今日は祇園祭の山鉾巡行。
京都の夏の風物詩をのんびり見物してみたいものだが、そんな余裕はなく、ブログの更新もちっともできなかった。
世間ではみんなどうやって練習する時間を作っているのだろう。毎日があっという間に過ぎていく気がする。知人でパン屋さんで働いている人から話を聞いたが、毎日12時間以上働いていて、腕が肩より上に上がらなくなってしまったのだという。それでも仕事を休むことができず、余暇など望むべくもないのだという。一握りの人を除けば、今の日本でゆとりのある生活を送っている人などいないのではないかという気がしてくる。昔はもっと心の余裕や余暇もあったように思うのだが…。
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それはさておき、4~5年前の自分の練習を振り返ってみると、当時は相手にバックブロックしてもらって、ワンコースでフォアドライブを打つという練習が好きだった。ワンコースといっても、常に一定のコースに返ってくるわけではなく、左右数十センチの幅のあるボールが返ってくるし、ボールの深さも微妙に異なる。それをフットワークで微調整しながら全力でフォアドライブを打ち、10往復以上続けるという練習である。腰の入ったフォアドライブが打てるようになってきたので、ドライブの威力が増し、安定性を損なわずにさらなる威力を出すために体重移動のタイミングを調整したり、スイングの大きさを変えてみたりと、いろいろなことを試し、それが自分のショットにどのような影響を与えるかが気になって仕方なかった。
京都の夏の風物詩をのんびり見物してみたいものだが、そんな余裕はなく、ブログの更新もちっともできなかった。
世間ではみんなどうやって練習する時間を作っているのだろう。毎日があっという間に過ぎていく気がする。知人でパン屋さんで働いている人から話を聞いたが、毎日12時間以上働いていて、腕が肩より上に上がらなくなってしまったのだという。それでも仕事を休むことができず、余暇など望むべくもないのだという。一握りの人を除けば、今の日本でゆとりのある生活を送っている人などいないのではないかという気がしてくる。昔はもっと心の余裕や余暇もあったように思うのだが…。
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それはさておき、4~5年前の自分の練習を振り返ってみると、当時は相手にバックブロックしてもらって、ワンコースでフォアドライブを打つという練習が好きだった。ワンコースといっても、常に一定のコースに返ってくるわけではなく、左右数十センチの幅のあるボールが返ってくるし、ボールの深さも微妙に異なる。それをフットワークで微調整しながら全力でフォアドライブを打ち、10往復以上続けるという練習である。腰の入ったフォアドライブが打てるようになってきたので、ドライブの威力が増し、安定性を損なわずにさらなる威力を出すために体重移動のタイミングを調整したり、スイングの大きさを変えてみたりと、いろいろなことを試し、それが自分のショットにどのような影響を与えるかが気になって仕方なかった。
しかし、いつしかそういう練習をすることもなくなり、より実戦的な練習を好むようになった。なぜかというと、そんな豪快なフォアドライブを打つチャンスは実戦ではあまり多くないからである。こちらは一撃必殺?のフォアドライブを打つつもりで構えていても、実戦では台上の段階でパシパシと払われて主導権を握られたり、回り込みが間に合わないようなグッと深いツッツキを打たれたりで、ワンコースフォアドライブ連打練習が生きる場面は限られているのである(意味のない練習だったとは決して思わないが)。
アニメの中では、正義の味方が華麗な変身シーンで長々と踊りながら変身したり、必殺技の名前を唱えて決めポーズをとっている間、敵は攻撃せずに待っていてくれるが、卓球ではそうはいかない。
こんなのが7~8人分続いたら、5分ぐらいかかると思う。
こちらのロングサーブを相手が長めに返球してきた。台からちょっと下がって
「よし、ここで全力でフォアドライブだ!ぬぉ~」
「よし、ここで全力でフォアドライブだ!ぬぉ~」
と打点を落としてバックスイングを大きく振りかぶっている間に相手はブロックできる位置に移動を終え、万全の態勢で待っている。その渾身のドライブはわりと簡単に止められてしまい、こちらが慌ててそのボールを棒球で返すと、今度は相手が攻撃する番になっているのである。
台から離れて時間的な余裕のあるラリーなどしていては試合で勝てない。前陣でちゃっちゃか早いピッチで攻撃したほうが私のレベルでは勝ちやすいと思う。目下の課題はいかに戻りを早くして、相手のフリックやツッツキを狙っていくかである。こちらがしっかりとポジショニングを終えて打つ準備も整った段階でちょうど打ちごろのゆっくりした下回転が返って来るなどというおいしいシチュエーションはなかなかない。実戦では常にどこに打たれるか分からないボールを警戒しながらの自転車操業だということをしみじみと感じる。
そういう意識が芽生えるとともに、自分の手打ちが気になってしかたなくなってきた。今まではあまり意識していなかったのだが、台上でふいに甘いボールが来たときなどに、つい手打ちをしてしまうのである。今までもとっさに手打ちをすることがよくあったと思うのだが、それが最近、妙に気になってしかたがない。ドライブやフリックだけでなく、ツッツキでさえも「あぁ、また手打ちしてしまった…」と後味の悪さを感じることが多いのである。
この後味の悪さが意識できるようになったのは大きな進歩だと思う。課題さえ見つかれば、解決するのはそれほど難しいことではないからである。
コメント
コメント一覧 (2)
手打ち推進派の私からすれば手打ちができるようになれば、手打ちを基礎に して様々な技術を追加すればいいのです。
ただ、手打ちにもレベルがありまして、打球の瞬間までボールから目をはなさないとか、頭や体幹がぶれないとか体重移動やスイング方向が変な方向に向いていないとか等、手打ちがどの程度なのかわかりませんが、手打ちでミスなくプレーができるかが判断基準ですかね(・・;)
シロノ タツミ
がしました
コメントありがとうございます。
手打ち推奨とは、ユニークなご意見、驚かされました。
よく考えてみると、たしかに体の前で、早い打球点でパシパシ叩く分には手打ちは効率がいいかもしれません。じっくり考えてみたいと思います。
シロノ タツミ
がしました