しろのたつみ



卓球について考えたこと、
気づいたこと(レベル低いです)
を中心に中級者の視点から綴っていきます。




2013年01月

全日本が丹羽選手の衝撃的な優勝で幕を閉じてから2週間。
丹羽選手のプレーも研究しなければと思い、ビデオを見ていたのだが、丹羽選手はレシーブの時に2~3歩歩き出すということが分かった。相手がボールを投げあげた時に身体を起こし、相手のトスの頂点付近でトコトコと歩き出すのだ。これがレシーブの時に有効なのかもしれない。上手な人によると、相手がボールを打ってから動き出すのでは間に合わないのだそうだ。相手のインパクトの前にある程度動いているというのは常識らしい。
次のビデオは水谷選手と丹羽選手との試合だが、水谷選手は相手のサービスのインパクト寸前に少しだけ動く感じだが、丹羽選手はかなり早い段階で動き始めている。これが2球目に厳しいボールを打つのに役に立っているのかもしれない。



卓球には関係ないが、今日あったことの報告。同じようなトラブルで困っている人がいるかもしれないし。

最近、IEの表示が乱れて困っていた。画面の画像が全部三角形に表示されてしまう。ムービーメーカーやメディアプレーヤー、フォトアルバムなどのマイクロソフトの他のプログラムでも画面が乱れてしまう。しかし、firefoxでは異常がないのでとりあえず使えていたのだが、気になるのでATIのグラフィックボードのドライバを再インストールしてみたところ、画像の乱れが修復されて、一安心かとおもいきや、また画像関係の調子が悪くなった。動画編集ソフトが落ちてしまったので、再起動してみたところ、windowsが立ち上がらない…。画面が真っ黒。HDDにはアクセスしているので、しばらく放っておいたが、30分しても立ち上がらない。冷や汗が出てきた。

バックアップなどはとっていないので、これからOSを再インストールしようと思ったら、おそろしく煩わしい作業を経て元の環境を再現しなければならない。なんとかならないか…。

セーフモードで立ち上げてみようと思い、電源を入れ直し、F8キーを連打。しかしピピピピピピというビープ音がなるばかりでセーフモードでも立ち上がらない。ついさっきまでは調子が悪いとはいえ、動いていたのに。

直感的にこれはハードウェア的なトラブルではないだろうかと感じた。HDDの配線の接触不良とか、グラフィックボードの差し込みが甘くなっているとか。とくにグラフィックボードはさっきまでトラブルがあったので怪しい。

筐体を開けて、ハードディスクの配線を確認してみる。そしてグラフィックボードを触ってみる。熱い…あっもしかしいてこれか?

グラフィックボードには冷却ファンが付いているのだが、中の配線がそのファンの上に垂れ下がっていて、ファンの回転を止めていた。そこで、配線をよけてみたところ、ファンが回りだし、それで再起動してみたら、無事windows(うちのはvista)が立ち上がった。

ほっとした。

パソコンのトラブルというのはいつ襲ってくるかわからない。今回のトラブルは非常に原始的な問題だったが、これをソフトウェア的なものだと思い込んで解決法を探していたら、2~3日が無駄になったかもしれない。

私たちの文明はうまくいっている時には信じられないほどの便利さを享受できるが、一旦トラブルに見舞われると、全てが立ち行かなくなり、おそろしいほどの手間がかかる。まるで福島の原発事故の教訓を個人レベルで体験したかのような数時間だった。

【追記】
あれからしばらくして、また立ち上がらなくなった。
やはりグラフィックボード(ATI RADEON HD4850)のドライバの不具合だったらしい。
「コンピューター」を右クリック、「管理」→「デバイスマネージャ」→「ディスプレイアダプタ」からグラボを選び、細心のドライバから、古いドライバに戻したら、立ち上がるようになった。

【追記2】
またしばらくして立ち上がらなくなった。まったくやっかいである。そのまま3ヶ月ほど放置しておいたのだが、年賀状のことを思い出し、「あのPCが治らないと、来年の年賀状の時、たいへんなことになる」と一念発起し、この連休にまたいじってみることにした。しかし、ソフトウェア的にやれることはやったので、残っているのはまたハードウェア的なことだけだ。筐体を開け、グラボを抜いてみた。そうしたら、ものすごいホコリだった。復元可能な程度にネジを外し、いろいろなところを開けてみたのだが、数年分のホコリがたまりまくっていた。それを掃除機で吸い取ると、立ち上がるようになった。なんかこんな原因ばっかり。

イギリス卓球協会ETTAのサイトで紹介されている”Instant Ping Pong"というおもちゃがほしい。
ETTA "Instant PingPong"

Youtubeからでも見られる。


卓球台が自宅に欲しい。
ちょっと暇な時、サービス練習とかできて、ボールを打つ感覚が鍛えられるし…。
でも集合住宅では置くスペースがない。
たしか、どこかのページで半面の卓球台を売っていた。縦長で270センチあって、縦の長さは国際規格と同じというスグレモノ。しかしあれもかさばるなぁ。

