前記事「卓球と料理」で改めて読者のみなさんにご自身のレベルに応じた「気づき」をご投稿いただきたいと呼びかけたところ、さっそく読者のぴーろん氏からの寄稿をいただいたので紹介したい。
以下、本文である。
------------
以下、本文である。
------------
先日、中学生の女子二人に指導というほどでもないのですが、一緒に練習したときに「スマッシュされたときの返球方法を教えてください。やっぱり下がって打たなければならないんですか?」と質問されました。
「カウンターやブロックは無理だから、ボールの落下点に入って・・・」、とここまで答えたとき、「いや違う。スマッシュの返球方法など練習する必要はなく、スマッシュを打たれるボールを返さないことが大事なのでは?」と逆に質問したところ、「あー、そうですね。」と納得した様子でした。
いろいろな技術の習得は必要ですが、試合で使わない、使えないものを習得する必要はないはずです。
では、技術習得の優先順位の高いものは何かと考えたとき、1番目はサービスと(サーブ)レシーブであることは疑いようのないものだと思います。でも、サービスエースやレシーブエースだけで得点できるわけではないので、得点するために2番目として3球目攻撃ができる両ハンドのループドライブやスピードドライブ、下回転(角度)打ち、レシーブ技術として低いツッツキやストップ、流しやチキータ、フリックなどを習得する必要があるのだと思います。
これらの技術を習得した後、自分が得点しやすい、あるいは失点しにくいパターンに相手をはめる、いわゆる戦術が必要となるのでしょう。その戦術を実行するために1番目と2番目が単にできるだけでは不十分でその精度UPやほかの技術習得が必要となるのでしょう。
皆さん、延々とフォア対フォアの基礎打ちばっかり練習して満足していませんか?
コメント
コメント一覧 (3)
わかりやすいブログ内容 参考にさせていただいてます。
どのような練習をすれば良いかコーチに聞いたら コーチからラインでアドバイスが来ました。
◎ある程度コース取りを決めた練習で頭(脳)を止めない練習を繰り返していきましょう。
サーブのあと、レシーブのあと、ドライブのあとなどは、とくに思考停止状態になりやすく、相手が打ったボールにただ反応するだけになりがちななので、普段の練習から脳をフル回転させる練習をしておくと、試合でも基礎練習のときのように落ち着いて打てることが増えてくると思います。とのことです。
フォア打ちは 続くので長くやりすぎてしまうので コーチのアドバイスを理解してこれからチーム練習に参加してきます。
シロノ タツミ
がしました
コメントありがとうございます。
脳を休ませないというアドバイスはとても有効だと思いました。
私もついボールの行方を見つめてしまうことがよくあるので、練習中に意識して取り組みたいと思います。
シロノ タツミ
がしました
スマッシュのブロックは練習すると、少しは返せるようになります。
練習相手にスマッシュを打ってもらい、どの辺りにラケットを構えれば球が当たるのを探ってみてください。
あまりコースをついてスマッシュされない事が前提ですが、、、
シロノ タツミ
がしました