昨日、12/22は冬至。
夜が最も長い日。
この日にゆず湯に入ると風邪を引かないとされている。

yuzuyu

ちょうど実家から送られてきた荷物の中に柚子があったので、ゆず湯にしてみよう。農家の友人によると、ゆずは果肉ではなく、皮から出る汁が体にいいらしい。ところで柚子って食べられるんだろうか。ちょっと果肉を食べてみようと思って柚子の皮を剥こうとしたら…ア痛!

なんとゆずのヘタに少し枝が残っていて、それに生えていたトゲが親指に刺さってしまったのだった。

柚子ってトゲがあったのか。人生も白秋に至ってようやく知った事実。前記事「アジのゼイゴ」でも感じたのだが、私はほとんど料理をしないので、ふつうの人が当然知っていることを知らなかったりすることが多い。男でも料理をしないと一人前とは言えない。

爪で引っこ抜こうとしたけれど、とれない。毛抜でつまんでみようとしたけれどダメ。子供の頃、指に棘が刺さったら、針でほじったりしていたなぁ。でもそこまでしなくてもそのうち自然に取れるだろう。

ただ困ったことにトゲが刺さったところが右手の親指なので、ペンホルダーだとプレーに支障が出る。ちょうど土曜日の晩は練習だった。親指の先端寄りなので、ラケットが握れないというほどではないのだが、親指をいろいろ動かすと、ときどき痛みを感じる。特に裏面を打つときは不安だった。

「できるだけ親指を外すようにしてみよう。」

そうすると、裏面ではなく、表面のバックショートを多用することになる。表面ショートなら、親指を外すのがデフォルトだからである。今まであまり表面は使わなかったのだが、だんだん慣れてくると、表面ショートが安定してきた。楽しい、そして楽である。裏面のときは自由度が高いので、ちょっと威力のある返球をしようと、ブロックの時ラケットをいろいろ動かしてしまい、かえってミスしたりするのだが、表面ならラケット面の自由度があまりないので、ラケットをあまり動かすことがなく、ブロックに専念できる。

私のグリップは裏面を重視して非常に浅いグリップだったが、浅すぎると表面ショートが安定しない。人差し指を比較的深く入れて、人差し指と中指で板がしっかり挟めるようにグリップを変えてみた。

oyayubi

上の荘則棟氏のように二本の指で板を挟んでグラグラにしてショートをすると、相手のドライブ強打を受け止めたときにブレードが振動し、強打の衝撃を少し吸収してくれるようだ。ドライブがよく止まる。グリップを変えただけだがずいぶん安定性が増した。

そして最近練習しているツッツキである。これも親指を外すことによって自由度が増し、面の角度を出しやすい。

フォアハンドと裏面は親指の押さえがないと安定しないが、ショート、ツッツキといったペンホルダーらしい技術は親指を外したほうがやりやすいということが分かった。

トゲが刺さったときは卓球のことを少し心配したが、今まで気づかなかった視点から多くのことを学ぶことができた。人生万事塞翁が馬である。

pinset

なお、練習後、こんな形状のピンセットを使ったら、2ミリほどのトゲが抜けた。