バタフライのミニピン台DXはどうだろう?
pin dai
ちょっとボールの弾みを確かめる用途なら、これでも十分いけそうだ。面積が国際規格の1/4だというし、使わないときは机にもなりそうだ。15000円ほどで買えるらしい。

しかし上のインスタントピンポンを見て、考えが変わった。
そうだ!インスタントピンポンがあれば、別に台を買わなくてもいいんだ!
その辺の机で卓球ができるのだ!
しかし、扱っている店が少なく、しかも高い。5000円ぐらいするようだ。
これって自作できないだろうか。

自作といえば、メタルラックに網をかければ、防球ネットとして使えるのではないか。

metal rack
アイリスオーヤマのメタルラック

このラックにネットをかけたら、10000円未満で収まるはずだ。
一般の防球ネットは詐欺かと思うぐらいに高い。
ballguard
こんなのが30000円前後っておかしいでしょ?

球出しようのカゴも、ホームセンターで同じような形状の洗濯かごが3000円ぐらいで売っているのにこの価格。
ball stand
TSPボールスタンドP 7000円ぐらい。

いろいろ取り留めもないことを書いてしまったが、要するにインスタントピンポンがとてもほしいが、もっと安価にして販売してくれるお店があればなぁということだ。3000円なら買うのだが。


私はよく300~500ページぐらいの本を持ち歩いているのだが、カバンが重くて疲れる。
しかも、カバンに入れて持ち歩くと、本が傷む。雨の日はさらなり。晴れている日でも1週間ほどカバンに入れていると、表紙が傷ついたり、折れたりして、汚くなってしまう。

そこで今、話題の電子ブックリーダーに興味が湧いた。

iphoneよりも大きな画面で8000円~10000円程度で手に入るというのだから驚きだ。

私はいろいろ悩んだ末にソニーのリーダーT2という機種を選んだ。結果から言うと、非常にいい買い物をしたと思っている。まだ、購入して数日しか経っていないが、今回はこの使用感などを書いてみたい。

私の使用目的は以前に作っておいた大量のPDFファイル(いわゆる「自炊」ファイル)を読むことである。
優先順位順に書くと、次の通り。

1.自炊文書ファイルの閲覧
2.自炊マンガファイルの閲覧
3.インターネット(メール・WWW閲覧)
3.辞書(国語・英和)
4.スケジューラー、メモ、TODOリスト等
5.音楽観賞

現在は電子ブックリーダーの過渡期だと考えられる。3年後にはおそらくはるかに完成度の高い製品が出てくることだろう。そうすると、今は「つなぎ」で、2~3年後に買い換える前提で、ある程度妥協するのが賢明だろう。安くて、軽くて、そこそこ使えるものがいい。

まず、最初に思いついたのはamazonのkindle paperwhiteだ。これは8000円で性能も高く、総合的な完成度が高いという。しかし気になるのがインターネットの制限だ。この機種がwifiを備えているのはamazonで電子書籍を購入するためで、それ以外の使用はあまり想定されていないらしい。それから自炊ファイルを持ち歩くためのメモリが貧弱で、システム領域を除いて1GB強しか残らないという。ネット上のストレージが2GBあるということだが、2GBでは心許ない。

次にreader T2 が候補に上がるが、これはkindleに比べて2000円高い。そして解像度がkindleよりも低い(kindleは758×1024、T2は600x800)。だが、ネットの制限が緩いらしい。また、SDカードが刺さるので、最大32GBまで増設できる。kindleにはないハードウェアボタンもついている。

悩みに悩んだ末、自炊データリーダーとしては、T2が優れていると判断し、購入。ソニーストアの電子ブック図書券?1000円分と、3年間の保証(落としたりして壊しても無料修理)がついてきたので、値段の差は相殺されたと考えている。

以下に自分の目的がT2でどのぐらい達成されたかをコメントしていく。点数は私の満足度。

1.自炊文書ファイルの閲覧:80点
画像ファイルは字が小さいと読めないものも出てくる。

reader 1

上はA4サイズの本のコピー。画面を90°回転しても、フリガナどころか、本文を読むのも苦しい。

reader 4

それを4分割モード(画面を4分割して拡大して表示)にすると、ギリギリ読める。ただ、このモードは
A
1 3
2 4

B
2 1
4 3

という順番で1枚の画像を読むことができる。つまり、
Aなら、

左上→左下→右上→右下

という順序(横書きの文書。洋書や和書の実用書など)で読める。
これは見開きの横書きの文書なら読みやすいが、縦書の文章は読みにくい。
Bはマンガを読むのに重宝する順序だ。しかし、上の写真のように二段組の縦書の文書を読むための

3 1
4 2

というモードも作ってほしかった。
ページめくりなどはそれほど早くない。しかし読書をするのに支障が出るほどではない。本をしょっちゅう入れ替えて、あちこちを参照しながら読むのはストレスが溜まるが、ゆっくり1冊の本をよむのには問題ない。それに普通の液晶と違ってE-Inkという液晶自体が発光しない画面なので、目が疲れにくく、電池の持ちもいい(おそらく激しい使い方をしても、数日は充電の必要がない?)。いちいち電源を切らずに、読み終わったら、そのまま放置してスリープモードに入らせるという使い方をしている。

