お化けが最も活発に活動する時間は夜中の3時だと聞いたことがある。
なぜなら夜が明ける直前が最も闇が深いからである。

そんなことを思い出したのは、裏面ドライブのインパクト位置を探していたときに同じような経験をしたからなのだった。

以下、いつもどおりレベルの低い考察になるので、軽く読んでいただければ幸いである。

対下回転の裏面ドライブが安定しなくなり、いろいろ試しているなかで、原因とおぼしきものにたどり着いた。それは私のバックドライブはヘッドの回転の前半でインパクトを迎えてしまっていたことだと思われる。

ドライブ――特にペンホルダーの場合はヘッドがよく回る。スタート時はラケットのヘッドが斜め下を向いていて8時ぐらいからスイングをスタートし、9時にヘッドが水平になり、10時にヘッドが上を向き、11時にスイングが終わる。フォワードスイングが終わる寸前の11時に近い位置――10時ごろが最も力が入り、8時に近い位置が最も力が入らない。下回転打ちが安定せず、ネットに掛けてばかりだった私はどうやら9時ぐらいの位置でインパクトを迎えていたらしい。これをもう1時間遅らせれば下回転が楽に持ち上がったはずなのである。

このインパクト位置を曖昧にしていると、力が分散してしまう。

力を入れる時間は短いほどいい。8時から11時まで力を入れ続けると、かえって力がこもらなくなる。8時から10時ぐらいまでは手を使わず、左足の踏ん張りと、腰の回転だけでラケットを動かし、10時あたりになってはじめて手に力を入れる――よく言われる「インパクトの瞬間にラケットを握る」というやつである。

このように打つと、下回転打ちの安定性が高まる。

フォアドライブでも同様である。特にフォアハンドは腕が大きく使えてしまうので、力が分散しやすい。腕を伸ばしてバックスイングの時点から全力を込めている人もいる。ペンはその点、力の込めるポイントがわかりやすい。手首を回す、1時間ほどの間を目掛けて力を込めればいい。こちらは時計で言えば、4時から1時の間である。

head rotation
ペンホルダーのヘッドの動きは、AからCあたりまでは下を向き気味だが、CからDでヘッドのスピードが急激に上がる。言い方を変えれば、Cまでは「ためて」おき、Dの前で手首を返し、一気に力を込めるようにすれば、プロネーション(のような何か)が起こる(前記事「手首って使うの?…」)。

ペンホルダーはフォアドライブが強力だというのは、このヘッドの返しの恩恵に与っているからだろう。力を入れるポイント(CからDの間)が可視的でわかりやすい。

週末に見た加藤氏の動画。ペンのヘッドを下げるメリットについての解説が今回のトピックとの関連で参考になった。

kato channel

「ラケットのヘッドを上げる、下げる、どっちがいいの?」
https://www.youtube.com/watch?v=yHva7A8JGeY

【追記】
裏面のインパクトをいろいろ試してみたが、スイングが9時に終わる振り方なら、9時直前、10時にスイングが終わるなら、10時直前にインパクトが来るのがいいと感じた。振り方によって必ずしも10時過ぎが最適とは限らないだろう。