卓球ができなくなると、嗜好や考え方も変わってくる。
ふだん、あまり食べたいと思わなかったものを食べてみたくなったり、今まで手に取ることもなかった本を読んでみようかという気になってきたり。
今、無性にペヤングが食べたい。ネットで調べると、「激辛やきそばEND」という製品があるらしい。
さらに「獄激辛やきそば」というのは「激辛やきそばEND」の3倍の辛さだという。
関西でも売っているのだろうか…。昼にスーパーに行って探してみようかな。
卓球もできないことだし、たまには読書でもしてみよう。しかし、分量の多いのはダメだ。すぐ読めるものがいい。本棚を眺めていて私が手に取ったのは、田辺聖子の『文車日記』だった。
一編が2~3ページでまとめられていて、手軽に読める。どれどれ、どれを読もうかな。
一番軽く読めそうな俳句がいいな。お、蕪村の句なんていいかもしれない。
「御手討(おてう)ちの 夫婦(めをと)なりしを 更衣(ころもがへ)」
どんな意味だ?さっぱり分からない。
この句に対する田辺聖子の解説がまた絶妙である。
江戸時代には旧暦4月1日に町中が衣替えをしたらしい。旧暦の4/1をネットで調べてみると、今年はGWの前あたりだそうだ。
武家方では恋愛は、きついご法度です。もし露顕すれば、不義者として成敗されてしまいます。
でも、若侍と、可憐なお腰元は、いつとなく、恋し合ってしまいました。
お家を乱す不義者と、あたまの固い三太夫はあららかに詰ろうとしますが、やさしい奥方は、かげになり、日向になってかばわれたかもしれません。
奥方はそっとお腰元と若侍を、しるべのもとへ落してやったり、身の立つようにはからい、新生活のはなむけをくださったかもしれません。
とび立つ思いのお腰元と、若侍。本来なら二人重ねてお手討ちになっても文句のないところなのに。希望にみちてお屋敷を出ます。
晴れて二人の人生がはじまります。町は初夏。さわやかな衣更えの季節と同じく、二人もまた、生まれかわったような人生の第一歩なのです。
なるほど。「御手討ちの夫婦なりしを」というのは、「本来なら二人重ねてお手討ちになっても文句のないところなのに。」という意味か。そんな二人が恋のためにすべてを捨てて、優しい奥方様のご配慮で市井で隠れて暮らしている。以前に比べて生活は苦しくなり、慣れない仕事に戸惑ったりもするけれど、二人は全く後悔していない…こんな短い句なのに田辺聖子の想像力で清々しいドラマになっている。
この句にも感心したが、田辺聖子の優しい眼差しにも感心させられた。こういうふうに俳句を鑑賞すれば、今まで気づかなかったことにも想像が働くようになるのだろう。
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私はツブ高に興味もないし、自分でペン粒をやってみようなどとは夢にも思わない。
しかし、この二人の動画を見ると、ペン粒というのがなんだか楽しそうに見えてくる。
WRMのガネ氏とやっすん氏が紹介するDVD「ペン粒高攻守の極意」。
このDVDがとにかくすばらしい内容らしいのである。
私はペン粒に興味はないが、二人が海津富美代氏について興奮しながら語っている様子を見るのが心地よかった。
好きなものについて熱く語っている人を見るのは、たとえ自分がその対象に興味がなくても、楽しいものである。
満面の笑みの二人
がね氏「ずっとこのDVDの話ばっかり社長としてた」
がね氏「このDVD見たら、バックでブチ切るのもやるしかねぇ!って…」
やっすん氏「アンチでこのメソッドやったのよ、超切れた!」
がね氏「(ペン粒について新しい情報は)もうこれ以上ないやろ、って…え?こんなに知らんことがまだ自分にあってしまった!みたいな。」
WRM-ツブchというチャンネルが今年になって始まったが、登録者数はまだ3000人弱。しかし、今、このチャンネルはアツい。二人の異質愛が感じられて、見ていて楽しい。
今まで私が卓球動画を見る理由は、自分の技術にどのように役立てるかという視点だけだった。しかし、このツブチャンネルを見ると、自分の卓球に応用できなくても、自分とは違う立場で卓球について語っている動画を見るのも、また楽しいということが分かった。少し卓球に対する視野が広がったかな。
裏面ツブなら敷居が低そうなのでちょっと試してみようかな。
ふだん、あまり食べたいと思わなかったものを食べてみたくなったり、今まで手に取ることもなかった本を読んでみようかという気になってきたり。
今、無性にペヤングが食べたい。ネットで調べると、「激辛やきそばEND」という製品があるらしい。
さらに「獄激辛やきそば」というのは「激辛やきそばEND」の3倍の辛さだという。
関西でも売っているのだろうか…。昼にスーパーに行って探してみようかな。
