以前、上手な人にこんなことを言われた。
「フォアへ飛びついた後に右足でしっかり踏ん張れていないので、戻りが遅いんですよ」
言われてみればそのとおりで、私はフォアへ飛びついたらそのまま下半身のバランスが崩れて、ヨロヨロと身体がフォア側へ流れてしまう。反対にバック側に回りこんだ時も左足で踏ん張れず、戻る時間を大きくロスしてしまう。やはり筋トレが必要なのだろうか。
ある日、ブックオフに行ったら、こんなものが売っていた。
wii fit である。任天堂のwiiという10年前のゲーム機でプレーできるソフトウェアと、付属品のバランスwiiボード。
問題は値段である。
ありえない…
縦横、約30センチ×50センチという大きなハードウェアが付属しているにもかかわらず、たったの108円!
もしかしたら、値札の付けまちがいではないだろうか。店員さんに確認してみたところ、間違いではないという。ではどうしてこんなに安いのか。状態が最悪なのだろうか。店員さんによると、状態は決して悪くはなく、単に古いゲーム機用のハードウェアだから、投げ売り価格らしい。wii本体も5000円ほどで売っている。
「そういえば、このソフトは昔、はやったなぁ。けっこう評判もよかったみたいだ。しかし、こんなおもちゃでまさか筋トレができるわけないよな…。とはいえ、この安さは看過しがたい…」
結局、本体といっしょに購入してしまった。
wiiの後継機で、wii U というのがあり、それ用のwii fit U というソフトもあるのだが、そちらは本体込み、新品で4万以上するらしい。それに比べて私の購入したwii 本体と wii fit はわずか5000円ほど。この金額差が私を大いに満足させた。
さらにゲームの内容も私を満足させるものだった。
簡単に言うと、「ヨガ」「筋トレ」「有酸素運動」「バランスゲーム」「体力測定」という5つの部門から構成されており、前4者にはそれぞれに9~15ほどのトレーニングが入っている。それらをボードの上でこなし、トレーニング終了後に点数などで評価してもらえる。
まず、ヨガをやってみる。
ヨガが若い女性の間でずいぶんはやっているが、私もwii fit の中のヨガをやってみて、ちょっと楽しさが分かった気がした。
膝を抱えるポーズ
ダンスのポーズ
あまり運動らしくないが、片足でバランスを取りながら身体を伸ばしたり、ひねったりするのはけっこう筋力が要る。これらを続けていれば、インナーマッスルというのが鍛えられるらしい。
そして筋トレである。
身体水平支持 これは腹筋にかなり負担がかかる。よく分からないが、インナーマッスルが鍛えられている気がする。
卓球王国の動画にも似たようなトレーニングがあった。
アーム&レッグレイズ こちらのほうが上の動画に近いか。
ランジ 太ももに負担がかかる
ローイング・スクワット 軽すぎてあまり筋トレにならない?
腕立て&横バランス けっこうつらい
ちょっとこのトレーニングに似ている
サイドランジ wii fit plus に追加されたメニュー。
このサイドランジというトレーニングがフォアへの飛びつきのときの足の踏ん張りに近い。
が、これはwii fit plus という後継ソフトで追加されたトレーニングなので、無印のwii fit には入っていない。
こちらも購入してみたのだが、wii fit の完全上位互換なので、plus を買ったら、無印のfit のほうは必要がなくなった。
そして有酸素運動。
ジョギング 5分~10分ほど走る。なかなか息が切れる。
フラフープ けっこう疲れるが、それ以上に腰の動きが柔らかくなりそう。
リズムボクシング 予想通りの激しい運動。腰を入れて打つと、いい練習になる。
バランスゲームは割愛。
マスコットキャラクターのウィーボくん
トレーニングを終え、身体測定とバランステストを行うと、体重やBMIといった値を記録してくれる。
自分の体重の変化が分かり、モチベーションが上がる。
ウィーボくんは筋トレのアドバイスなどもしてくれる。
「老化というのは、下半身の筋力低下から始まると言われていマス。」
やっぱりそうか。私はどうしても下半身を鍛えなければならない。
【まとめ】
wii fit は無味乾燥な筋トレが楽しめるようにさまざまな工夫がなされている。
約10年前のソフトウェアだが、古さを感じさせない。
最新のゲーム機の映像を経験している世代からみると、物足りなさをかんじるかもしれないが、8ビット、16色、64KBのRAMというスペックで遊んでいた世代からすると、十分すぎるほどの表現力である。
テレビさえ持っていれば、わずか5000円ほどでこれほどの作品が手軽に楽しめるなんてお得にもほどがある。ゲーム機は型落ちに限る。
wii fit に含まれている筋トレが卓球にどの程度役に立つのか分からないが、トレーニングが終わった後は、太ももや腹筋などが筋肉痛になるので、そこそこ筋トレにはなっていると思われる。専門的な本などを参考にして黙々と筋トレに励む人もいるが、飽きっぽい私にはそういう地道な筋トレは難しい。しかし、wii fit なら続けられる気がする(毎日ではないが、現時点で2~3か月続いている)。
また、フィットネスクラブやヨガ教室などに通うと、1か月で5000円とかかかるのに比べると、非常に経済的である。
トレーナーのおねえさんに癒やされながら、今週もトレーニングに励む
「フォアへ飛びついた後に右足でしっかり踏ん張れていないので、戻りが遅いんですよ」
言われてみればそのとおりで、私はフォアへ飛びついたらそのまま下半身のバランスが崩れて、ヨロヨロと身体がフォア側へ流れてしまう。反対にバック側に回りこんだ時も左足で踏ん張れず、戻る時間を大きくロスしてしまう。やはり筋トレが必要なのだろうか。
ある日、ブックオフに行ったら、こんなものが売っていた。
wii fit である。任天堂のwiiという10年前のゲーム機でプレーできるソフトウェアと、付属品のバランスwiiボード。
問題は値段である。
ありえない…
縦横、約30センチ×50センチという大きなハードウェアが付属しているにもかかわらず、たったの108円!
