以前買ってあったラケットを新しく下し、ラバーも貼ってみた。
ダーカーのスピード20である。
speed20

ドライブ向けのスピード15ではなく、あえてスマッシュ向けの20を選んだのは、これからはミート打ちを主体にしたいからという理由と、本番用ではなく、趣味のラケットなので、ドライブ型とはちょっと違うものを使ってみたかったからである。板厚10ミリがよかったのだが、残念ながら9ミリしかなかった。

実売1万3000円ぐらいする高価なラケットなので、大切に使いたい。側面にできるだけ傷をつけたくないのでサイドテープを買おうと思っていた。ふつうのビニールの安いテープではなく、植毛してあるテープがいいかな。あるいはクッションテープなんていう、分厚くて、より衝撃から守ってくれる製品も最近発売されているから、そっちにしてもいいかな。

結局アマゾンで植毛タイプのものを注文してみた。

スピード20は打ってみると、びっくりするほど球離れが早い。軽い力でターンと飛んでいく。さすがスマッシュ向けである。もしかしてこれは表ソフト向けだったのか?球持ちが悪く、ドライブがかけにくい。こういうラケットに慣れている人には最高に心地よいのかもしれないが、私はミート打ちでもボールを少し持ちたいので、使いこなすのに時間がかかりそうである。まぁ趣味のラケットなのでよしとしよう。

数日後、アマゾンからサイドテープの在庫がなく、注文をキャンセルするという連絡が届いた。

サイドテープをどうするか決まらないまま、私はロフトで買い物をしていた。そのとき、マスキングテープというものの存在を知った。

マスキングテープというのは、プラモなどで塗装がはみ出ないように使うものだと思っていたが、どうやら最近はそのような用途だけではないらしい。
masking

小中学生の女の子が文房具などに貼って「デコる」ためにもっぱら使われているようだ。そのため、さまざまなデザインのマスキングテープが発売されている。子供向けかと思いきや、大人の鑑賞にも堪えるデザインのものも少なくない。
morris
ウィリアム・モリスの唐草模様のテープ(カモ井加工紙)4mで180円ほど。

幅が15ミリもあるので、2~3ミリほどオーバーしてしまうが、細く切って使えばスピード20の側面を上品に変身させられる。

ただ、マスキングテープは紙製なので、薄く、耐衝撃性は期待できないし、汗がついたりしたら、耐久性は低いだろう。

remake tape
と思ったら、耐水仕様の製品もあるようだ(リメイクシート)。
270mm×900mmで500円~


mi casa
床補修用の耐衝撃性の高い製品もあるらしい(MT CASA)
460mm×460mmで400円~。

また、手できれいに縦に裂ける養生テープ(yojotape)もデザイン性の高いものが増えているようだ。
yojotape
う~ん。こういうのを見ると、卓球用のやぼったいサイドテープを買う意味があるか分からなくなってくる。値段も卓球用のテープより安いし、卓球用のサイドテープを買うのはやめておこう。