卓球もできないことだし、たまには読書でもしてみよう。しかし、分量の多いのはダメだ。すぐ読めるものがいい。本棚を眺めていて私が手に取ったのは、田辺聖子の『文車日記』だった。
一編が2~3ページでまとめられていて、手軽に読める。どれどれ、どれを読もうかな。
一番軽く読めそうな俳句がいいな。お、蕪村の句なんていいかもしれない。
「御手討(おてう)ちの 夫婦(めをと)なりしを 更衣(ころもがへ)」
どんな意味だ?さっぱり分からない。
この句に対する田辺聖子の解説がまた絶妙である。
江戸時代には旧暦4月1日に町中が衣替えをしたらしい。旧暦の4/1をネットで調べてみると、今年はGWの前あたりだそうだ。
武家方では恋愛は、きついご法度です。もし露顕すれば、不義者として成敗されてしまいます。
でも、若侍と、可憐なお腰元は、いつとなく、恋し合ってしまいました。
お家を乱す不義者と、あたまの固い三太夫はあららかに詰ろうとしますが、やさしい奥方は、かげになり、日向になってかばわれたかもしれません。
奥方はそっとお腰元と若侍を、しるべのもとへ落してやったり、身の立つようにはからい、新生活のはなむけをくださったかもしれません。
とび立つ思いのお腰元と、若侍。本来なら二人重ねてお手討ちになっても文句のないところなのに。希望にみちてお屋敷を出ます。
晴れて二人の人生がはじまります。町は初夏。さわやかな衣更えの季節と同じく、二人もまた、生まれかわったような人生の第一歩なのです。
なるほど。「御手討ちの夫婦なりしを」というのは、「本来なら二人重ねてお手討ちになっても文句のないところなのに。」という意味か。そんな二人が恋のためにすべてを捨てて、優しい奥方様のご配慮で市井で隠れて暮らしている。以前に比べて生活は苦しくなり、慣れない仕事に戸惑ったりもするけれど、二人は全く後悔していない…こんな短い句なのに田辺聖子の想像力で清々しいドラマになっている。
この句にも感心したが、田辺聖子の優しい眼差しにも感心させられた。こういうふうに俳句を鑑賞すれば、今まで気づかなかったことにも想像が働くようになるのだろう。
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私はツブ高に興味もないし、自分でペン粒をやってみようなどとは夢にも思わない。
しかし、この二人の動画を見ると、ペン粒というのがなんだか楽しそうに見えてくる。
WRMのガネ氏とやっすん氏が紹介するDVD「ペン粒高攻守の極意」。
このDVDがとにかくすばらしい内容らしいのである。
私はペン粒に興味はないが、二人が海津富美代氏について興奮しながら語っている様子を見るのが心地よかった。
好きなものについて熱く語っている人を見るのは、たとえ自分がその対象に興味がなくても、楽しいものである。
満面の笑みの二人
がね氏「ずっとこのDVDの話ばっかり社長としてた」
がね氏「このDVD見たら、バックでブチ切るのもやるしかねぇ!って…」
やっすん氏「アンチでこのメソッドやったのよ、超切れた!」
がね氏「(ペン粒について新しい情報は)もうこれ以上ないやろ、って…え?こんなに知らんことがまだ自分にあってしまった!みたいな。」
WRM-ツブchというチャンネルが今年になって始まったが、登録者数はまだ3000人弱。しかし、今、このチャンネルはアツい。二人の異質愛が感じられて、見ていて楽しい。
今まで私が卓球動画を見る理由は、自分の技術にどのように役立てるかという視点だけだった。しかし、このツブチャンネルを見ると、自分の卓球に応用できなくても、自分とは違う立場で卓球について語っている動画を見るのも、また楽しいということが分かった。少し卓球に対する視野が広がったかな。
裏面ツブなら敷居が低そうなのでちょっと試してみようかな。
コメント
コメント一覧 (2)
上手な粒高の人を大会で見ると今でも羨ましい気持ちが少しだけありますね。
良い所は慣れてない、対策を知らない人には滅法強い。直線的なボールなので特徴がある。
実際に使うとコントロールが難しい、強い回転サーブはくらう、ナックルドライブ、極端なループ、スピードドライブのブロックが難しいなどいろいろありました。
元中国代表の馬琳がナショナルチームに入る前は裏面に粒を貼っていた時期があると聞いたことがあり様々なボールタッチを学ぶには良いかなと思いますね😅
シロノ タツミ
がしました
コメントありがとうございます。
ツブ高を使っている人は本当にツブ高が好きなんでしょうね。
勝敗という点では不利だと思いますが、裏ソフトのように研究され尽くしていないので、たくさん発見があり、使っていてすごく楽しいんじゃないかと思います。
馬琳の異質プレー、そんなスタイルのときがあったんですね。どんなものだったか見てみたいものですね!
シロノ タツミ
がしました