拙ブログは基本的に卓球に関すること以外は書かないことにしている。なぜなら、このブログは卓球のブログだからである。しかし、卓球のことばかり考えているのも味気ない。たまには別の話題も取り上げてみたい。

去年は「夏休み 横須賀・横浜散歩」という記事を書いたが、今回もこのような旅行記である。先日、天気がよかったので京都の名所でも訪れようと思い、ド定番の清水寺に行ってきた。

何年ぶりだろう?10年以上訪れていないはずだ。「舞台」以外はほとんど記憶がない。自転車では行きにくかったので、市バスを利用。京阪電車でも行けるが、旧五条通にあったため、ちょうど四条駅と五条駅の中間になり、ちょっと余計に歩かなければならない。というわけで市バスの「清水道」というバス停で降りて、清水道を上っていく。かなり坂がきついのは記憶の通りだった。そして10分ほど歩くと、山門が見えてきた。


清水入り口
仁王門の前。広々としている。

ふだんなら観光客がごったがえしているところだが、今の時期は人もまばらで快適だった。拝観料の切符を買う窓口は私以外に客がいない。窓口の女性に聞いてみる。

「ふだんはこの4つの窓口すべてに長い行列ができているぐらい混んでいるんでしょうね?」
「そうですね。最近は見ての通りガラガラですけどね。」

大人400円。二条城が1000円ということを考えると、良心的な拝観料である。

清水寺って私の中ではなんとなくイメージが薄い。今昔物語集か宇治拾遺物語で、舞台から飛び降りて敵から逃げおおせたといった説話を読んだことがある程度である。調べてみると、宗派は法相宗で、平安時代の征夷大将軍、坂上田村麻呂ゆかりの寺院らしい。

本堂入り口
本堂へ続く渡り廊下。風通しがよく、無数の風鈴が心地よい。

地下道を通る「胎内めぐり」というイベントが、コロナのために休業中だった。残念。

「舞台」で有名な本堂に入ると、ヘンテコな大黒様が
大黒

これ、プラスチックでできてるんじゃなかろうか?なんでこんな安っぽい像が入ってすぐのところに置いてあるんだろう?荘厳で重厚な清水寺の雰囲気を台無しにしていると思うのだが…。

今の本堂は1633年に再建されたものだという。大規模な修繕工事が終わりを迎えつつあり、建物のきれいな姿が見られた。「舞台」はまだ工事中だったが、半分だけ開放されていた。

清水舞台
本堂の舞台の奥のほう半分は、まだ工事中だった。(奥の院から撮影)

十一面観音を拝み、奥の院へ。自然が豊かでここちよい。

それから山を下り、音羽の滝のあたりへ。かき氷600円なり。

高低差が激しく、ゆっくりまわって1時間程度だっただろうか。時間がかかりすぎないのがいい。
後で調べてみると寺宝に「算額」というのがあったらしい。確認しておけばよかった。

縁結びで有名な地主神社というのもあったが、行くのを忘れていた。

帰りは参道を通ってみた。この参道は京都情緒を醸していて、ここを通るのも楽しみの一つである。

産寧坂
産寧坂(三年坂)。ここで転ばないように細心の注意を払って降りた。

ようじや
よーじやとか、七味家とか、漬物屋とか、京都の有名店が軒を連ねている。

二年坂
二年坂。スターバックスが京町家の中に入っていて新鮮だった。

そういえば、あちこちのお店でアマビエという妖怪のイラストを見たなぁ。疫病を払うとかで流行っているんだそうだ。

アマビエ
このとぼけた表情が愛されているようだ。

霊山観音
霊山観音。隣の高台寺の夜間拝観を楽しんだ時は、この観音様にドキッとしたものだ。

その後、石塀小路というところを通って俗世に戻ってきた。
ishibe


清水寺のよかったところは以下の点である。
・拝観料が良心的
・小一時間で回れる
・自然が豊かで広い
・参道の情緒がよい

私は京都に住んでいるが、京都らしさを実感することはあまり多くない。京都らしい情緒を手軽に味わえる場所として清水寺周辺は悪くないと思った(ただし、空いている時期に限る)