私は中国の卓球事情をあまり知らない。全て卓球王国等の日本のメディアからの情報から間接的に知るだけだ。
中国の生の卓球情報が知りたいと思い、中国人の卓球好きの方に聞いてみたら、「捜狐」というサイトで情報を得ていると教えられた。

「捜狐」
http://sports.sohu.com/1/1102/47/subject204254705.shtml
sofu

捜狐というのは、日本で言えばyahoo japanのような総合サイトで、その中の「体育」→「乒乓」というところから中国の卓球情報が得られる。もちろん中国語である。

中国語ではさっぱり分からないのだが、ブラウザGoogle Chromeの翻訳機能を使ってみれば、ある程度は分かるかもしれない。

ゆうヤンシャイ子
6月22日に北京時間は、2014年日本卓球オープンは近くに来た。中国の小さな海の決勝戦は、4-2逆サブホスト星の水谷魔法の勝利に開催されます、馮天薇はチャンピオンを取得し、福原はチームメイト相手との女子ダブルス金メダルを取得する。

機械翻訳のすごい日本語訳に驚かされつつも、なんとか意味をとることができないこともない。
「ゆうヤンシャイ子」「小さな海」というのは、今年のジャパン・オープンで優勝した于子洋選手のことである。

無題

日本ではあの決勝戦の水谷戦はかなり問題になっていた(前記事「忘れられる権利」)が、中国ではあの判定のことは取り上げられていないらしく、非常に好意的に「新たな神童の誕生!」といった報道のされ方だった。「シャイ子」というのは、この于選手がはにかみ屋で奥ゆかしい性格だということらしい。

最近の記事を見ると、注目を集めているのは趙子豪Zhao Zihao選手である。

zhao
うれしいことにペンホルダー

わずか17歳でボル選手に勝利(超級男子13節)し、最近は張継科選手も破り、今年の全国錦標賽大会(毎年行われる中国の全国大会)団体戦で上海チームの優勝に貢献したのだという。
その記事の日本語訳

人民解放軍は山東省チームの3-0スイープに、前回の準決勝では、上海の男子チーム決勝で上海チームを強制的に参加し、オーバーストレート3-2番狂わせの勝利だけ17歳のティーンエイジャ趙Zaihao 張継科は、PLAチームは3-0で勝利を掃引する北京のトップのチームが破って3-2と第一セットで樊振東を含め、資格マローンを、キーポイントを獲得した。

う~ん、先ほどの記事よりも日本語が壊れている…やっぱりこの日本語訳はかなり苦しい。

【まとめ】
Google Chromeの日本語訳で中国の生の卓球事情を知ることはできないかと思ったのだが、現実はそれほど甘くなかった。日常会話程度ならそこそこ翻訳できるかもしれないが、卓球の記事の翻訳は実用性に難がある。「中国の卓球事情がどうしても知りたい」という強い意志と、壊れた日本語と原文との対照をするだけの時間的余裕がなければこの日本語を理解するのは難しいだろう。Chromeの翻訳機能はまだ雰囲気を楽しむ程度にしか進歩していないようだ。これからのさらなる機械翻訳の進歩を望む。