しろのたつみ



卓球について考えたこと、
気づいたこと(レベル低いです)
を中心に中級者の視点から綴っていきます。




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激安ラバー貼りラケットの性能は(ユニバーサルリボン シェーク 1000)

ラージボール用品は高い。しかし徐々に低価格の製品が出始めている。
ラバーはクリッター44がジャスポで1890円、ラージ44DXが1969円。

clitter
large44dx


ラケットはラージスーパーシェークが3675円、TSラージが3927円。

large super shake
tslarge


これなら1本あたり8000円ほどで購入できる。しかしもっと安価にラージボール用ラケットを購入することはできないだろうか。ラージ用のラバー貼りラケットは約3000円ほどで手に入る。

giant large44ジャイアントラージ380S 2713円
specialist neoスペシャリストネオ 3161円

しかし、うちにある使い古しの表ソフトを有効活用できないものかと考えて、ユニバーサルリボンシェーク1000(以下UR1000)を購入してみた。このラバー貼りラケットは、片面が表ソフトという非常にユニークなラバー貼りラケットである。
universal ribbon

価格も激安でジャスポ価格735円である。わずか700円強でラバーが2枚貼ってあるラケットが買えるなんて、とんでもないコスパである。これは試す価値がある。以下UR1000のレビューである。

結果から言うと、あまりよくなかった。
・重量:177g ズシッと重い。
・弾み:全く弾まない 
・品質:良くない。側面から見ると、板が潰れている部分がある
SN3B0480

ラバー:裏ソフトのほうを剥がしてみたが、わりと剥がしやすかった。接着剤が残ることは残るが、ブレードを念入りにタワシかヤスリで擦ってやれば、ラバーの貼替えも可能。表ソフトのほうの質感はカチカチである。1枚ラバーかと思うような打球感だった。このカチカチラバーでラージボールをスマッシュしたら、一発で逝ってしまいそう。余談だが、先日JUICのラージトレーニングボールを買って打ってみたら(ラージ用ではない普通の表ソフト)、スマッシュ一発で割れてしまった(それからは「もっとピンポンっぽくやろう」ということになった)。ラージボールはラバーの品質よりもまず、ボールの品質をなんとかしてほしい。

まとめ
ラージ用のラケット+ラバーは安くなってきているが、シェークなら8000円ほどする。もっと安く上げたければ、おとなしく3000円ほどのラージ用ラバー貼りラケットを買うことをおすすめする。

テンションラバーの不思議

私の愛用しているラバーはフレクストラとか、オリジナル・エクストラとかタリビットである。あるいは輸入中国ラバーの水星2、キョウヒョウなどである。これらは実売価格2000円以下である。
flextra

OE
tarbit

中国ラバーはともかく、日本のこれらのラバーは安くて、クセがなく、ちゃんと引っかかりもある。何も不満はなかった。あの時までは。

子供の頃少し卓球をやっていたという人(A)と先日卓球をした。Aくんはなかなかアグレッシブな打ち方をする初級者だった。ラケットを持っていないということだったので、私のラケット(フレクストラ付き)を貸してあげた。久しぶりなので、はじめのうちはちっとも入らなかったが、次第に勘を取り戻し、両ハンドでかなり入るようになってきた。

翌週、Aくんは友人(B)を連れてきたので、いっしょに卓球をすることにした。BくんはAくんよりも上手で、威力のあるドライブも打てたし、横回転のかかったサービスをレシーブすることもできた。3人で卓球をしているうちに、Bくんが用事ができてしばらく席を外したので、AくんはBくんの使っていたラケットを使わしてもらうことになった。すると、本人もビックリするぐらい入るようになった。低く、無理な球をバックハンドで強打しても入ってしまう!Aくんの実力からすると、超ファインプレーである。しかも、打ったボールは相手側でグンと伸びる。いったいAくんに何が起こったのか。実はBくんのラケットにはテナジーとブライスが貼ってあったのだ。

tenergy05
bryce


Aくん曰く
「フレクストラは、ボールを強く打ち過ぎるとオーバーするし、スピードが足りないとネットにかかってしまう。しかし
テンションラバーは強く打っても弱く打っても、どんな打ち方でもコートに入ってしまう!」

Bくんのラケットはバタフライの数年前の最安ラインのもの。しかしラバーは両面高級ラバー。ラケットではなく、明らかにラバーの性能のおかげである。Bくんによると、週1時間ぐらい練習し、1年以上張り替えていないらしい。シートの引っ掛かりは私のフレクストラと変わらない、あるいはそれ以下かもしれない。しかしシートのグリップ力云々ではなく、何かが根本的に違う。

テンションラバーは不思議である。威力のないボールに威力を与えるだけなら、単に弾みをよくすればいい。しかしテンションラバーは強く打っても弱く打っても入ってしまうのだ。

私も少し使わせてもらった。どんな打ち方でも入るというのは大げさだが、たしかに「あっミスった!」というボールでも入ることが多い。ズルイ!しかし、使いたい。テンションラバーを使えば、調子の波がかなり小さくなるのではないだろうか。なるほど、テナジーがあんなあり得ない価格にもかかわらず大人気で品薄だというのも分かる気がする。世間の人はこんな反則的に便利なラバーを使っていたのか。とすると、私がよく惜しいところで負けているCさん(エクステンド使用)。もし私がテンションラバーを使うようになったら、Cさんに互角、あるいは少し勝ち越せるかもしれない。

20年前と比べて、ラケットは徐々に進化していると思う。しかしラバーは劇的に進化したのではないだろうか。テンションラバーはまさに画期的な製品だと思う。お金に余裕ができたら、きっとテンションラバーを使ってやるぞ!

【追記】
『卓球レポート』2013年2月号でテナジーの特集があった。その中で、テンションラバーはスポンジに深く食い込ませることによって、ボールの回転や角度を緩和し、ブレードの向いている方向にまっすぐ返球しやすいとあった。これが「どんな打ち方でもコートに入ってしまう」秘密なのかと思った。
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