1週間以上練習していないので、前回の練習で掴んだ感覚を忘れつつある。これではいけないと思い、シャドー・プレーというのをしてみることにした。単なる素振りではなく、実際のシチュエーション――たとえばサービスから相手のレシーブをフリックで起こし、ラリーにつなげるというシチュエーションで素振りをするのだ。今風に言えば、「エア卓球」である。「脳内ラリー」とともに、台に着けないときには効果のある練習法だと言われている。
そんな練習をしていて、自分のスイングスピードがかなり遅いことが気になった。理由は分からないが、なんだかラケットが重く感じる、スイングに力が入らない…ような気がするのだ。この気持ちの悪い状態をなんとかしたいとむやみに素振りをしてみたのだが、やっぱり何かが狂っている。
そんなとき、目に止まったのが2kgのダンベルだった。それを握って素振りをしてみると、重すぎてとてもまともに振れない。スイングの終点で腕が引っ張られる。しかし、これだけ重いと、腕だけで振れないので、身体全体で振ることになり、もしかしたらスイングにいい影響をもたらすかもしれない。
見目剛廣氏も「超効くコツDVD」の中でダンベルの素振りを勧めていた。スイングを楕円にするのに効果があるとのこと。
100円ショップでもこんなスタイリッシュなダンベルが売っているらしい
しばらくダンベルで素振りをしてから、ラケットに持ち替えて素振りをしてみると、驚くほど軽い。力を入れずに速いスイングスピードで振ることができる。これはもしかしたら使えるかもしれない。
マラソンで高地トレーニングというものがある。酸素濃度の薄い高地で身体に負荷を与えてトレーニングし、身体を高地の環境に慣れさせてから、平地でレースに出ると、驚くほど身体が軽くなるのだという。最近はわざわざ高地に行かずとも、酸素濃度を薄くしたトレーニングルームがあって、そこで手軽に「高地トレーニング」ができると聞いたことがある。競技によっても効果は違うと思うが、持久力に結果が左右される競技なら、平地でトレーニングを続けたときよりも好成績が出るに違いない。またもや私の思い込みかも知れないが、同様に試合の直前にダンベルによる素振りを1時間ほど続けたら、試合でラケットが軽く感じ、スイングスピードが速くなるのではないだろうか。
【追記】140510
『これで完ぺき!卓球』(ベースボールマガジン社)によると、ダンベルはラケットハンドだけでなく、フリーハンドにも持ったほうがいいのだという。そうしないとバランスが崩れてフォームが歪んでしまうようだ。
そんな練習をしていて、自分のスイングスピードがかなり遅いことが気になった。理由は分からないが、なんだかラケットが重く感じる、スイングに力が入らない…ような気がするのだ。この気持ちの悪い状態をなんとかしたいとむやみに素振りをしてみたのだが、やっぱり何かが狂っている。
そんなとき、目に止まったのが2kgのダンベルだった。それを握って素振りをしてみると、重すぎてとてもまともに振れない。スイングの終点で腕が引っ張られる。しかし、これだけ重いと、腕だけで振れないので、身体全体で振ることになり、もしかしたらスイングにいい影響をもたらすかもしれない。
見目剛廣氏も「超効くコツDVD」の中でダンベルの素振りを勧めていた。スイングを楕円にするのに効果があるとのこと。
100円ショップでもこんなスタイリッシュなダンベルが売っているらしい
しばらくダンベルで素振りをしてから、ラケットに持ち替えて素振りをしてみると、驚くほど軽い。力を入れずに速いスイングスピードで振ることができる。これはもしかしたら使えるかもしれない。
マラソンで高地トレーニングというものがある。酸素濃度の薄い高地で身体に負荷を与えてトレーニングし、身体を高地の環境に慣れさせてから、平地でレースに出ると、驚くほど身体が軽くなるのだという。最近はわざわざ高地に行かずとも、酸素濃度を薄くしたトレーニングルームがあって、そこで手軽に「高地トレーニング」ができると聞いたことがある。競技によっても効果は違うと思うが、持久力に結果が左右される競技なら、平地でトレーニングを続けたときよりも好成績が出るに違いない。またもや私の思い込みかも知れないが、同様に試合の直前にダンベルによる素振りを1時間ほど続けたら、試合でラケットが軽く感じ、スイングスピードが速くなるのではないだろうか。
【追記】140510
『これで完ぺき!卓球』(ベースボールマガジン社)によると、ダンベルはラケットハンドだけでなく、フリーハンドにも持ったほうがいいのだという。そうしないとバランスが崩れてフォームが歪んでしまうようだ。