイヤでバイクや車を運転すると、燃費が悪くなるのだという。おそらくエンジンが生み出したエネルギーをダイレクトに路面に伝えられず、フニャフニャのタイヤが緩衝材になってしまい、エネルギーをある程度吸収してしまうためだろう。

身体の使い方にも同じことが言えないか。

走るとき、身体がたわんでいたり、ダラっとしていたりすると、体幹で生み出されたエネルギーがダイレクトに身体の末端に伝わらず、エネルギーをロスするイメージがある。そこで胸を張って背筋をピーンと伸ばし、上半身を中心から左右にねじって走ってみる(※背筋を反らせて走ると腰に悪いらしい。コメント欄参照)。前記事「日ごろは何とも覚えぬラケットが…」で実践したように脇を締めて腕はまっすぐ前方に振るようにする。

おお!エネルギーのロスが少ない気がする。背骨を中心にして身体の中心だけに力を入れて左右の肩を前後に揺らすと、非常に楽に走れる。さらに発見があった。なんと脚を使わずに走ることができたのだ。前記事「常住卓球」で「足歩きはいけない」と述べたが、今回も脚には力を入れず(完全に脚から力を抜くと立っていられないから、最低限立てる程度の力しか入れない)、上半身と腰のねじりだけで推進力を生み出し、足首のバネだけで走ることができたのだ。意識としては上半身のひねりと足首だけで走っている感じである。

この調子で京都駅まで走ってしまおうか。

信号が赤になるたびに休憩を入れ、なんとか京都駅に到着。脚を使わずに走ったことから、体力の消耗が少なかった。周辺のカフェでホットコーヒーを飲み、しばらく休憩し、帰途に就く。行きはわずかに下り坂なので楽だったが、帰りはわずかに上り坂なので走って帰るのはしんどい。歩いてのんびり帰ってきた。

帰り道でランニングの経験が卓球に応用できないか考えてみた。

卓球でも体幹、あるいは足でエネルギーを生み出して、それを腕、手、ラケットへと伝えていくのだから、その過程でダラっとしている部分があると、エネルギーのロスにつながるのではないだろうか。ということは身体全体を硬直させておけばいいのだろうか?
硬化
硬直のイメージ

いやいや、腕をガチガチに硬直させてしまっては手首まで動かなくなってしまう。張りと硬直は違う。身体に張りを持たせつつも、腕の力はできるだけ抜いておいたほうが良さそうだ。力を抜くということはエネルギーをロスしてしまうゆるみとも違う。力を抜いていながらも、筋が一本通っているようなイメージで、ラケットを振る。ランニングでは上半身の中心軸でエネルギーを生み、足が地面に接したときに補助的に足首を使って走ってみた。卓球でも上半身の胸あるいは背中のあたりでエネルギーを生み、腕はできるだけ使わないようにして、打球の際、手首だけを補助的に使って打つのがいいのかなと思う(前記事「バイバイの動き」)。

初打ちの時にこんなイメージで打球してみようと思う。