もしかしたら、値札の付けまちがいではないだろうか。店員さんに確認してみたところ、間違いではないという。ではどうしてこんなに安いのか。状態が最悪なのだろうか。店員さんによると、状態は決して悪くはなく、単に古いゲーム機用のハードウェアだから、投げ売り価格らしい。wii本体も5000円ほどで売っている。
「そういえば、このソフトは昔、はやったなぁ。けっこう評判もよかったみたいだ。しかし、こんなおもちゃでまさか筋トレができるわけないよな…。とはいえ、この安さは看過しがたい…」
結局、本体といっしょに購入してしまった。
wiiの後継機で、wii U というのがあり、それ用のwii fit U というソフトもあるのだが、そちらは本体込み、新品で4万以上するらしい。それに比べて私の購入したwii 本体と wii fit はわずか5000円ほど。この金額差が私を大いに満足させた。
さらにゲームの内容も私を満足させるものだった。
簡単に言うと、「ヨガ」「筋トレ」「有酸素運動」「バランスゲーム」「体力測定」という5つの部門から構成されており、前4者にはそれぞれに9~15ほどのトレーニングが入っている。それらをボードの上でこなし、トレーニング終了後に点数などで評価してもらえる。
まず、ヨガをやってみる。
ヨガが若い女性の間でずいぶんはやっているが、私もwii fit の中のヨガをやってみて、ちょっと楽しさが分かった気がした。
膝を抱えるポーズ
ダンスのポーズ
あまり運動らしくないが、片足でバランスを取りながら身体を伸ばしたり、ひねったりするのはけっこう筋力が要る。これらを続けていれば、インナーマッスルというのが鍛えられるらしい。
そして筋トレである。
身体水平支持 これは腹筋にかなり負担がかかる。よく分からないが、インナーマッスルが鍛えられている気がする。
卓球王国の動画にも似たようなトレーニングがあった。
アーム&レッグレイズ こちらのほうが上の動画に近いか。
ランジ 太ももに負担がかかる
ローイング・スクワット 軽すぎてあまり筋トレにならない?
腕立て&横バランス けっこうつらい
ちょっとこのトレーニングに似ている
サイドランジ wii fit plus に追加されたメニュー。
このサイドランジというトレーニングがフォアへの飛びつきのときの足の踏ん張りに近い。
が、これはwii fit plus という後継ソフトで追加されたトレーニングなので、無印のwii fit には入っていない。
こちらも購入してみたのだが、wii fit の完全上位互換なので、plus を買ったら、無印のfit のほうは必要がなくなった。
そして有酸素運動。
ジョギング 5分~10分ほど走る。なかなか息が切れる。
フラフープ けっこう疲れるが、それ以上に腰の動きが柔らかくなりそう。
リズムボクシング 予想通りの激しい運動。腰を入れて打つと、いい練習になる。
バランスゲームは割愛。
マスコットキャラクターのウィーボくん
トレーニングを終え、身体測定とバランステストを行うと、体重やBMIといった値を記録してくれる。
自分の体重の変化が分かり、モチベーションが上がる。
ウィーボくんは筋トレのアドバイスなどもしてくれる。
「老化というのは、下半身の筋力低下から始まると言われていマス。」
やっぱりそうか。私はどうしても下半身を鍛えなければならない。
【まとめ】
wii fit は無味乾燥な筋トレが楽しめるようにさまざまな工夫がなされている。
約10年前のソフトウェアだが、古さを感じさせない。
最新のゲーム機の映像を経験している世代からみると、物足りなさをかんじるかもしれないが、8ビット、16色、64KBのRAMというスペックで遊んでいた世代からすると、十分すぎるほどの表現力である。
テレビさえ持っていれば、わずか5000円ほどでこれほどの作品が手軽に楽しめるなんてお得にもほどがある。ゲーム機は型落ちに限る。
wii fit に含まれている筋トレが卓球にどの程度役に立つのか分からないが、トレーニングが終わった後は、太ももや腹筋などが筋肉痛になるので、そこそこ筋トレにはなっていると思われる。専門的な本などを参考にして黙々と筋トレに励む人もいるが、飽きっぽい私にはそういう地道な筋トレは難しい。しかし、wii fit なら続けられる気がする(毎日ではないが、現時点で2~3か月続いている)。
また、フィットネスクラブやヨガ教室などに通うと、1か月で5000円とかかかるのに比べると、非常に経済的である。
トレーナーのおねえさんに癒やされながら、今週もトレーニングに励む
コメント
コメント一覧 (2)
年齢と共に内容も変わりますが、どんな方法であれ継続することが大事だと思います。
更に楽しみながら続くと尚良いですね。
コメントありがとうございます。
70歳まで足を使って卓球がしたいというのが私の目標です。
wii fit plus オススメですよ。