2.自炊マンガファイルの閲覧:70点
フリガナや筆者の手書きの文字を読むのは難しい場合が多い。それだけでなく、普通のセリフも読めない場合がある。A5サイズのマンガを1ページずつスキャンした場合は問題なく読めるのだが、見開きでスキャンした場合は読めない場合が多い。リーダーストアで購入するマンガはもちろん問題なく読める。

3.インターネット(メール・WWW閲覧):50点
プロキシに対応していないので、会社や学校などの無線LANには繋げない可能性が高い。
自宅の無線LANで使うのがメイン。公衆無線LANは使ったことがないが、たぶん大丈夫だと思う。
普通のブラウザのように使うのは難しい。gmailでメールを書こうとすると、落ちる。他のウェブメールは試していないが、使えるウェブメールもありそうだ。ニュースサイトなどを閲覧することは可能。しかし動画などは見られない。
wikipediaなども見られる。文字ベースのウェブページは見られることが多いのだが、お世辞にも表示が速いとは言えない。WWWブラウザはないよりはマシといった程度の機能だろう。あまり期待しなければ、意外に嬉しい機能かもしれない。

3.辞書(国語・英和):80点
まだ、あまり使ったことがないが、大辞林の3版とジーニアスの英和4版がついているのはありがたい。テキストが埋め込まれているPDFなら、範囲を選択してそのまま辞書で調べられるはずだが、まだうまく行ったことがない。電子辞書のようにキビキビと反応してくれず、表示に時間がかかるので、頻繁に引くのは厳しい。しかし値段を考えると、この2つの辞書(他にも英英辞典)がついているなら合格だろう。

4.スケジューラー、メモ、TODOリスト等:90点【追記】→60点に変更
Evernoteという、クラウド機能を使ったメモ機能がある。これはビジネスの世界ではかなり普及していて、使いこなせば便利そうだが、まだ使い方がよくわからず、ほとんど使えていない。
手書きのメモ帳が反応が早く、なかなか使いやすい。子供のお絵かき道具として大人気である。

【追記】
スケジューラーやTODOメモはついていなかったのに気づいた。よって満足度を60点に変更した。
Evernoteはイマイチ使い方が分からない。PCでウェブページを切り抜いて(PCにそれ用のソフトをインストールする必要あり)、ネット経由でreaderに送るのだが、反映されるのが遅い。ちゃんと調べていないが、分単位では反映されなさそう。PDFファイルは送れないといった使い勝手の悪さがある。

5.音楽観賞:0点
この機能は前モデルには付いていたらしいが、当モデルでは省略されていた。語学学習用にMP3の再生機能はほしかったのだが。

まとめ
まだあまり使いこなしていないのだが、値段を考えれば大満足である。総合点で言うと、85点である。一番の目的である自炊PDF文書の閲覧が十分実用的だったので、買って本当に良かった。それからインターネット系の機能がまぁまぁ使えたのもよかった。E-Inkの白黒画面はほとんど紙の本と変わらない、目の疲れにくさで、電池の持ちがすばらしい。また、ハードウェアボタン(ソフトウェアボタンだと、たぶん反応が微妙なので、ストレスが溜まる)と大容量のSDストレージ、同等の機種の中で最軽量の持ち運びやすさと保証の充実など、いい部分がたくさんある。

改善点としては、
・全体的に処理が速いとは言えない点
趣味の読書でのんびり読んでいる分には不満はないのだが、あちこちを参照しながら読書をしようとすると、かなりストレスが溜まる。たとえば、2つの本を交互に立ちあげて、さらにその中の語句を辞書やネットで調べながら読もうといった用途には適さない。イライラする。

・システムの使い勝手があまりよくない。パソコンとの連携に使うebook Transfer for Readerも含めての評価だが、パソコンからT2に文書を転送したつもりでも、「本棚」に表示されなかったり、ファイルが多い時に「コレクション」という機能で下層のディレクトリのようなものが作れることは作れるのだが、いまだに使い方がよく分からない。お目当てのファイルがどこにあるか探しづらいし、1層しかディレクトリが作れないようなので、32GBのSDストレージがあっても、大量の本を効率的に探すのが難しい。
・Reader Storeという電子書籍の店で本が買えるのだが、全く安くない。定価販売なので、今のところ買う気は起こらない。せめて2割引ぐらいなら、購入意欲も少しは湧くのだが。

ソフトウェアの改良で電子書籍リーダー Wi-Fiモデル/6型 PRS-T2は さらにいい製品になると思う。
私と同じ用途で使う人なら、これは「買い」である。

【追記】
現在100冊ほどの本をSDに入れていると思う。それで重くなるということはないのだが、使い続けていると、やはり仕様としての動作の重さが気になってくる。小説やマンガのような趣味の読書なら、問題ないのだが、仕事の資料など、頻繁に数ページ戻って参照する必要のある文章はこの動作の重さにうんざりする。
それから書名がおかしな記号列になってしまう場合がある。自炊したファイルをアドビーアクロバット(有料版)でプロパティーの中の書名を変更したにもかかわらず、表示される書名に反映されない。この不具合をなんとかしてほしい。

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