このブログでは「最新コメント」というのをあえて表示させていない。

管理人からすると、あまり注目してほしくないコメントというのがある。たとえばマナーの是非に関するコメントがそうなのだが、こういうマナーに関するトピックには自分の意見を言いたいという人が多いらしく、いろいろなコメントが集まってきて、収拾がつかなくなったり、いわゆる「炎上」という事態が起こったりする。そんな意見を読みたい読者は少ないだろうが、異様に盛り上がってしまいがちである。「最新コメント」を表示させないのは、それを防ぐためである。一つの記事に一度に10もコメントが集中すると、こちらが返信するのも一苦労である。

また、「そうですか」としか答えようのないコメントや、私には納得できないコメントがあったりした場合、「私はそうは思いません」とコメントするのもためらわれるので、あたりさわりのないコメントを返したりする。あるいは他の読者にとって有益な情報だと感じられないコメントの場合には申し訳ないが公開を見送ったりする。このブログでは多くの読者が読んでためになるコメントを載せ、できるだけ卓球についての議論をしたいと思っている。

そんな中で古い記事にも密かに的確なコメントをつけてくださる方がいて、そういうコメントは、「最新コメント」が表示されないために埋もれてしまう。しかしこういうコメントには逆に大いに注目してほしいと思っている。最近で言うと、「瞬間、インパクト重ねて」のコメントなどがそうである。私の拙い考えをよく吟味し、コメントしてくださり、建設的に議論を発展させている。こういう記事はぜひとも他の読者にも目を通していただき、さらに議論を展開させてもらえればと思っている。

それによると、卓球の技術には、個々の技術と、それをつなぐ技術(「チェーン」)があり、多くの卓球人は個々の技術はできていても、それをつなぐ技術ができていないのだという。また、個々の技術を高める練習には熱心に取り組むが、それらを上手につなぐ練習のほうはお留守であるという。

「チェーン」は必要である。この技術の質が高いか否かで実力に大きな差が出る。では、どうやって個々の技術をつなげばいいのか。
コメントではランダム練習が推奨されているが、ここは議論の余地があるのではないかと感じる。ランダム練習はいろいろなものが考えられる。一方の極に、完全にランダムな試合のような実戦練習があり、少し制限をかけたシステム練習――例えばサービスは固定されているが、レシーブが2~3点のどこに来るか分からない――や、もっと制限をきつくして、基本的にはワンコース練習だが、それにひと味加えて、3~4球に1球ほどイレギュラーなボールを送る練習などが考えられる。さらにコースのランダム性だけでなく、長短のランダム性、回転のランダム性などを組み合わせることにより、ランダム練習には多くのバリエーションが生まれることになる。

どんなランダム練習が「チェーン」の習得に最も適しているか、あるいはどの順番で練習していくのが効率的か、そういう議論をしていけば、部活などでの練習も、より充実したものになるのではないだろうか。

ただランダム練習には欠点もある。難しいということである。
私は以前、初級者を相手に少しランダムの要素を取り入れた練習をしてみたのだが、ちっとも続かなくなり、相手をうんざりさせてしまったことがある。ランダム練習というのは、試合で勝つことを目標とした練習であって、初中級者で、あまり競技性を重視しない人(軽い趣味として卓球を楽しむ人の大多数)にとっては安定してワンコースでツッツキが続くとか、フォア・バックの切り替えがスムースに1分間できるとか、そういうランダム要素のないブロック練習(相手の強打を受ける「ブロック」の練習ではなく、単一の技術を集中的に練習すること)のほうが楽しくて満足度が高いのかもしれない。


試合では勝てないかもしれないが、ミスせずにずっと続けるというのは、それはそれで卓球の楽しさの一側面である。偉そうにこんなことを書いている私も、自慢ではないが、切り替えが満足にできない。イレギュラーな要素のないブロック練習も、レベルに応じて取り入れることが大切だと思う。

まとまりのない文章で申し訳ない。
言いたいことは、ブロック練習とランダム練習にはどちらにも長短所がある。
それと読者の皆さん、コメントで卓球についての議論をしましょう、ということである。
たとえば効果のあったランダム練習などをコメント欄で紹介していただけると、ありがたい。