宋恵佳選手は女子選手には珍しいペンホルダーの選手として注目されている。
itTVのベラルーシオープン、U21決勝での彼女のプレーを観ていると、ずっとぴょんぴょん跳ねて、体でリズムをとっているのに気づいた。
http://www.ittf.com/ittv/

ベラルーシオープンのyoutube動画がないので、代わりに台北ジュニアオープン決勝(対 鈴木李茄選手)の動画を貼っておく。



リズムについては以前も取り上げた(「リズムのとりかた」)が、あれは言葉でリズムを整える、心理的な方法だった。今回はカカトやヒザを使った身体的なリズムの取り方である。今まで、こういうリズムの取り方を意識したことがなかったが、意外に効果があるのではないだろうか。
まず、足がすんなり出るようになる気がする。「あの程度の距離なら、腕を伸ばせば届くかな」といって横着していたボールを「まぁ、動いてるし、ついでにちょっとそこまで移動するか」という気分になる。また、ぴょんぴょんによって重心移動が手軽にできるようになり、ちょっとした打球でも体重をかけて打つことができるような気がする。また相手によってぴょんぴょんのピッチを変えたら、早いピッチのラリーや遅いピッチのラリーにタイミングを合わせやすくなるような気がする。

宋選手にかぎらず、女子選手の多くはラリー中、軽くぴょんぴょん跳ねている。しかし、私は宋選手が最も躍動感のあるぴょんぴょんの使い手だとにらんでいる。そういえば、以前ARP理論について紹介した(「ARP理論―新しい卓球のかたち?」)が、ここでも踵でリズムをとることを推奨していた。ぴょんぴょんには何か真理が隠されているのかもしれない。
男子選手でぴょんぴょんしている選手は多くないので、ちょっと恥ずかしいが、早速これから取り入れてみようと思う。