うちに子供が工作の時間に作ったペン立てがあった。

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これがなかなかやっかいなもので、肉厚なため、容積が小さく、とんでもなく重い。紙コップのほうがはるかに使い勝手がいい。しかもデザイン的にも、スタイル的にも美しくない。しかし、子供の作ったものなので、捨てるわけにもいかず、持て余していたところ、非常に有意義な使い方を思いついた。

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ラケットコート(といっても、100均で売っていた水性ニスだが)を塗布して、乾燥するまで挿しておく土台として最適だったのである。口が小さいので、ラケットが倒れない。しかも無意味に重量があるので、安定性抜群である。

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さらにこうすれば、まさにペン立てになる。

世間では接着剤やラケットコートを塗ったラケットをどうしているのだろうか。接着剤なら片面ずつ塗って放置しておくのもわかるが、ラケットコートの場合は片面ずつ塗って乾かすのはシンキクサイ(関西弁)。このような用途のグッズが各社から発売されていないのは意外である。「のばしっこ」のような、わざわざ買わなくてもいい(ラバークリーナーを転がして使えばよい)ようなものまで製品化している卓球メーカーなら、このような「ペン立て」を製品化してもよさそうなものだが。
nobasikko

うちにある不要になったものがリユースとして、有効に使われるというのはとても気分のいいものである。ただし、この「ペン立て」は相当重量があり、安定していないと役に立たないので、一般的なペン立てでそのまま代用することは難しいだろう。