前記事「フォロースルーは何のため?」に引き続き、ピンレモさんの動画を観て、また参考になったことを記しておきたい。
https://youtu.be/ptm223_JSYE?t=695

よく「レシーブは難しい」とか、「レシーブが苦手」などということを聞く。私も打ちなれていない人のサーブをレシーブするのは非常に苦手である。

レシーブ練習として玉木コーチが与えた課題は、ナックルサーブをフォア前、フォア奥、バック前、バック奥の4点にランダムで出すというものである。そこにさまざまな回転のサーブを出すのではなく、回転はナックル限定。ここが肝心である。回転は分かりきっているので、回転を気にせずにレシーブに専念することができる。なので難しいことはないと思うのだが、ピンレモさんはときどきミスをする。

レシーブのフットワーク

コーチは力を抜いて4点にさほどスピードのないナックルサーブを出すのだが、4~5本に1本ぐらいはミスとなる。さらに、なんとか返球できたにしても体勢が崩れてしまい、素早く戻れていない場合もある。見ているとあまり難しそうではないが、やってみると意外に難しいのだろう。

「レシーブは難しい」とはちまたでよく言われていることである。上級者もそのようなことを口にする。私はその言葉の意味を分かりづらい回転のせいで、低く短く返せないとか、攻撃的に返せないといった意味だと理解していたのだが、回転が分かりきっているいるのにミスをするというのはどういうことだろう。

以前どこかで聞いた言葉を思い出した。

「レシーブは足ですよ。」

レシーブミスはブレードの角度とか、身体の向き、打球タイミングといったことだけが原因だと思い込んでいたのだが、それだけでなく(それよりも?)、ポジショニングが原因の場合も多いということである。初中級者のレベルでそれほど分かりにくいサービスは少ないから、私のレベルでレシーブがうまくできないというときは、打ちやすいところまできちんと動けていないことが原因である可能性が高い。それで詰まったり、つんのめったり、腕を伸ばしきってしまったりしていたのだ。

また、フットワークというと、フォアからバックまで幅広く動くフットワークをイメージしてしまうが、初中級者が実戦でそんな派手なラリーまでたどり着くことは稀だ。それ以前の3球目や4球目でたいていのラリーは終わってしまう。ならばそんな大きなフットワークを磨くよりも、レシーブの細かいフットワークを磨いた方がずっと役に立つのではないか。大は小を兼ねるというから、大きく動ける人は小さく動くこともできるというのはありうる話である。しかし、たとえ大きなフットワークの練習をしているときも、念頭にあるのはまず第一にレシーブ時の小さなフットワーク――小さく動いて素早く戻る――であるべきだ。

【追記】
レシーブと同様、一見フットワークをあまり使わなそうなブロックも、もっとフットワークを使わなければと反省させられることが多い。